世界初の生体認証決済サービス「Liquid Pay」、ハウステンボスにおけるテスト導入開始
「テンボス通貨」は生体認証を利用したハウステンボス独自の地域通貨であり、世界で初めて数百万人規模での生体認証のみによる決済を実現するものです。お客様は、一度エントランスなどで生体認証による登録を行い、デポジットで入金すると、財布・カードを一切保持することなく、手ぶらで園内のレストランでのお支払い、お買い物を行うことが可能となります。テスト導入では、会員様向けのプレミアムサービスとして実施が予定されております。
「Liquid Pay」の概要
「Liquid Pay」は、指紋を決済IDとする、低コスト、高セキュリティな決済サービスです。従来、決済手段を導入するには、ICカードやICカードの読み取り機など高額な導入費用がかかっていましたが、指紋を決済IDとすることで、低コストでの決済IDの導入を実現しました。即時に決済IDを発行することができる利便性を有している上、SMS配信機能を利用した集客施策も行うことが可能です。
指紋の特質上、第三者による利用が不可能であるため、なりすましによる犯罪利用のリスクは低く、指紋情報を暗号化データに変換して管理していることから、万が一情報流出事故が生じた場合であっても指紋画像自体が流出するリスクが一切ないなど、高セキュリティな決済サービスを実現します。
「Liquid独自の生体認証エンジン」について
既存の生体認証技術は、カードやスマートフォンなどを組み合わせるなどして、あくまで確認手段として用いられていました。また、ユーザー数の増加に伴い、照合時間の増加や照合精度が下がる問題がありました。それらの問題に対し、当社は、生体認証にフォーカスした画像解析技術と、機械学習を利用したビックデータ解析技術により高速処理を可能にした認証アルゴリズムを独自に開発し(特許出願済)、カードやスマートフォンを用いることなく、生体認証のみでユーザー数増加による照合時間の増加や照合精度の低下を防ぐことを可能にしました。Liquid独自の認証アルゴリズムは、指紋のみならず虹彩や顔認証といった他の生体認証にも応用可能であり、これからの生体認証のスタンダードとなる可能性を大いに有しています。
「株式会社Liquid」
株式会社Liquidは、「本人であることが本人を証明する手段になるという当たり前の世界を作る」をビジョンとして、画像解析やビックデータ解析を用いた生体認証技術を開発しています。カードやIDなどの外部情報が必要となる既存の生体認証手段ではなく、生体認証情報のみで多数のユーザーも高速で認証できる生体認証技術を開発し、事業を展開しています。現在、総務省による「ICTイノベーション創出チャレンジプログラム(I-Challenge!)」に採択され、東京大学エッジキャピタル等から出資を受けております。
これまでに様々な実証実験を経て、現在はオフィス、学校、病院向けに提供を行う本人認証システム、飲食店やホテル、テーマパーク向けの決済システム、会員管理システムなどを販売、運営しています。今後は、従来セキュリティ面や莫大なシステム構築費用などから大手企業しか参入できなかった銀行・証券等の金融の分野において、当社の技術を用いた新たな金融サービスを実現するなど、様々な分野での事業展開を見込んでいます。
http:/liquidinc.asia/
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社Liquid(リキッド)
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿一丁目18番5号アルカサルB01
担当:轟木
Tel:03-6455-7665 E-mail : todoroki@liquidinc.asia
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