純国産JEANS 50周年記念モデル ver.2 RELEASE

デニムタペストリーをジーンズに。ジーンズ職人の技から産まれるマスターピース

株式会社ビッグジョン

2023年12月15日 10時51分

PRESS RELEASE

純国産JEANS　50周年記念モデル

バナ－デニム＆ジャケット

株式会社ビッグジョン(岡山県倉敷市児島田の口4-11-31 代表取締役清水剛)は純国産Jeans製造販売50周年を記念して、「50周年バナーデニムジャケット＆パンツ」を数量限定で発売します。純国産デニム50周年企画の第二弾となる今回の商品は、一度見たら忘れらないデザインとBIG JOHNが追求するQuality ComesFirstの精神が詰まったマスターピースとなります。

岡山県倉敷市児島田の口4丁目11−31

086-477-3800

info@bigjohn.co.jp

国産JEANS 50周年記念モデル ver.2 RELEASE

ビッグジョンは1960年代より米国から仕入れたジーンズを洗い、小売店に卸しを行っておりました。かねてよりジーンズの国産化を思案しておりましたが、1973年思いはついに現実となります。倉敷紡績株式会社(現：クラボウ)に駆け込み、協業でのデニム生地開発に成功し、国産ジーンズの歴史が幕を開けるのです。

そしてジーンズが若者の象徴として一般の方々の手に広まる頃、Jeans Shopと呼ばれた街のジーパン屋さんには、各社のロゴに加えスピリットやシグネチャーなアイコンを模した、「デニムバナー/DENIM BANNER」を配布、掲出していました。毎週のようにジーパン屋が増え、ロードサイドには大型のチェーン店が登場しました。80年代から90年代爆発的に販路が広がり、瞬く間にジーンズがに世代を超えて愛される服になりました。新店舗がOPENをするたび各メーカーは協賛品として、様々な販促物を提供しました。サイネージPOP、のぼり、フィギアそしてその中に「デニムバナー」がありました。お店の一番目立つ場所に自社のバナーを貼れるかどうかは、メーカーの営業と小売店との間柄が伺えるとても重要な販促物でした。近年店頭で見かける事は少なくなってきましたが、カルチャーの一部として再注目を集めています。

そのアイコニックなデザインとヴィンテージ品への関心の高まりにより、フリマアプリやネットオークションでデニムバナーは再度注目を浴びています。50周年企画にふさわしい特別企画として何か発表できないかと思案の結果、「デニムバナー」を使ったジャケットとパンツの発売に至りました。

生地にはKURABOU 14OZ SELVAGE DENIMを使用。手刷りによるプリントを京都の手捺染工場にて行っています。一枚一色ずつ手作業で丁寧に染められている他、どのサイズのジャケット、パンツを着用してもデザインが一番カッコよく見えるよう裁断を考慮した、きめの細かい手染め作業を行っているのが特徴です。象徴的なデザインとして、地図のようなモチーフに大きなベースボールロゴ。BIG JOHNが世界中の人々に愛されるジーンズを提供するという創業以来の普遍のテーマを表しています。

また当時の雰囲気を伝えるために8番手の太い糸で縫製をし、昔ながらのベーシックな縫製にも拘りました。使用しているBIG JOHNロゴはかつての商品に使われていた懐かしいロゴで統一しているのも特徴です。そしてシリアルナンバーは刺繍で1本ずつ施す手の加えようとなります。

こちらの商品の主幹担当であるプランナーの木村氏によると、「50周年という事で一番は驚きとインパクトに拘った事。そしてもう一つ歴史とスピリットを感じてもらう事。歴史を紐解くと街のジーパン屋さん1軒１軒に営業が挨拶に行き、ブランドを広めていきました。今でもそのスタイルを大事にしているのが当社の特徴です。先日17OZのジーンズが発売されましたが、東京の営業にバナーはないのか？と言われたんです。改めて大事にしている文化なんだと、思い出させてくれました。そうやって50年間ブランドが続いてきた。その象徴こそがデニムバナーです。今回の歴史的な企画でどうしてもデニムバナーは外せませんでした。そこに落とし込むデザインにこれまで培ったスピリットや先輩方の想いを詰め込む、最後に社是であるQuality Comes Firstの精神も忘れず作成したので、手捺染や裁断、縫製、刺繍とかなり細かい所までかなり突き詰めた為、発表まで時間が掛かってしまった」のだとか。そして改めて日本デニムを支える職人さん達の技術を間のあたりにし、込み上げるものがあったそうです。