世界初のグリーン水素シティ®の実現に向けて大阪狭山市と日本を代表する企業による産官連携プロジェクト「グリーン水素シティ事業推進研究会」始動

狭山池築造1400年記念事業大阪狭山市・水素発電等事業会社「メルシーfor SAYAMA」設立

大阪狭山市(市長:古川照人)は、株式会社ASC、コンコード インターナショナル インベストメンツ グループ エル・ピー、シナネン株式会社、清水建設株式会社、豊田TRIKE株式会社及び株式会社光通信と共に再生可能エネルギーを活用した“化石燃料使用ゼロ”のクリーンな水素によるエネルギー供給による次世代に引き継ぐことのできる新しいまちづくり「グリーン水素シティ®」の実現を目指し、「グリーン水素シティ事業推進研究会」プロジェクトを始動します。また、水素を活用した電力発電・供給事業を行う「メルシーfor SAYAMA株式会社」を設立しました。
COP21では、化石燃料からの本格的な脱却を目指すことで合意され、世界的にも大きくCO₂削減を行う方向性が明確に出されたことや、2016年4月には電力自由化を控えており、今後より一層のエネルギーへの関心を高めるため、大阪狭山市は再生可能エネルギーを活用した“化石燃料使用ゼロ”のクリーンな水素によるエネルギー供給により、次世代に引き継ぐことのできる新しいまちづくり「グリーン水素シティ®」の実現を目指します。グリーン水素シティ事業推進研究会では再生可能エネルギー等を活用した、次世代の新しいまちを「グリーン水素シティ®」と名づけ、全国の先駆けとなる先駆的モデルを目指した取り組みを行います。

「グリーン水素シティ事業推進研究会」プロジェクトの主な取り組み予定
「グリーン水素シティ®」実現に向けた研究や実験を行い全国の先駆けとなるモデル事業の実施
・「水素発電事業及び電力貯蔵事業」
・「再生可能エネルギー事業」
・「市内全域を対象としたエネルギーマネージメントシステム事業の構築及びWi-Fi事業」
・「水素自動車・水素バス事業」
・「公共公益施設の省エネルギー改修事業」        
などの様々な事業を展開していく予定

○今後のスケジュール等
他の地方公共団体との連携や、グリーン水素シティ事業推進研究会での研究内容等を、平成28年4月に開催される「国際産業見本市ハノーバーメッセ2016」へ出展を予定しています。

◆グリーン水素シティ事業推進研究会について
再生可能エネルギー等を活用した、次世代の新しいまちを「グリーン水素シティ®」と名づけ、全国の先駆けとなる先駆的モデルを目指し、大阪狭山市、メルシーfor  SAYAMA株式会社、株式会社ASC、コンコード インターナショナル インベストメンツ グループ エル・ピー、シナネン株式会社、清水建設株式会社、豊田TRIKE株式会社及び株式会社光通信などを構成員として研究会を発足します。

 研究会は、新しい技術の研究開発をはじめ、「水素発電事業及び電力貯蔵事業」、「再生可能エネルギー事業」、「市内全域を対象としたエネルギーマネージメントシステム事業の構築及びWi-Fi事業」、「水素自動車・水素バス事業」、「公共公益施設の省エネルギー改修事業」等の実施を予定しており、今後、さらに最新技術を導入しながら様々な事業に取り組み協創社会の構築を目指します。
 

 

 ◆メルシーfor SAYAMA㈱について
大阪狭山市のシンボルであり、市民の憩いの場となっている「狭山池」は現存する日本最古のため池であり、2016年に 築造から1400年を迎えます。
当時、国家プロジェクトとして築造され、「農民への恒久的な職の提供と広大な田畑の創出」を可能とし、1400年もの間、命の「水」として、現在も脈々と活用されています。

メルシーfor SAYAMA㈱は、狭山池築造1400年の節目に、これまで恩恵を受け続けてきた「水」をキーワードに、「水素」と「ため池」を有機的に結び付け、脱炭素社会の構築に向け、「活用(地産地消)」、「利益(財源)」、「自立」を主たる目的に、新しい施策として打ち出し、次世代に引き継ぐことのできる「グリーン水素シティ®」の実現を目的として、設立(平成27年11月19日)した、大阪狭山市100%出資の会社です。

○社名の意味
これまで先人が英知とたゆまぬ努力によって築いてこられた大阪狭山市を次世代に引き継ぐためには、この会社を成長、発展させることが今を生きる我々の責務であると思っています。
こうした思いから、フランス語のMERCI(メルシー)「ありがとう(感謝)」を基本コンセプトに、まず先人(過去)に感謝するとともに、この会社を設立できたこと(現在)にも感謝しなければなりません。そして、将来(未来)、世界から「ありがとう」と言っていただけるような会社(大阪狭山市)をめざします。

