おいしく食べて自給率アップ!!
生活クラブの自給率は59%に
生活クラブは、可能な限り国産原料(飼料も含めて)を使用し、自給率の向上を目指している。
カロリーで自給率計算をしてみたところ、例えば、生活クラブの食材で作った「月見そば」の自給率は81%、それに対して国内の平均的な食材で作ると自給率は37%。同様に「ひじきの煮物」では、生活クラブが86%、平均が17%。「ギョーザ」では、生活クラブが62%、平均は15%。「肉どうふ」では、生活クラブが65%、平均が20%という結果になった。
生活クラブは、可能な限り国産原料(飼料も含めて)を使用し、自給率の向上を目指している。
カロリーで自給率計算をしてみたところ、例えば、生活クラブの食材で作った「月見そば」の自給率は81%、それに対して国内の平均的な食材で作ると自給率は37%。同様に「ひじきの煮物」では、生活クラブが86%、平均が17%。「ギョーザ」では、生活クラブが62%、平均は15%。「肉どうふ」では、生活クラブが65%、平均が20%という結果になった。

生活クラブの消費材は、可能な限り国産原料(飼料も含めて)を使用し、自給率の向上を目指している。2009年(2007年度供給分)から、農林水産省の「クッキング自給率」などを使い、生活クラブ組合員に供給した食品を国産原料と海外原料に分けて、その総カロリーを試算している。2010年(2008年度供給分)の試算では、生活クラブ自給率は59%で、国内平均自給率より14ポイントも高い結果になった。
農水省も認める「食料自給率向上」への寄与
生活クラブは組合員約32万世帯に食品を供給しているが、2009年の試算では、2007年度に供給した青果物を除く1167品目を対象に国産原料分を計算したところ、生活クラブ自給率は54.4%だった。
一方、同じ1167品目での国内平均自給率は42.7%。この数値は国全体の食料自給率41%とほぼ近い数値であるため、生活クラブの試算方法は、日本国内の平均的な食卓の自給率を反映している数値といえる。国内平均と比べると生活クラブは自給率で12ポイント、総カロリーでは108億kcalアップしていた。
「日本の食料自給率向上に寄与する優れた取組みを広く募集し、表彰する」という農林水産省の「FООD ACTIОN NIPPОN アワード2009」の審査結果が2010年1月15日に発表されたが、生活クラブは「国産消費材の供給により108億kcalの自給を高めた」として、製造・流通・システム部門で優秀賞を受賞した。
また、同じ部門で生活クラブの「こめ育ち豚」で「飼料用米」の普及を牽引した「飼料用米プロジェクト」((株)平田牧場、生活クラブ連合会、遊佐町、遊佐町飼料用研究会、JA庄内みどり、全農山形県本部の共同プロジェクト)も優秀賞を受賞した。
昨年の試算より4.6ポイントもアップ
今年(2008年度供給分)の生活クラブの試算では、ギフトなどの特別な取組品を除いた2676品目のうち、包材にカロリー表示のある品目、及び一次産品でカロリー表示が明らかな1992品目を対象にしました。昨年のクリスマス正月用品や青果物を除く1167品目より対象を拡大したことが特筆される。
試算の結果、1992品目の年間取組み実績の総カロリーは1034億kcalで、これらの品目の国産原料分を計算したところ610億kcalになり、生活クラブ自給率は59%になった。昨年の試算より4.6%ポイントアップした。
一方、上記の1992品目で国内平均自給率を計算すると45%。生活クラブ自給率は、国内平均自給率より14ポイントもアップしたことになる。また、総カロリーでは、消費材の供給によって約145億kcalの自給を高めたことになる。
昨年の試算に比較して生活クラブの自給率が高まった要因は(1)対象品目に青果物を含めたこと(2)青果物以外の消費材の対象品目を181品目拡大したこと─などがあげられる。
食品分類別に見てみると、生活クラブ自給率と国内平均自給率で大きな違いが出たものは、大豆加工品、他の穀類(小麦粉薄力粉・強力粉など)、めん類、調味料、菓子類、乾物・海藻などで、加工肉、生鮮肉、油脂類も健闘している。これらの生活クラブの食品の利用率が今後高まると、生活クラブと国内平均の自給率の差はさらに大きくなるものと予測される。
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