漫画のストーリーの中にロゴや自分を登場させられる、漫画家とスポンサーのマッチングサイト『漫画ad.com』（β版）をオープン

漫画に新しい価値を

GLUE STANCE株式会社（代表取締役：福岡 広一朗）は、2023年2月9日に漫画のストーリーの中にロゴや自分を登場させられる漫画家とスポンサーのマッチングサイト『漫画ad.com』（β版）をオープンしました。

648万人をこえると言われている漫画ファン、その中から自分の会社・サービスの価値観にマッチする人を採用できたら／価値観にマッチする人に自分達のサービスをPRできたら、どんなことが起きるのか。

漫画の間に広告を唐突に出現させるのではなく、漫画のストーリーの中（絵の中）に実際に人物や商品・ロゴを登場させて、漫画を通じて、価値観やカルチャーの近い人に会社やサービスを好きになってもらう。そんな世界を作りたい、それが「漫画ad.com」を始めたきっかけです。


■サービス開始の趣旨・背景
弊社では、当サービスを通じて、企業・漫画家それぞれの課題を解決できればと考えています。

＜その1：カルチャードリブンな企業の問題を解決したい＞
近年、多くの企業でカルチャードリブンな組織の構築が重要視されてきていますが、「価値観に共感してくれる人を見つけるのが難しい」「企業のカルチャーを言語化したとしても、それをわかりやすい形で伝える・発信することができず、浸透しない」そんな声をチラホラ耳にします。事実、弊社でもカルチャードリブンな採用を進める中で、特に後者の課題が顕著でした。
そんな中、「カルチャーを体現するアーティスト（ねーちゃんと僕。https://gluestance.jp/aneboku ）のスポンサーになり、共同で思いを発信していく」という取り組みを行ってみたところ、採用の時に「この歌詞歌どう思いますか？どう感じましたか？」と聞いて相手の価値観とどれだけ近いかを考える、そんな採用の仕方ができるようになりました。
予てより企業漫画の制作に取り組んできた弊社ならではの、この経験の生かし方があるのではないかと考え、当サービスの開発に着手しました。

＜その2：漫画家がより作品作りに熱中できる環境を作りたい＞
また、CEO・CDOが実際に漫画制作に取り組んでいるからこそわかる、漫画家側の課題（「お金（活動資金）」と「知識（設定づくりのための調査）」）も、漫画家とスポンサー企業のマッチングによって解決できるのではないかと考えています。
漫画のプラットフォームで販売することにより収益を得るだけでなく、スポンサー料という形で別途収益が発生したら、より多くの漫画家が創作活動に専念し、より面白い作品が世の中に生まれていくのではないか。
また、シナリオ・プロットを作る上で高度な知識や入念な情報収集が必要な題材（スポーツやSFなどを中心に）について、その領域に精通したスポンサーがつくことで、その情報や知識のキャッチアップへのハードルが下がるのではないかと考えています。


■サービスの概要
運営企業名：GLUE STANCE株式会社
サービス名：「漫画ad.com」
サービス開始日：2023年2月9日（β版）
サービスサイト：https://manga-ad.com
サービス概要：
漫画の中に多数存在する広告枠（商品や看板）に企業のロゴを出したり、世界観の近い漫画のストーリーに自社の名前を出すことができるサイトです。
漫画家は自分の新しい漫画制作に協力してくれるスポンサーを、企業は自社の世界観にあった漫画家を探し作品を通じて会社の広告・ブランディングを行うことができます。


 ■サービスの機能と特長
1. 掲示板形式で広告枠をマッチング
掲示板形式でスポンサーを求めている漫画を掲載し、ブランディング・広告をしたいマーケティング担当の方が、発見しやすい仕組みを構築します。
広告枠は、基本ロゴ入れやデザインの挿入としていますが、そのほか名前や人物をストーリーに登場させるタイプのご契約プランもご用意しております。

2. 交渉仲介
スポンサー様・漫画家様の間に立ち、交渉を仲介いたします。
漫画施策を中心に広告代理店として活動してきた弊社が、言いづらいこと・話しづらいことを間に立って調整いたします。

3.プラットフォーム外へのスポンサー探索受託
漫画家様からの登録申請があったとき、広告枠を求めそうな企業へ直接アプローチを行います。漫画家の皆様がスポンサー探しに時間を使うことなく、作品作りに時間を使えるように最善を尽くします。

4.シナリオ カスタマイズ・編集アドバイザリー
スポンサー様より、単なるロゴ出しだけでなく、「ある人物を登場させられないか」「企業やブランドの名前をセリフに出せないか」などのご相談があった際、普段より広告代理店として企業漫画制作に取り組むスタッフが間に立ち、アドバイスを行います。


■今後の展開
今回のリリースはβ版となりますので、デザイン・仕組みともにまだまだブラッシュアップ過程でございます。
今後数ヶ月で、沢山の漫画家様・マーケティングのご担当者様の実際の声を伺い、サービスの改善を多なっていく所存です。