歌舞伎と縁。北野天満宮にて市川海老蔵が奉納舞を披露。

国宝「北野天神縁起絵巻 承久本」に描かれた「紅梅殿」の移築修繕の完成を祝う「延年之舞」

北野天満宮(京都市上京区)では、10月25日(日)、歌舞伎役者市川海老蔵による奉納舞の披露が行われた。
北野天満宮では、2027年の「千百二十五年 半萬灯祭」に向けて境内の整備事業が進んでおり、今回の奉納舞は、菅原道真ゆかりの建物である紅梅殿の移築修繕の完成を記念したもの。

北野天満宮には、歌舞伎を創始したことで知られる出雲阿国が慶長8年(1603)3月25日に公演を行った記録が残っており、これを縁として、現代の歌舞伎を担う花形役者の一人である市川海老蔵が、成田屋のお家芸である「勧進帳」より弁慶の舞として知られる「延年之舞」を舞って、紅梅殿の完成を祝った。

市川海老蔵 奉納舞

 

市川海老蔵 奉納舞

市川海老蔵 奉納舞

 

拝殿にて正式参拝

舞台挨拶の様子

約600名の観衆が集まった

宮司らとともに餅撒き

 

奉納後は記者会見が行われた

紅梅殿の特設舞台前には約600名の招待客と前日深夜から楼門前に並んだ一般客が集い、さらに境内にモニターを設置して多くの拝観者が舞を見物。当日は「天神さん」と呼ばれる北野天満宮の縁日であり、秋の恒例行事「御土居のもみじ苑」の公開開始日ともなったことから、大変な人出で賑わった。


紅梅殿は、今後、国宝『北野天神縁起絵巻 承久本』に描かれた「紅梅殿別離の庭」が再現される。菅原道真が大宰府へ配流になる際、「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春を忘るな 」と詠んで別れを惜しんだ名場面を彷彿させる、梅の見事な庭園となる計画だ。

国宝『北野天神縁起絵巻 承久本』に描かれた「紅梅殿別離の庭」


史跡御土居のもみじ苑の公開は以下のとおり。

■平成27年10月25日(日)~12月6日(日)
午前10時~午後4時(ライトアップ期間中は、午前9時 開苑)
■夜間ライトアップ 11月14日(土)~ 12月6日(日) 日没より午後8時
■入苑拝観料(茶菓子付)大人 700円/小人 350円

12月6日まで公開中の「史跡御土居のもみじ苑」


詳しくは、北野天満宮公式WEBサイトへ

 

http://kitanotenmangu.or.jp/

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