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株式会社ダスキン
会社概要

超高齢化が進む日本で認知症の高齢者がよりよい社会で生きていくために求められる認知症介護サービスとは!?

世界の認知症患者、2050年には現在の3倍となる1億3200万人

ダスキン ホームインステッド

                                                                                                                                                     
NEWS LETTER

 2015年8月25日に国際アルツハイマー病協会は、世界の認知症患者の数が、現在の4700万人から2050年には約3倍となる1億3200万人に達する可能性があるとする報告書を発表しました。毎年の新規患者数は約990万人と推定され、これは3.2秒ごとに患者が1人増える計算となっています。今後、高齢化が進むにつれて認知症患者の数は急激に増加すると考えられているのです。                                                                                                                                                                                  ※1   図1 参照 
 
 このような世界的な認知症患者数増加の流れは日本も例外ではありません。今年1月7日に厚生労働省は、日本における認知症の高齢者の数が、2025年に700万人を超えるという推計値を発表しました。2025年には団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となり、5人に1人が75歳以上という「超高齢社会」が到来すると言われています。世界にも類をみないスピードで高齢化が進む日本は、認知症患者数の急激な増加という世界的な課題をより
強くつきつけられているのです。
                                                                                                                           ※2  図2 参照


 政府は医療や介護のニーズの増加に対応するべく、今年4月から実施した制度改正により「施設介護」から「在宅介護」への転換を積極的に推し進める介護保険の改革を進めています。しかしサポート体制が充分に整わない中での「在宅介護」への移行はご家族にかかる負担の拡大が懸念されています。ご家族に過度な負担をかけず、認知症の高齢者がよりよく生きていける社会の実現を目指すには、認知症への正しい知識・理解をもって対応していくことが不可欠で、そのために専門スタッフを擁したサービスを活用することの重要性を専門家は唱えています。
                                                                                                                         ※3  コラム参照

 ダスキン ホームインステッドでは認知症介護サービスに対するお客様とそのご家族からの多様化するニーズに応えるため、オーダーメイド型のサービスで人と人との心のつながりに重点をおいたサービスを提供しております。また、独自で開発したプログラム「認知症ケア トレーニング」により認知症の正しい知識と理解をもった
専門のスタッフを配備することで、ご家族からも“安心して任せておける”と大変好評をいただいております。今後さらに増加することが予想される認知症の高齢者が住み慣れたご自宅や地域で生活できるよう、『家事代行』ではなく『家族代行』といえるサービスを提供していきます。
https://homeinstead.duskin.jp/


【図1】

出典 World Alzheimer Report 2015(国際アルツハイマー病協会)出典 World Alzheimer Report 2015(国際アルツハイマー病協会)



【図2】

出典   平成26年度厚生労働科学研究費補助金特別研究事業 九州大学 二宮教授出典 平成26年度厚生労働科学研究費補助金特別研究事業 九州大学 二宮教授


 

《Column》
 

津田 司 先生
三重大学 名誉教授
一般社団法人 家庭医療学研究所 理事長
菊川市家庭医療センター長

http://www.kikugawa-hosp.jp/clinic/

『認知症を理解することで介護の負担は軽くなる!!』


高齢者介護の施設から在宅への流れは財政的に不可欠
 総務省の資料によると、2008年度に35兆円だった国民医療費は、2020年に47兆円、団塊世代が後期高齢者になる2025年には52兆円になると言われています。そのうちの老人医療費は、2008年度が11兆円で、2020年に約20兆円、2025年には、およそ24兆円にまで達すると予測されています。今年の3月までに納められた2014年度の税収の総計が52兆円ですから、このままでは、日本の財政は老人医療費を含む国民医療費を支えられなくなります。
 一方、高齢者を施設で介護するには、在宅で介護するよりも10倍近くのお金がかかるというデータもあります。ですから、経済的な側面からいえば、国が「高齢者の介護を施設から在宅へ」という流れを押し進めるのは、当然のことと言えます。

 
「施設介護から在宅介護へ」は高齢者にとっても良い取り組み
 高齢者にとっては、施設で介護されるよりも、自宅や高齢者住宅で介護された方が良いということは、デンマークの高齢者介護の歴史をみればわかります。
 1980年頃、デンマークでは、高齢者を施設に入れることで、生き生きとした生活に幕を閉じることが問題視されました。施設での高齢者は、食事は上げ膳、据え膳ですし、入浴は介助してもらえる。自分自身では、どんどん、動かなくても考えなくてもよくなっていきます。そのような暮らしを続けた認知症の高齢者は、要介護度も、認知症も進んでしまい、全くいい結果がみられないということで、1988年、国が法律をつくって、新たな高齢者収容施設の建設を禁止したのです。

 
在宅介護者に知識があれば認知症の進行を遅らせられる
 在宅介護サービスに携わる訪問介護員(ホームヘルパー)やケアスタッフが認知症に関する正しい知識を持っていれば、ある程度、認知症の予防や、高齢者の認知症の進行を遅らせることにもつながります。ただ、訪問介護員(ホームヘルパー)や在宅介護サービスのケアスタッフに対して、認知症に関する教育を施し、周辺症状などへの対応法のトレーニングを実施している例は、非常に少ないと思います。結局、認知症による暴言や妄執にどう対応すべきかが分からないまま、個々が自分流で対処していることが多いのではないでしょうか。

