第100回記念 二科展開催のご案内
9月2日~14日に六本木の国立新美術館にて開催!
◆二科展の歩みと現在
二科展は1914年(大正3年)文展(文部省美術展)の洋画部に対して新進作家たちが「第二科」の新設を働きかけたが実現できなかったことに伴い、有志が集い日本洋画の革新をめざして結成されたことに始まります。
20世紀の初頭からわが国、洋画界の先駆けとして「流派にとらわれず、新しい価値を尊重し、創造者の制作上の自由を擁護する」ことを信条に、約1世紀におよぶ歩みを続けてまいりました。
この間、常に時代の新傾向を吸収し、洋画界の黎明期から多くの著名な芸術家を輩出してきました。
二科会の活動に参加した主な作家は、安井會太郎、熊谷守一、東郷青児、岸田劉生、梅原龍三郎、小出樽重、中川一政、林武、佐伯祐三、宮本三郎、岡田謙三、藤田嗣治、岡本太郎など、また海外からはジェレニェフスキー、マチス、ドラン、ピカソ、デュフィ、ブラック、モネ、ヴァン・ドンゲン、ヴィヤール、ボナール、ブールデル、ザッキン、ゴヤ、ルオー、ロダン、モディリアーニ、など多彩な顔ぶれが出品した歴史があります。
本年は、国立新美術館において第100回記念二科展を開催いたします。その記念として二科100年史など出版物の刊行や特別展示、講演会等のイベントを予定しています。また二科の100年を一覧できる「伝説の洋画家たち 二科100年展」を東京都美術館(7月18日~9月6日)、大阪市立美術館(9月12日~11月1日)及び福岡の石橋美術館(11月7日~12月27日)で開催します。
名 称: 第100回記念 二科展
主催: 公益社団法人 二科会
後援: 文化庁 東京都 NHK厚生文化事業団
会期: 2015年9月2日(水)~14日(月)
10:00~18:00(入場は17:30まで)金曜日は20:00まで(入場は19:30まで)
会場: 六本木 国立新美術館
東京都港区六本木7-22-2 (会期中)Tel:03-6812-9921
9月8日(火)休館日 最終日は14:00終了(入場は13:00まで)
入場料:
当 日 前 売 団 体(20名以上)
一 般:1000円 800円 800円
大学・高校生: 800円 600円 400円
中 学 生 以下: 無 料
*障害者とその介護者1名は無料です。
■二科展ホームページ http://www.nikaten.com/
<特別展示企画>
◆第100回記念特別展示
二科展は今年「第100回記念二科展」となります。
記念展の開催にあたり、戦後いちはやく再興され海外交流展・法人化など、さまざまな改革がされてきました。日本近現代美術史における二科展の意義を世に提示すべく歴代理事長及び多大なる功績を残された洋画家・彫刻家(21氏)の作品を特別展示いたします。5室では、デザイン部と写真部の会員が第100回記念二科展に向けた作品を展示します。
◆4部会員有志コラボ展示 メインテーマ「あそび」サブテーマ「ネコ100態」
国立新美術館2階の休憩室 A・B・C・D において4部(絵画・彫刻・デザイン・写真)の会員有志によるコラボ展示が開催されます。メインテーマは「あそび」。グループ参加による作品(合作)や サブテーマ「ネコ100態」として4部会員110名による、それぞれにイメージされたネコたちが大集合します。きっと、お気に入りのネコに出会えることでしょう。
<イベント>
各イベントともに二科展入場券をお持ちの方は無料でお楽しみいただけます。
◆絵画部作品研究会[1A/2A/3A各展示室] 9月2日(水)12:00~14:00
展示作品の前で出品者と会員との合評形式の研究会です。
◆講演会[3階講堂] 9月6日(日)13:00~14:00
「伝説の洋画家たち 二科100年展」の紹介、二科展の歴史/回顧をこぼれ話やエピソードを交えて語ります。講師:伊藤恵理子(石橋美術館学芸員)
◆ギャラリートーク
各部の会員がそれぞれ選んだ作品をわかりやすく解説。入選のHOW toを含めたトークを行います。
・絵画部▷9月5日(土)12日(土)13日(日)13:00~
9月6日(日)11:00~
・彫刻部▷9月6日(日)15:00~
・デザイン部▷9月6日13:30~
・写真部▷9月5日(土)13:30~ 9月6日(日)10:30~
◆ミニコンサート 9月11日(金)18:00~
クラリネットによる、ジャズ、映画音楽、クラッシックまで幅広いミニコンサートです。
出演:ヴァン・ドゥ・ラ・ムジーク
◆ナイトミュージアム 9月4日(金)・11日(金)
金曜日は夜8時まで開館します。お仕事帰りにもゆっくり鑑賞いただけます。
◆チャリティー[1F 二科ショップ]
絵画部、彫刻部、デザイン部、写真部による小作品の被災地義援金のチャリティコーナーを設けています。
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