スタートアップのデザイン面の支援強化のため、Design Fellows Programを開始
■Design Fellows Program とは
起業家精神を備えたデザイナーがインキュベイトファンドのメンバーとして、(1)スタートアップに対するデザイン面を主とする事業開発の支援、(2)スタートアップとデザイナーのコラボレーションの促進および支援、を行うプログラムです。
■Design Fellows Program 開始の背景
昨今のスマートフォン/タブレットなどの端末およびソーシャルメディアの浸透を背景に、IT・WEB・Mobileにおけるユーザとスタートアップを取り巻く環境は大きく変化してきました。
私達は、スタートアップの事業開発およびサービスの成長において、今後ますますデザインの重要性が増していくものと考えています。米国においては「デザイナーはスタートアップにとって最重要なタレントの一つである」という認識が浸透しており、多くの才能にあふれたデザイナーがスタートアップの一員として活躍しています。日本のスタートアップにおいても、経営の現場でデザイナーがその才能を発揮しながら、事業創造に挑戦できる環境を作りたいと思います。
米国ではKleiner Perkins Caufield & Byers(KPCB)をはじめ一部のベンチャーキャピタルが類似の取り組みを始めています。(参考URL:http://www.kpcb.com/news/143/press_release)
■Design Fellow 紹介
藤原由翼 1987年生まれ
2005 : 千葉工業大学 工学部 デザイン科学科 入学(山崎研究室 2009 卒業)
2009 : 楽天株式会社 入社(2013 退職)
Information Architect 及び User Experience Designerとして、様々なサービスのリニューアルや新規立ち上げプロジェクトを担当。また、UCDやUXデザインの啓蒙・導入・仕組化・教育などを実施。主な実績はUI関連特許の発明やグッドデザイン賞2012の受賞など。
2013 : インキュベイトファンド Design Fellow として活動開始
■当プログラム担当の和田圭祐よりメッセージ
インキュベイトファンドは2010年に設立してからの直近3年間で、40社ほどの創業を支援してきましたが、その事業開発のプロセスの中で、経営におけるデザインの重要性、そして、チームにおけるデザイナーの重要性を、日々痛感していました。
志を同じくする起業家とデザイナーが、お互いの才能を融合させて生まれる化学反応は、より力強くスタートアップを成長させると信じており、今後の活動を通して、起業家精神を持つデザイナーの活躍の機会を増やしていきたいと思います。
インキュベイトファンドは、スタートアップの成長に必要なものを深く理解したベンチャーキャピタルとして、これからも起業家と共に事業創造の現場に立ち続け、起業家にとって最高のパートナーであり続けるべく進化していきます。
(インキュベイトファンド 代表パートナー 和田圭祐)
■参考資料
<インキュベイトファンド概要>
・名称:インキュベイトファンド
・代表者:赤浦徹、本間真彦、和田圭祐、村田祐介
・設立:2010 年5 月
・運用ファンド:インキュベイトファンド1号投資事業有限責任組合 など
・投資実績:株式会社ポケラボ、株式会社イストピカ、株式会社 Aiming、株式会社マイトラックス、株式会社ビヨンド、株式会社MUGENUP など
・投資対象:モバイル/ウェブ/ソーシャル分野に係るスタートアップ
・URL:http://incubatefund.com/
<本件に関するお問い合わせ>
・Mail: sasaki@incubatefund.com(担当:佐々木)
以上
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。