<女子会撮影に’掟’あり> 女子会カメラはコンパクトデジカメ派が8割、そこに欲しい機能は‘一眼レフ並みの高画質’
女子会撮影向上委員会では、一都三県/大阪/愛知の女子会参加経験者で、且つソーシャルメディアに登録している20~39歳の女性600名を対象に、「女子会参加者の写真撮影とカメラ」に関する実態調査を実施しました。
その結果、以下のような実態が浮き彫りとなりました。
◆女子会参加者の半数は‘写真撮影タイム’経験あり
うち9割が「皆で写真チェックをする」という女子会撮影に‘掟’あり
<女子会カメラはコンパクトデジカメ派が8割、そこに欲しい機能は‘一眼レフ並みの高画質’>
◆‘女子会リピーター’ほどソーシャルメディアに女子会写真を投稿
<ソーシャルメディア人気を狙う女子の「魅せ撮り」テクとは。中には「すっぴん」、「変顔」投稿も!>
■調査背景・目的
国内の景気低迷が続き、一般の消費者マインドは冷え込んでいる中でも、20~30代女性は「女子会」「習い事」「趣味」「ソーシャルメディア(Facebook、Twitter、mixi)」など、日々活発に活動し、多忙な生活を送っています。
本調査では、20~30代女性たちを対象にした「写真撮影とカメラ」というテーマを通じて、「女子会」での写真撮影の実態や、撮影するカメラの保有・意識、またそれらの写真を投稿するソーシャルメディアの活用実態なども明らかにしました。
■調査結果(抜粋)
Ⅰ 女性20~30代の「女子会」の参加経験率は60.1%。うち約半数(48.7%)が女子会で写真撮影をしている。
「皆で写真チェックをする」のは、約9割にのぼる。
Ⅱ 女子会参加者のコンパクトデジカメ保有率は9割、さらに欲しい機能を尋ねたところ、「一眼レフのような高画質撮影」(77.5%)。
Ⅲ ソーシャルメディアへの登録率は、女子会参加経験者(72.8%)が参加未経験者(48.6%)に比べて約1.5倍高い。
女子会への参加頻度が高いほど女子会写真をソーシャルメディアに投稿する傾向。
Ⅳ ソーシャルメディアに写真投稿する理由「自分が楽しんでることを周りにも伝えたいから」49.7% 。
Ⅴ 自己アピール、自己表現のために笑顔以外で投稿したことのある写真「変顔写真」14.0%、「すっぴん(素顔)写真」8.6% 。
Ⅵ ソーシャルメディア内でのアイコン写真の重要性について56.5%が「はい(重要)」と回答。
うち36.0%が自分の写真をアイコンに使用。
■調査結果
1.「女子会」での‘写真撮影’実態
◆女子会の形態はますます進化。最近は写真撮影をする女子会が増加傾向で、女子会参加経験者の半数近くが撮影を実施。
いまや合コンよりも開催率が高いといわれる「女子会」は女子たちの重要な社交の場として定着。女子どうしの情報交換をすると同時に‘写真撮影’も組み込まれることから、女子会参加女子は話題とビジュアルの両面で気合いを入れて臨んでいるのではないでしょうか。
・女子会の参加経験
女性20~30代の「女子会」の参加経験率は60.1%。
・女子会での写真撮影
約半数(48.7%)が女子会で写真撮影をしている。
◆‘女子会撮影’をする際のカメラは、携帯(スマホ)よりもコンパクトデジカメ派が多数。
全員が納得する写真になるまで撮影、など女子会には独自の‘女子会撮影ルール”がある模様。
全員チェックの‘掟’は、写真写りという女性にとって重要な要素に対して女性同士だからこその横並び意識的な平等観、「あとでモメないように・・・」といったリスクヘッジにもつながっているのでしょう。携帯ではなくデジカメが多いのも、全員のベストショットが撮れるクオリティの高い写真を求めての撮影ルールが背景にあると言えるでしょう。
・女子会での写真撮影後の皆での写真チェック
写真撮影後の皆での写真チェックの有無をみると、「はい(チェックする)」と「その時によって」(54.1%)を合わせた『チェックする計』が89.0%を占める。
・女子会で撮影するカメラの種類
写真撮影をする人のカメラは、「コンパクトデジカメ」(77.7%)が最も高く、「携帯カメラ」(56.5%)、「スマートフォンのカメラ」(42.1%)が続く。
