人間技とは思えない～神の手を持つ日本人作家、6 人の合同展　神の手 ● ニッポン展

2015 年5 月29 日（金）～6 月28 日（日） 目黒雅叙園 東京都指定有形文化財「百段階段」

「神の手 ● ニッポン展」～人間技とは思えない＜神の手を持つ日本人作家、6 人の合同展＞が、目黒雅叙園内の東京都指定有形文化財「百段階段」にて、2015 年5 月29 日（金）から6 月28 日（日）まで１ヶ月間に渡って開催されます。

　「日本のものづくりスピリッツを受け継ぎながら、現代のセンス& フィールドで意欲的に創作活動を行ってきたアーティストたちの作品を一堂に集めた合同展を開催することで、高度な技術に裏打ちされた日本人ならではの手先の器用さや感性の豊かさ、探究心や真摯さにあらためて気づいていただき、観る者に日本人としての誇りとともに感動や元気を与えたい」神の手 ●ニッポン実行委員会の企画に、目黒雅叙園が賛同し、主催者となって開催されるものです。
　同じく趣旨に賛同し、「神の手 ● ニッポン展」に参加を決めたアーティストは6 名。TV 番組で連続優勝を果たすなどその道の第一人者から新進気鋭、知る人ぞ知る匠まで、バラエティに富んでおり、本作品展で日本人の手から生み出される様々な可能性や素晴らしさを多角的かつ力強くメッセージできると考えます。

　また、会場である 目黒雅叙園内の文化財「百段階段」も見どころになります。昭和 10 年に当時の神の手によって建てられた「百段階段」は、階段廊下南側に７つの部屋が連なり、各部屋には樹齢数 100 年を超える床柱の他、天井や欄間には当代屈指の著名な作家たちによって創り上げられた世界が描かれており、昭和初期における美の共演 と大工の高い技術力を見ることができます。この７つの部屋に現代の６人のアーティストが一部屋ずつ作品を展示。残る最上階の部屋は「神の手 ● ニッポン展」全体を俯瞰できるものとする予定です。
　さらに、詩人 谷川俊太郎氏も趣旨に賛同。今回「神の手 ● ニッポン展」を開催するにあたって、作家たちの作品を目にした谷川氏は「もし神に」という素晴らしい詩を書き下ろしてくださいました。

　「神の手 ● ニッポン展」は、目黒雅叙園を幕開けに、今後全国で展開していく予定です。作品を展示することはもとより、図録、作品集、各作家の関連商品の販売等も行います。
　神の手 ● ニッポン実行委員会では、作品展にとどまらず、コンテンツとして世の中に広く活用していただくためのプロデュースや、全国各地の工芸品・民芸品・工芸美術品・伝統道具等ともコラボレーションし、地方再生にも寄与したいと願っています。
　また、隠れた逸材の発掘にも力を注ぎます。たとえば新人発掘に向け、コンテストを現在企画中であり、最終的には世界での展開を視野に入れています。

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