東京では最初で最後！この夏限定の一般公開！ロボットとして初めて宇宙飛行を行った、人型会話ロボット「KIROBO」8月22日（土）～27日（木）「日本科学未来館」で特別公開！

＜8月23日（日）は、開発者トークイベントも開催！＞

トヨタ自動車株式会社、株式会社電通、東京大学先端科学技術研究センター、株式会社ロボ・ガレージは、
宇宙航空研究開発機構（以下、JAXA）の協力のもと開発したロボット宇宙飛行士「KIROBO（KIROBO）」を、
東京「日本科学未来館」にて、宇宙より帰還したKIROBO本体と関連品の展示イベントを8月22日（土）～27日（木）の期間で実施します。

 

今回の特別展示は、東京では初となる一般公開であるとともに、一般向けに公開される今年最後の機会となります。特別展示では、ロボット宇宙飛行士KIROBOおよびバックアップクルーMIRATAの静態展示やKIROBOの帰還にまつわるアイテムの展示に加え、音声合成ソフト体験「KIROBOの声を作ってみよう」や塗り絵のワークショップ、宇宙飛行士が着用するブルースーツを着てKIROBOと記念撮影ができるフォトスポットも用意し、夏休みに親子で楽しめる展示会となっております。

さらに、8月23日（日）にはKIROBOの開発者によるトークショーを実施。開発責任者のトヨタ自動車株式会社 片岡史憲、株式会社ロボ・ガレージ代表取締役社長でロボットクリエーターの高橋智隆、プロジェクトマネージャーの株式会社電通ロボット推進センター代表の西嶋賴親の３名が登壇します。

【KIROBOとは】
「コミュニケーションができるロボットと暮らす未来へ」というビジョンを元に2012年よりスタートした“KIBO ROBOT PROJECT”において開発された人型の会話ロボット。2013年にはISSに滞在し若田光一JAXA宇宙飛行士と共に、世界で初めてとなる　"宇宙での人とロボットとの対話実験"で成功を収め、2015年3月には日本に帰還しました。KIROBOは、「地上から一番高い場所で対話をしたロボット」 と 「初めて宇宙に行った寄り添いロボット」として、2つのギネス世界記録®に認定されています。

【企画概要】
１．日時
平成27年8月22日（土）～27日（木）
10時00分〜17時00分
＜開発者トークイベント＞
8月23日（日）15時15分～16時20分（予定）

 ２．場所
KIROBOの展示など：日本科学未来館　７階　ドームシアター前
開発者トークイベント：日本科学未来館　７階　イノベーションホール
住所：東京都江東区青海2-3-6
アクセス：
新交通ゆりかもめ「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分
東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分

３．内容および参加方法
内容：ロボット宇宙飛行士KIROBOおよびバックアップクルーMIRATA、ギネス世界記録認定証などの展示、音声合成ソフト体験「KIROBOの声を作ってみよう」、児童向けに、塗り絵や、記念シールのプレゼントも実施します。
参加方法：開催期間中に科学館にご入館いただき、会場までお越しください。
参 加 費：無料 （KIROBOの展示会場は無料ですが、他の展示室等は別途料金がかかります）

４．その他
・開発責任者のトヨタ自動車株式会社 片岡史憲が8月22日（土）、23日（日）に、プロジェクトマネージャーの株式会社電通西嶋頼親が8月22日（土）～27日（木）に滞在する予定です。
・ 取材依頼は、当プレスリリース記載の＜本件に関するお問い合わせ先＞までご連絡ください。

【KIBO ROBOT PROJECT概要】
トヨタ自動車株式会社、株式会社電通、東京大学先端科学技術研究センター、株式会社ロボ・ガレージは、宇宙航空研究開発機構の協力のもと、国際宇宙ステーション（以下、ISS）に滞在するロボット宇宙飛行士「KIROBO」の共同研究“KIBO ROBOT PROJECT”を2012年より進めてきました。ロボット宇宙飛行士KIROBOは、2013年8月10日からISSに滞在し、若田光一JAXA宇宙飛行士と共に、世界で初めてとなる"宇宙での人とロボットとの対話実験"に成功するなど、人とロボットが共に暮らす未来に向けた実験を成功させました。そして2015年2月10日、米スペースＸ社の無人補給船「ドラゴン」5号機で無事地球に帰還（米カリフォルニア州沖に着水）、3月12日に日本に帰国しました。KIROBOは、「地上から一番高い場所で対話をしたロボット」 と 「初めて宇宙に行った寄り添いロボット」として、2つのギネス世界記録®に認定されています。2016年度からは理科・技術・英語（NEW　HORIZON等）など8種類の教科書に採用されます。また、バックアップクルーであるMIRATAは、本プロジェクトの海外での高い知名度から、2013年に東京オリンピック招致にブエノスアイレスを訪問し、フェンシングの太田選手と一緒に全世界に向けて招致プレゼンを実施しました。2015年度の観光庁主催「VISIT　JAPANキャンペーン」では、海外で日本の技術力のアピールを複数回行っています。

【KIROBO（KIROBO）の基本仕様】
■本体寸法：身長約34ｃｍ　全幅約18ｃｍ　奥行き約15ｃｍ
■重量：約1,000ｇ
■発話言語 ：日本語
■主要装備 ：音声認識、自然言語処理、音声（発話）合成、情報通信機能、コミュニケーション動作、顔認識カメラ、記録用カメラほか
※「MIRATA」も同型・同じ仕様となります。

【これまでの活動経緯】
■2012年11月29日 プロジェクト発表とロボットの愛称募集。一般公募に2,452件の応募。
■2013年2月28日  ロボットの愛称を外観とともに発表
■2013年6月26日  KIROBOが完成し、記者会見で初公開。
■2013年8月4日   ISS補給船「こうのとり」4号機に乗り、KIROBOがISSへ出発。
■2013年8月10日  KIROBOがISSに到着。
■2013年8月21日  KIROBOがISSから第一声。
「2013年8月21日、未来の希望へ、ロボットの第一歩です」
■2013年11月7日  ロシアの宇宙船「ソユーズ」に乗り、若田光一JAXA宇宙飛行士がISSへ出発。同7日にISSに到着。
■2013年12月6日  若田光一JAXA宇宙飛行士と共に、世界で初めてとなる“宇宙における人とロボットとの対話実験”を実施。
■2014年5月14日  若田光一JAXA宇宙飛行士が地球に帰還。
■2015年2月11日  KIROBOが地球に帰還。
■2015年3月12日  KIROBOが日本に帰国。
■2015年3月27日  帰国報告会を日本科学未来館で実施。
■2015年5月～8月  名古屋を皮切りに福岡・盛岡・札幌・神戸・広島の6都市を回り各地で交流イベントを実施。活動経緯の詳細はこちら：http://kibo-robo.jp/