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2.「女子会」リピーターとカメラ
◆コンパクトデジカメは女子会でも活用する馴染みのあるカメラではあるが、一方でこれから欲しいカメラの条件として「画質のキレイさ」を挙げている。
女子たちは今持っているデジカメに必ずしも満足はしていないようです。「(自分が)少しでもキレイに写りたい」という「魅せ撮り」機能を求める心理が一眼レフ並みの高画質ニーズに表れているのでしょう。
・コンパクトデジタルカメラの保有
コンパクトデジタルカメラの保有率は89.0%。
・コンパクトデジタルカメラに欲しい機能
コンパクトデジタルカメラ保有者に、コンパクトデジタルカメラに欲しい機能を尋ねたところ、「一眼レフのような高画質撮影」(77.5%)が最も高く、「連写により、最高の一枚を選ぶ機能」(41.4%)が続く。
◆高画質を叶える一眼レフに対しては欲しいと思いながらも価格のほか、「重さ」や「持ち歩きの悪さ」が大きなハードルとなっている模様。
女子たちにも一眼レフカメラに憧れている人は増えているようですが、やはり女子には使い勝手が悪いイメージを持っているようで、まだまだ女子と一眼レフカメラの距離はあるようです。
・これまでに一眼レフカメラを欲しいと思ったか
一眼レフ非保有者に、一眼レフカメラを欲しいと思った事があるかを尋ねたところ、「はい(欲しいと思ったことがある)」が60.8%。
・一眼レフカメラの未購入理由
一眼レフカメラを欲しいと思ったことがある人の、購入していない理由は、「高そう」(78.9%)、「重くて、持ち歩くのが大変そう」(57.6%)、「取扱いが難しそう」(39.5%)が続く。
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3.「女子会」とソーシャルメディア
◆女子会参加率と同様にソーシャルメディア登録も6割以上の女性が該当。女子会写真の投稿先としても活用されており、女子会とソーシャルメディアは切っても切れない関係にあるといえる。
この相関をみる限り、女子にとっての女子会とはその場限りの楽しみを共有する会にとどまらず、「周囲に発信する」「自己表現」のためのネタ作りの場にもなっているのではないでしょうか。
・ソーシャルメディアへの登録
(プレ調査の結果より)女性20~30代のソーシャルメディア(Facebook、twitter、mixiなど)への登録率は63.1%を占め
女子会参加経験別でみると【参加経験あり】では「(ソーシャルメディアへ)登録している」が72.8%と【参加経験なし】(48.6%)に比べて高い。
◆女子会写真の投稿率をみると女子会独自の‘撮影’ルールもソーシャルメディアを意識する中で誕生したものだといえる。その背景には、「記録」としての利用以外にも「自分が楽しい毎日を送っている」ことをまわりにアピールしたいという心理も働いている模様。
女子会への参加も、そこで繰り広げられる撮影の掟も、すべては日々が充実している自分、いわゆる「リア充」な自分を表現して積極的に発信することがゴールになっていると推測されます。これにより女子たちは皆から「注目されたい!」願望を満たしているのではないでしょうか。
・女子会写真のソーシャルメディアへの投稿経験
女子会で写真撮影をする人の、女子会写真の投稿経験は、「はい(投稿したことがある)」(53.8%)が半数を超える。
参加頻度別でみると、参加頻度が高いほど、投稿経験のスコアが高くなっている。
・女子会写真をソーシャルメディアに投稿する理由
女子会写真をソーシャルメディアに投稿する理由は、「記録として残したいから」(64.3%)、「日記代わりとして」(58.0%)、「自分が楽しんでいることを周りにも伝えたいから」(49.7%) と並ぶ。
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4.写真とソーシャルメディア
◆投稿写真のために、自分を魅力的にするさまざまな女子たちの努力と工夫、すなわち「魅せ撮り」テクニックがうかがえる。