○社名の由来

 

◆グリーン水素シティ®とは…
水素と酸素は燃焼すると熱を出して水になり、燃料電池で発電すれば高い発電効率が期待できるとともに、大気の汚染はありません。現在、燃料電池の小型化が進展し、水素エネルギーの利用への期待が高まっています。水素自体は単体で自然界には存在しないので、化石燃料や再生可能エネルギーから製造する必要があります。その中で、再生可能エネルギー等から製造した水素を「グリーン水素」といいます。
水力、太陽光、風力発電等による電力で水を電気分解して水素を製造すれば二酸化炭素の排出はありません。今回、再生可能エネルギー等を活用した、次世代の新しいまちを「グリーン水素シティ®」と名づけました。


 ◆狭山池築造1400年記念事業について
狭山池は、1400 年間にわたってその機能を維持・継承されてきたわが国最古のダム形式のため池です。『古事記』『日本書紀』にも記述が見られ、現在の大阪狭山市、堺市、松原市、羽曳野市、大阪市等にわたる広大なかんがい範囲を潤してきた狭山池は、その歴史的重要性と美しい景観から、昭和16 年には大阪府史跡名勝第1 号に指定され、平成26年には国際かんがい排水委員会によって、かんがい施設遺産に登録されました。また、発掘調査で出土した「狭山池出土木樋・重源狭山池改修碑」は平成26 年に国の重要文化財に指定されました。

飛鳥時代(西暦616 年頃)の築造以来、奈良時代の行基や鎌倉時代の重源、江戸時代初めの片桐且元など、歴史上著名な人物が改修にかかわり、狭山池は多くの人々の献身的な努力によって現代まで守られてきました。平成の改修では、治水ダム機能の大幅な改善がなされ、府民に安心・安全と憩いを提供することが可能となりました。平成の改修に伴う調査で築造当初の堤から見つかった、敷葉工法という古代の土木技術は、韓国・金堤(キムジェ)市にある碧骨堤(ピョッコルチェ)の築堤技術と共通するものです。大阪狭山市と金堤市は、狭山池・碧骨堤の世界文化遺産共同登載へ向けての協力と友好交流を約束する「親善及び相互協力意向書」を締結しています。

わが国の歴史・文化と深い関係性を有する狭山池は、きわめて重要な「生きつづける遺跡」であると同時に、大阪狭山市のシンボル、府民・市民のコミュニケーション拠点としても広く親しまれています。古代から私たちへ受け継がれてきた狭山池を次世代へと継承するためには、狭山池の恩恵や価値を再認識し、狭山池とそれを育んだ地域の魅力を国内外へ発信するとともに、今後の地域経済の発展と環境の保全へとつなげる取組みをさらに進める必要があります。狭山池築造1400 年記念事業は、その第一歩です。


 ■人々の叡智とたゆみない努力に支えられてきた「狭山池」
北堤には、築造当初から現代にいたるまでの土木工事の跡がのこり、中国や朝鮮半島から伝わった敷葉工法、奈良時代の行基、鎌倉時代の重源、江戸時代の片桐且元など、歴史上の有名な人物による改修の歴史が明らかになりました。今なおかんがい用水を供給し、治水ダムとして府民の命を水害から守り、憩いの場として人びとに親しまれる狭山池は、人びとの叡智とたゆみない努力に支えられ、受け継がれてきたのです。

 


奈良時代には華やかな天平文化が開花したが、天災や飢餓・疫病などの不安が満ちていた。行基(668~749年)は民衆への仏教布教に励み、池・溝・橋・港などの土木工事を手掛け、人びとの心とくらしを救済した。

 

強力な指導力をもった重源のもとには、多くの人が集まった。宋の石工・鋳造技術者、河内鋳物師、仏師、大工たち。東大寺南大門の仁王像を造った運慶・快慶・湛慶もその中にいる。


■生きつづける遺産「狭山池」を次世代に継承するために
わが国の歴史・文化と深い関係性を有する国史跡・狭山池は、きわめて重要な「生きつづける遺産」であると同時に、大阪狭山市のシンボル、府民・市民のコミュニケーション拠点としても広く親しまれています。古代から私たちへ受け継がれてきた狭山池を次世代へと継承するためには、狭山池の恩恵や価値を再認識し、狭山池とそれを育んだ地域の魅力を国内外へ発信するとともに、今後の地域経済の発展と環境の保全へとつなげる必要があります。その第一歩として、狭山池築造1400年記念事業に取り組んでいきます。

 

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