 
これからの訪問介護員(ホームヘルパー)やケアスタッフに期待すること
 これからの訪問介護員(ホームヘルパー)やケアスタッフには、認知症に関する正しい知識や周辺症状への対応法の修得はもちろん、「ユマニチュード」(※)の手法なども身につけてほしい。また、「介護」だけでなく、高齢者の認知症の兆しを早期に発見して医療関係者に相談したり、認知症に対する正しい対応法で症状の進行を遅らせるなどの「介護予防」の視点をもっと持ってほしいと思います。
 訪問介護員(ホームヘルパー)やケアスタッフはもちろん、高齢者の家族も、地域の家庭医、理学療法士、作業療法士、看護師と連携しながら、認知症についてよく学び、対応の仕方をしっかり勉強すれば、介護の負担は軽くなり、高齢者の認知症の予防や、症状の進行を遅らせることにつながると考えています。
   ※フランスのイブ・ジネストとロゼット・マレスコッティにより開発されたケアメソッドの1つ
 

 



■ダスキン ホームインステッドのサービス詳細
2000年にスタートしたダスキン ホームインステッドは現在では日本全国で107店(2015年7月現在)に広がりサービスを展開しています。サービスのベースにある「傾聴」と「共感」を実践し、お客様である高齢者とその家族の暮らしがより豊かで安全で安心したものになる介護サービスの提供はお客様から好評をいただいています。


[特徴]
・公的サービスではカバーしきれない対象外のサービスや時間でも、利用者の要望に応じたオーダーメイド型
 サービスをご提供。


・人と人との心のつながりに重点をおいたサービスをご提供。

・独自開発した「認知症ケア トレーニング」を取り入れた、他に類を見ない在宅介護サービスをご提供。


◆主なサービスメニュー
①「認知症ケア」対応
  認知症の方の見守り、通院介助や外出介助など
②生活支援サービス
  掃除や食事づくりなど
③身体介護のサービス
  身体介助や排泄の介助など
④外出のお手伝い
  通院や散歩の付き添いなど                   
⑤お話相手や趣味のお手伝い
  観劇や冠婚葬祭の同席など

 
 




■認知症の高齢者に対応するダスキン ホームインステッド独自の専門プログラム
「認知症ケアトレーニング」は、ホームインステッドが認知症の高齢者のケアに特化して開発した独自の研修プログラムです。このプログラムを学ぶことで、ケアスタッフが、苦しんでいる家族や、認知症の高齢者一人ひとりの言葉にならない想いに対して、前向きかつ効果的に応えられるトレーニングになっています。


【認知症ケアトレーニング】
ケアスタッフの実体験から認知症の高齢者との経験・事例を共有し、映像によるロールプレイング(実践形式の対応トレーニング)やディスカッションによって習得・実践します。このプログラムを修了したケアスタッフは、
その時々に最適な対応を判断し、行動に移す技術を習得することで、認知症ケアの専門家となります。


     ◆トレーニングプログラム

         ①アルツハイマー等の認知症を理解する。
         ②人生の旅を記録する。
         ③周辺症状(問題となる行動)にうまく対処するテクニックを身につける。
         ④お客様に活動をすすめる。
         ⑤親身になって対応する。
         ⑥日常生活動作(ADL)支援を行なう。
         ⑦お客様の安全を守る。


【人生の記録】

       認知症ケアでは、認知症の方の「現実」を受け止めることが大切とされています。しかし、それを実践する  
       ことは、そう簡単なことではありません。「人生の記録」は認知症の高齢者との効果的な接し方を見つける          ための有効なアイテムとして開発されました。

◆人生の記録の4つのメリット


①より深い関係を築くことができる
      ご家族と一緒につくり、共有する唯一無二の大切な記録が、お客様との会話のきっかけとなり、それを会話の
      種としてさらに深いエピソードを聴くことで、より深く寄り添うことができるようになります。

②古い記憶を呼び戻して、安らぎを与えることができる
      楽しい思い出などを話すと、お客様の過去の記憶の断片がよい感情体験としてよみがえり、心穏やかな安らぎ
      ある時間を過ごしてもらうことができるようになります。

③その人らしさを知って、楽しんでもらえる活動を考える手引きとなる
      好きだったことや得意だったこと等を生活に取り入れると、達成感や幸福感をもたらし、
      健康維持にも役立ちます。認知症の進行を遅らせるだけでなく、症状を抑えることも期待できるのです。

④不安定なときに、行動を管理して落ち着かせることができる
      認知症のためにお客様がイライラしたり、混乱したりしているときにケアノートを活用すれば、気持ちを落ち       着かせる手がかりになることがあります。

 

ダスキン ホームインステッドHP
https://homeinstead.duskin.jp/

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業種
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本社所在地
大阪府吹田市豊津町1番33号
電話番号
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代表者名
山村輝治
上場
東証1部
資本金
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設立
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