中には笑顔という定番から外れ、「すっぴん」や「変顔」を投稿するツワモノも出現!「すっぴん」投稿は最近芸能人がブログなどで素顔を公開しているケースが増えていることも影響しているとみられます。
・自己アピール、自己表現のための笑顔以外での投稿
自己表現のための笑顔以外での投稿では、8割近くが「特にない」と回答。ある人の中では、「変顔写真」(14.0%)、「すっぴん(素顔)写真」(8.6%)が挙げられている。
◆女子にとってはソーシャルメディアのアイコン写真の重要度は高く、重要性を感じている人ほど自分の写真を使用している傾向。
アイコンに自分の写真をあげて影響があったという人は「メッセージや足跡が増える」と、リアルな効果を実感しているようです。巷では、フェイスブックには、プロカメラマンによる撮影写真で友達が5000人を超え、ファンページ化したという人も存在するとか。アイコンの本人写真は、女子が「ソーシャルメディア人気」を上げるための格好のツールになっているといえます。
・ソーシャルメディアのアイコン写真の重要性
ソーシャルメディア内でのアイコン写真について56.5%が「はい(重要)」と回答。
・ソーシャルメディアのアイコンで自分の写真の使用
ソーシャルメディアのアイコンでの自分の写真の使用状況は、「はい(自分の写真をアイコンに使用)」が25.3%となっている。
アイコン写真の重要性別にみると、【アイコン写真・重要】では「はい(自分の写真をアイコンに使用)」が36.0%となっており、【アイコン写真・重要ではない】(11.5%)を上回る。
■総括
「アウトドア女子会」、「婚活女子会」、「ホルモンヌ女子会」など趣味や恋愛など様々な目的で集まる「女子会」が進化する中、今回の調査で女子会における「写真撮影」の重要性が浮かび上がりました。その撮影方法は携帯で簡易的に撮るというものではなく、デジカメを持参し、撮影後もそれぞれが「自分が納得した」顔で写りたいため、全員での写真チェックを実行するといった徹底ぶり。いまや合コンよりも開催率が高いといわれる女子会の楽しさをしっかりと写真におさめて残しておきたいという女子たちの強い心理がうかがえます。
また、これらの女子会写真は、ソーシャルメディアでの積極的な自己アピール、自己表現に活用されていました。むしろ、ソーシャルメディアでの投稿を意識しているからこそ、女子会での独自の撮影ルールがあるようです。実際、女子会上級者ほどこうした「魅せ撮り」テクニックを磨いている傾向がありました。男性に気をつかう必要もなく、女性ならではのテンションで思う存分楽しむ女子会ですがその内容は自分たち女子のものであるものの、アウトプットとなる写真の活用は、男性の視線を意識した撮影だということがみてとれます。
また、ソーシャルメディアで「すっぴん」や「変顔」までも公開する女子も存在し、女子たちのソーシャルメディアへの関与度は高く、女子たちにとって欠かせない表現メディアになっているといえます。
なお、こうした女子たちは、現在所有しているデジカメに対し必ずしも満足していないようで、より被写体である自分たちが美しく映る高画質な写真が撮影できる機能を求めており、これは一眼レフカメラに憧れている女子が多いことにも表れています。しかし一方で一眼レフカメラに対して取り扱いにくいイメージが強いということも同時に浮かび上がりました。
このような20~30代の女性たちの積極的なカメラ利用とその写真の活用実態を踏まえると、これからは コンパクトデジカメのようなどこにでも持ち歩ける手軽さ、いつでも撮影できる取扱いやすさを引き続き維持しながらも、彼女たちをより魅力的に表現できる高機能性を兼ね備えたカメラが求められていくのでしょう。
実際、最近ではデジタル一眼レフカメラから光学部品を省いて本体やレンズを小型・軽量化しつつも高画質な写真撮影を可能にした「小型なレンズ交換式デジタルカメラ」のカメラが続々登場しており、こうした女性たちのニーズに合った製品が今後の人気カメラの主流となっていくことが予想されます。
(調査元:株式会社クロス・マーケティング)
