【ニューオープン】東京都品川区なかのぶ商店街、リビングのように寛げる「宅飲み酒場 アヤノヤ」
全品300円の酒と、商店街の料理持ち込み自由のオシャレ大衆酒場
自己資金40万円、公庫からの融資とクラウドファンディングで350万円の資金調達に成功! スマホ世代の手掛けるSNSを活用した「ネオ大衆酒場」、全品300円のビジネスモデルが成り立つ仕組みと「夢を、取り戻せ!」というキャッチコピーの意味とは?
「宅飲み酒場アヤノヤ」(代表:西田彩乃)は東京都品川区なかのぶスキップロード商店街(東急大井町線「中延駅」・都営浅草線「中延駅」・東急池上線「荏原中延駅」)に2016年11月22日(火)オープンした。
■NOチャージ、飲み物全品300円! 食べ物は商店街から持ち込み自由の「大衆酒場」
「わたしが中途半端な料理を作るよりも、商店街はおいしいお惣菜が溢れている」中延駅に店を出そうと内見したとき、昔懐かしい商店街の雰囲気に一目惚れした。
商店街の入り口では美味しそうなパンの香り、肉屋さんの店頭ではコロッケを販売している。両手いっぱいにご当地グルメを買い込んで、わたしのお店で食べてもらえたら料理メニューなんていらないだろう。
19歳のころ、「今日はあなたに会えてよかった。明日を生きる活力になったよ」という言葉をいただいてから8年間ずっと飲食店で働いてきた。「西田は厨房にはいらなくていいよ、お客様みてて」優しいシェフに甘え、シェフの渾身の料理を運ぶ毎日。「おいしい」と喜ばれ「シェフによろしくね」とお言葉がけいただく。
おかげさまでちっとも料理の腕はあがらなかったが、お客様からおいしいお酒をたくさん教えてもらうことができた。
ルジェのカシス、赤兎馬に海やくじらなどの芋焼酎、イタリアワインに、ホッピーや高級ウイスキー。
300円で飲めるようなお酒ではない。でも、どうしても300円にしたかった。
それは、お客様が「週4通う店」になるだろうという過去の経験があったからだ。22歳のころ、新宿の「やきとん屋」で店長をしていたときに実際に通ってくださるお客様に多く恵まれた。だから1日の客単価は900円でいい。週4通って3600円払う店にしようと価格を先に考えた。
チャージ料を無料にした理由は「電車で通う店」にしたかった。チャージ料は「電車賃」だ。各駅停車しか停まらない「中延駅」を目指して来店してほしい。
■はじめての個人事業、経営はまったくの初心者
原価率が50%を超える商品を取り扱う。FL計算は得意だ。原価が合わないことは分かっている。だがしかし、長年飲食業に携わってきて疑問に思っていたことがある。
「求人費」と「広告宣伝費」が高すぎる。それをお客様還元すれば原価率など気にせずとも利益はでるだろうと考えた。抑えるべきは「FL」ではない。「固定費」を見直すことにわたしのビジネスモデルはあると考えた。
■自己資金40万、もう少し考えてから起業すればと心配された
「お金がなくても、こんなにも毎日が楽しい」そう思ってもらえるお店を作るのに「お金」はたくさん必要だろうか? Google検索を駆使して、どうにか安くでお店ができないかスマホ世代はインターネットに相談した。
SNSで自分の「決意表明」を拡散し、結果的にFacebookがバズった。公庫からの融資、クラウドファンディングの成功により350万円の資金調達に成功した。0円の世界がわたしの夢を支えてくれた。すごい時代がやってきたと感心せずにはいられない。
■都会に突如、現れた「みんなのリビング」
自宅はカフェ化が進み、喫茶店はリビング化する。
「おうちカフェ」という言葉が流行した。「アサイー」や「パンケーキ」、「ロコモコ丼」や「禅パスタ」などインスタグラム映えやSNSで人気など投稿サイトに手料理をアップして「いいね」を集める。一方、喫茶店ではクッションやソファが置かれ寛ぎながらパソコンをしたりスマホをいじったり寛ぐ姿が見受けられるようになった。
忙殺される現代人がゆっくりと寛げるリビングのようなお店にしたい。北欧デザインの店内はお客様を温かく出迎えてくれる。お客様並びに、テレビやメディア、インターネットからの取材をお待ちしております。
<メニュー>
お飲み物すべて300円、カラオケ無料、食べ物持ち込み自由、チャージなし、コンセント完備、フリーWi-Fi
※価格はすべて税込表示です。
宅飲み酒場 アヤノヤ
〒142-0052 品川区東中延2-7-18
電話・FAX 03-6421-6299
営業時間 15:00~23:00
定休日 水曜日・日曜日
公式HP http://ayanoya.favy.jp/
公式ブログ http://lineblog.me/ayanoya/
Facebook https://www.facebook.com/ayanoya1122/
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