全国自治体初!再生エネルギー(小水力発電)の固定価格買取制度を活用 山崎浄水場小水力発電施設が完成
自然の形状を生かして電気をつくり、年間108tのCO2削減
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用した小水力発電施設が、山崎浄水場に完成しました。
生駒市は土地に高低差があり、今までは平群調整池から山崎浄水場への受水の際に減圧弁を使って水圧を調整していました。今後は、その高低差の水圧を最大限に利用して24時間連続発電を行います。
小水力発電は、太陽光発電と同様、発電時にCO2を排出しないクリーンなエネルギー源です。今回認定を受けた施設によって、年間108tのCO2を削減、一般家庭62戸の年間電気使用相当分を賄えます。
稼働に先立ち、セレモニーを開催いたしますので、ご案内をいたします。(なお、報道解禁日はセレモニー終了後でお願いします)
◇山崎浄水場小水力発電施設完成セレモニー>
日 時=平成25年3月19日㈫14:00~1時間程度
場 所=山崎浄水場(奈良県生駒市山崎町18-7)
出席者=生駒市長 山下真、 生駒市議会議長 山田正弘、
経済産業省近畿経済産業局資源エネルギー環境部次長 薗利彦 氏、
環境省近畿地方環境事務所所長 佐山浩 氏 ほか
次 第=事業目的など概要説明(生駒市長)
小水力発電のメカニズム説明(水道事業管理者)
運転スイッチON(生駒市長)
施設見学会 ※メディアの方からの質疑や取材をお受けいたします。
◇新施設概要
発電能力=40kwh、年間350,000kw/年
水 量=0.102㎥/s
有効落差=63m
発電方式=ポンプ逆転水車
工事期間=平成24年8月22日~平成25年3月18日
総事業費=約1億5000万円
◇発電した電気の利用方法
固定価格買取制度による売電(20年で約7000万円の利益が出る見込みです)
買取価格=35.70円(税込)/kwh
買取期間=20年
※備考 固定価格買取制度とは…
コストが高いなどの理由でなかなか普及が進まない再生可能エネルギーが、暮らしを支えるエネルギーの柱のひとつになるよう育てるための制度。平成24年7月1日にスタート。再生可能エネルギー源(太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス)を用いて発電された電気を、国が定める価格で一定期間電気事業者が買い取ることを義務付けるもの。
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