※本リリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は必ず「女子会撮影向上委員会調べ」と明記下さい。
その結果、以下のような実態が浮き彫りとなりました。
◆女子会参加者の半数は‘写真撮影タイム’経験あり
うち9割が「皆で写真チェックをする」という女子会撮影に‘掟’あり
<女子会カメラはコンパクトデジカメ派が8割、そこに欲しい機能は‘一眼レフ並みの高画質’>
◆‘女子会リピーター’ほどソーシャルメディアに女子会写真を投稿
<ソーシャルメディア人気を狙う女子の「魅せ撮り」テクとは。中には「すっぴん」、「変顔」投稿も!>
■調査背景・目的
国内の景気低迷が続き、一般の消費者マインドは冷え込んでいる中でも、20~30代女性は「女子会」「習い事」「趣味」「ソーシャルメディア(Facebook、Twitter、mixi)」など、日々活発に活動し、多忙な生活を送っています。
本調査では、20~30代女性たちを対象にした「写真撮影とカメラ」というテーマを通じて、「女子会」での写真撮影の実態や、撮影するカメラの保有・意識、またそれらの写真を投稿するソーシャルメディアの活用実態なども明らかにしました。
■調査結果(抜粋)
Ⅰ 女性20~30代の「女子会」の参加経験率は60.1%。うち約半数(48.7%)が女子会で写真撮影をしている。
「皆で写真チェックをする」のは、約9割にのぼる。
Ⅱ 女子会参加者のコンパクトデジカメ保有率は9割、さらに欲しい機能を尋ねたところ、「一眼レフのような高画質撮影」(77.5%)。
Ⅲ ソーシャルメディアへの登録率は、女子会参加経験者(72.8%)が参加未経験者(48.6%)に比べて約1.5倍高い。
女子会への参加頻度が高いほど女子会写真をソーシャルメディアに投稿する傾向。
Ⅳ ソーシャルメディアに写真投稿する理由「自分が楽しんでることを周りにも伝えたいから」49.7% 。
Ⅴ 自己アピール、自己表現のために笑顔以外で投稿したことのある写真「変顔写真」14.0%、「すっぴん(素顔)写真」8.6% 。
Ⅵ ソーシャルメディア内でのアイコン写真の重要性について56.5%が「はい(重要)」と回答。
うち36.0%が自分の写真をアイコンに使用。
■調査結果
1.「女子会」での‘写真撮影’実態
◆女子会の形態はますます進化。最近は写真撮影をする女子会が増加傾向で、女子会参加経験者の半数近くが撮影を実施。
いまや合コンよりも開催率が高いといわれる「女子会」は女子たちの重要な社交の場として定着。女子どうしの情報交換をすると同時に‘写真撮影’も組み込まれることから、女子会参加女子は話題とビジュアルの両面で気合いを入れて臨んでいるのではないでしょうか。
・女子会の参加経験
女性20~30代の「女子会」の参加経験率は60.1%。
・女子会での写真撮影
約半数(48.7%)が女子会で写真撮影をしている。
◆‘女子会撮影’をする際のカメラは、携帯(スマホ)よりもコンパクトデジカメ派が多数。
全員が納得する写真になるまで撮影、など女子会には独自の‘女子会撮影ルール”がある模様。
全員チェックの‘掟’は、写真写りという女性にとって重要な要素に対して女性同士だからこその横並び意識的な平等観、「あとでモメないように・・・」といったリスクヘッジにもつながっているのでしょう。携帯ではなくデジカメが多いのも、全員のベストショットが撮れるクオリティの高い写真を求めての撮影ルールが背景にあると言えるでしょう。
・女子会での写真撮影後の皆での写真チェック
写真撮影後の皆での写真チェックの有無をみると、「はい(チェックする)」と「その時によって」(54.1%)を合わせた『チェックする計』が89.0%を占める。
・女子会で撮影するカメラの種類
写真撮影をする人のカメラは、「コンパクトデジカメ」(77.7%)が最も高く、「携帯カメラ」(56.5%)、「スマートフォンのカメラ」(42.1%)が続く。
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2.「女子会」リピーターとカメラ
◆コンパクトデジカメは女子会でも活用する馴染みのあるカメラではあるが、一方でこれから欲しいカメラの条件として「画質のキレイさ」を挙げている。
