山陰合同銀行が取扱開始する「ごうぎんカーボンオフセットサポートローン」の運営をバイウィルが支援

非化石証書の活用による再エネ化・カーボンオフセットを通じて、地域脱炭素の推進に貢献

日本全国47都道府県のカーボンニュートラル実現を目指す株式会社バイウィル（本社：東京都中央区、代表取締役社長：下村 雄一郎、以下「バイウィル」）は、株式会社山陰合同銀行（本店：島根県松江市、取締役頭取：山崎 徹、以下「山陰合同銀行」）が2024年5月17日に取扱開始する「ごうぎんカーボンオフセットサポートローン」の運営を支援します。

本ローンでは、山陰合同銀行による融資実行とともに、同行の子会社であるごうぎんエナジー株式会社（本社：島根県松江市、代表取締役：安喰 哲哉、以下「ごうぎんエナジー」）が非化石証書(*1)を提供することで、借入企業のカーボンオフセット(*2)を支援します。
また、ごうぎんエナジーは本ローンのほかにも、お客様のニーズに応じて非化石証書を提供する「非化石証書仲介サービス」も開始します。
バイウィルは、ごうぎんエナジーによる非化石証書の調達をサポートします。

バイウィルと山陰合同銀行は2023年3月に「カーボンニュートラルの取組に関する連携協定」を締結し、環境価値の創出・流通を中心に、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みを進めてきました。

本ローンの開発により、環境価値の流通をさらに促進することで、地域の脱炭素・カーボンニュートラル実現に向けて前進します。

*1：非化石証書とは、発電時に化石燃料を使用せず大気中の二酸化炭素を増加させない「非化石電源」がもつ「二酸化炭素を排出しない」という環境価値を、エネルギーから切り離して取引・購入できるようにしたもの。非化石証書を購入することで、実質的に再生可能エネルギーを利用していると見なすことができる。

*2：カーボンオフセットとは、事業者が自社だけの努力ではどうしても減らしきれない温室効果ガスを、カーボンクレジットや証書など、ほかの場所で実現した温室効果ガスの排出削減・吸収量を購入できる環境価値に換えたものの購入により埋め合わせること。

【ごうぎんカーボンオフセットサポートローン　概要】

山陰合同銀行は2024年5月17日 （金）、地域の脱炭素実現に向けて、バイウィルが開発を支援した「ごうぎんカーボンオフセットサポートローン」の取り扱いを開始します。

本ローンは、山陰合同銀行が融資に併せて、借入人へ非化石証書を寄贈するものです。寄贈量は山陰合同銀行が所定の方法で計算し、非化石証書の仲介事業を開始したごうぎんエナジーが調達を代行します。バイウィルは、これまでの経験・実績を活かし、ごうぎんエナジーによる非化石証書の調達をサポートします。

本ローンにより借り入れした企業は、手間なく非化石証書を手に入れることができ、カーボンオフセットや国際イニシアチブ（CDP、RE100、TCFDなど）への報告、温対法対応に利用できます。

また、希望者には山陰合同銀行による対外発信サービスも提供しており、脱炭素への取り組みとしてPRに活かすことも可能です。

【本ローンの詳細に関するお問い合わせ先】

株式会社山陰合同銀行
ソリューション営業部 大久保氏　　TEL：[phone]
地域振興部 中尾氏　　TEL：[phone]

【バイウィル 会社概要】

■社名：株式会社バイウィル
■本社：東京都中央区日本橋2－3－21　群馬ビル6階
■公式サイト：https://www.bywill.co.jp/

■代表者：代表取締役社長　下村 雄一郎
■設立：2013年11月11日
　※2023年4月1日より、株式会社フォワードから株式会社バイウィルに社名変更
■事業内容：
・環境価値創出支援事業（クレジット創出）
・環境価値売買事業（クレジット調達・仲介）
・脱炭素コンサルティング事業
・ブランドコンサルティング事業
■パーパス：
『ずっと愛される日本を。意志の力で。』
常に変わりつづける世界の中、価値は多様化し、正しさも不確実なこの時代。
だからこそ、バイウィルは意志の力を信じ、あらゆるサステナブルな変革を後押しすることで、次世代にも誇れる日本を創ることに貢献します。