女子たちは今持っているデジカメに必ずしも満足はしていないようです。「(自分が)少しでもキレイに写りたい」という「魅せ撮り」機能を求める心理が一眼レフ並みの高画質ニーズに表れているのでしょう。
・コンパクトデジタルカメラの保有
コンパクトデジタルカメラの保有率は89.0%。
・コンパクトデジタルカメラに欲しい機能
コンパクトデジタルカメラ保有者に、コンパクトデジタルカメラに欲しい機能を尋ねたところ、「一眼レフのような高画質撮影」(77.5%)が最も高く、「連写により、最高の一枚を選ぶ機能」(41.4%)が続く。
◆高画質を叶える一眼レフに対しては欲しいと思いながらも価格のほか、「重さ」や「持ち歩きの悪さ」が大きなハードルとなっている模様。
女子たちにも一眼レフカメラに憧れている人は増えているようですが、やはり女子には使い勝手が悪いイメージを持っているようで、まだまだ女子と一眼レフカメラの距離はあるようです。
・これまでに一眼レフカメラを欲しいと思ったか
一眼レフ非保有者に、一眼レフカメラを欲しいと思った事があるかを尋ねたところ、「はい(欲しいと思ったことがある)」が60.8%。
・一眼レフカメラの未購入理由
一眼レフカメラを欲しいと思ったことがある人の、購入していない理由は、「高そう」(78.9%)、「重くて、持ち歩くのが大変そう」(57.6%)、「取扱いが難しそう」(39.5%)が続く。
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3.「女子会」とソーシャルメディア
◆女子会参加率と同様にソーシャルメディア登録も6割以上の女性が該当。女子会写真の投稿先としても活用されており、女子会とソーシャルメディアは切っても切れない関係にあるといえる。
この相関をみる限り、女子にとっての女子会とはその場限りの楽しみを共有する会にとどまらず、「周囲に発信する」「自己表現」のためのネタ作りの場にもなっているのではないでしょうか。
・ソーシャルメディアへの登録
(プレ調査の結果より)女性20~30代のソーシャルメディア(Facebook、twitter、mixiなど)への登録率は63.1%を占め
女子会参加経験別でみると【参加経験あり】では「(ソーシャルメディアへ)登録している」が72.8%と【参加経験なし】(48.6%)に比べて高い。
◆女子会写真の投稿率をみると女子会独自の‘撮影’ルールもソーシャルメディアを意識する中で誕生したものだといえる。その背景には、「記録」としての利用以外にも「自分が楽しい毎日を送っている」ことをまわりにアピールしたいという心理も働いている模様。
女子会への参加も、そこで繰り広げられる撮影の掟も、すべては日々が充実している自分、いわゆる「リア充」な自分を表現して積極的に発信することがゴールになっていると推測されます。これにより女子たちは皆から「注目されたい!」願望を満たしているのではないでしょうか。
・女子会写真のソーシャルメディアへの投稿経験
女子会で写真撮影をする人の、女子会写真の投稿経験は、「はい(投稿したことがある)」(53.8%)が半数を超える。
参加頻度別でみると、参加頻度が高いほど、投稿経験のスコアが高くなっている。
・女子会写真をソーシャルメディアに投稿する理由
女子会写真をソーシャルメディアに投稿する理由は、「記録として残したいから」(64.3%)、「日記代わりとして」(58.0%)、「自分が楽しんでいることを周りにも伝えたいから」(49.7%) と並ぶ。
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4.写真とソーシャルメディア
◆投稿写真のために、自分を魅力的にするさまざまな女子たちの努力と工夫、すなわち「魅せ撮り」テクニックがうかがえる。
中には笑顔という定番から外れ、「すっぴん」や「変顔」を投稿するツワモノも出現!「すっぴん」投稿は最近芸能人がブログなどで素顔を公開しているケースが増えていることも影響しているとみられます。
・自己アピール、自己表現のための笑顔以外での投稿
自己表現のための笑顔以外での投稿では、8割近くが「特にない」と回答。ある人の中では、「変顔写真」(14.0%)、「すっぴん(素顔)写真」(8.6%)が挙げられている。
◆女子にとってはソーシャルメディアのアイコン写真の重要度は高く、重要性を感じている人ほど自分の写真を使用している傾向。
アイコンに自分の写真をあげて影響があったという人は「メッセージや足跡が増える」と、リアルな効果を実感しているようです。巷では、フェイスブックには、プロカメラマンによる撮影写真で友達が5000人を超え、ファンページ化したという人も存在するとか。アイコンの本人写真は、女子が「ソーシャルメディア人気」を上げるための格好のツールになっているといえます。
・ソーシャルメディアのアイコン写真の重要性
ソーシャルメディア内でのアイコン写真について56.5%が「はい(重要)」と回答。
・ソーシャルメディアのアイコンで自分の写真の使用
ソーシャルメディアのアイコンでの自分の写真の使用状況は、「はい(自分の写真をアイコンに使用)」が25.3%となっている。
アイコン写真の重要性別にみると、【アイコン写真・重要】では「はい(自分の写真をアイコンに使用)」が36.0%となっており、【アイコン写真・重要ではない】(11.5%)を上回る。
■総括
「アウトドア女子会」、「婚活女子会」、「ホルモンヌ女子会」など趣味や恋愛など様々な目的で集まる「女子会」が進化する中、今回の調査で女子会における「写真撮影」の重要性が浮かび上がりました。その撮影方法は携帯で簡易的に撮るというものではなく、デジカメを持参し、撮影後もそれぞれが「自分が納得した」顔で写りたいため、全員での写真チェックを実行するといった徹底ぶり。いまや合コンよりも開催率が高いといわれる女子会の楽しさをしっかりと写真におさめて残しておきたいという女子たちの強い心理がうかがえます。
また、これらの女子会写真は、ソーシャルメディアでの積極的な自己アピール、自己表現に活用されていました。むしろ、ソーシャルメディアでの投稿を意識しているからこそ、女子会での独自の撮影ルールがあるようです。実際、女子会上級者ほどこうした「魅せ撮り」テクニックを磨いている傾向がありました。男性に気をつかう必要もなく、女性ならではのテンションで思う存分楽しむ女子会ですがその内容は自分たち女子のものであるものの、アウトプットとなる写真の活用は、男性の視線を意識した撮影だということがみてとれます。
また、ソーシャルメディアで「すっぴん」や「変顔」までも公開する女子も存在し、女子たちのソーシャルメディアへの関与度は高く、女子たちにとって欠かせない表現メディアになっているといえます。
なお、こうした女子たちは、現在所有しているデジカメに対し必ずしも満足していないようで、より被写体である自分たちが美しく映る高画質な写真が撮影できる機能を求めており、これは一眼レフカメラに憧れている女子が多いことにも表れています。しかし一方で一眼レフカメラに対して取り扱いにくいイメージが強いということも同時に浮かび上がりました。
このような20~30代の女性たちの積極的なカメラ利用とその写真の活用実態を踏まえると、これからは コンパクトデジカメのようなどこにでも持ち歩ける手軽さ、いつでも撮影できる取扱いやすさを引き続き維持しながらも、彼女たちをより魅力的に表現できる高機能性を兼ね備えたカメラが求められていくのでしょう。
実際、最近ではデジタル一眼レフカメラから光学部品を省いて本体やレンズを小型・軽量化しつつも高画質な写真撮影を可能にした「小型なレンズ交換式デジタルカメラ」のカメラが続々登場しており、こうした女性たちのニーズに合った製品が今後の人気カメラの主流となっていくことが予想されます。
(調査元:株式会社クロス・マーケティング)
※本リリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は必ず「女子会撮影向上委員会調べ」と明記下さい。
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