分身ロボットOriHimeを開発する株式会社オリィ研究所が2億2,977万円を調達
株式会社オリィ研究所は、「会いたい人に会いに行ける、行きたいところに行ける」をコンセプトに、遠隔操作で自由自在に動かせる世界初の小型分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を開発しており、今年2016年4月にBeyond Next Ventures1号投資事業有限責任組合、リアルテックファンド1号投資事業有限責任組合などから合計2億2977万円の資金調達を行った。
調達した資金は今年夏に計画されている新バージョンリリースに向けた量産費用や人材採用、開発費に充てる。
調達した資金は今年夏に計画されている新バージョンリリースに向けた量産費用や人材採用、開発費に充てる。
株式会社オリィ研究所(本社:東京都三鷹市、代表取締役CEO:吉藤健太朗、 以下「オリィ研究所」)は、このたび、Beyond Next Ventures株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 伊藤 毅)が運営するBeyond Next Ventures1号投資事業有限責任組合をリードインベスターとして、合同会社ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタル (本社:東京都港区、代表業務執行役 永田 暁彦)が運営するリアルテックファンド1号投資事業有限責任組合(以下、リアルテックファンド)、および、OriHimeのパイロットユーザーでもある藤澤義之氏他の個人投資家計8名も引受先とした第三者割当増資により、総額2億2977万円の資金調達を完了した。
株式会社オリィ研究所は「会いたい人に会いに行ける、行きたいところに行ける」をコンセプトに、遠隔操作で自由自在に動かせる世界初の小型分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を開発し、去年7月より法人向けレンタルサービスを行っている。
「OriHime」とは、インターネット経由で、手・首の向きを直感的に自由に動かせ、視覚・聴覚を有し、音声を発して相手と会話ができる、利用者の分身となるロボットである。具体的には、入院中で学校に通えない児童が、学校の自分の席にOriHimeを置いて授業に参加する、といった用途に活用されている。OriHimeをiPadのアプリで遠隔操作し、首の向きを変えて黒板や教室の様子を見渡したり、手を自由に動かしてジェスチャーを交えながら先生や友達と会話したりすることで、入院している児童にとっても、周囲の人にとっても、あたかも実際にその児童が教室にいるのと同じように感じることができる。その他にも、在宅勤務やALSの方のコミュニケーション補助、遠隔結婚式参加などで既に多数の利用実績がある。
オリィ研究所は今回の資金調達により、今年2016年夏にリリース予定の新バージョンの量産費用、営業人材の採用、及び将来に向けた研究開発を加速させるための体制強化を図る。
研究開発型ベンチャーへのシード・アーリーステージの投資領域において業界を牽引するBeyond Next Ventures株式会社およびリアルテックファンドは、先端技術をもとに様々な課題を解決するベンチャー企業の育成に力を入れており、今後は両社からの研究開発や販売、マーケティング活動への支援も受け、OriHimeの普及を加速していく計画である。
■株式会社オリィ研究所について
設立日:2012年9月28日 代表:吉藤健太朗 「たとえ寝たきりでも、会いたい人に会え、社会に参加できる未来をつくる」という理念のもと設立、吉藤がかねてより開発していた分身ロボットOriHimeを企業・入院児童・在宅勤務者・リハビリ施設などへ提供し、「存在感の伝達」に焦点を当てた研究開発、実用化を行う。
http://orylab.com
■Beyond Next Ventures株式会社について
Beyond Next Ventures株式会社は、2014年8月に設立された、医療機器、ロボット、新素材などの大学発・技術系ベンチャーへのインキュベーション投資・支援活動に特化したベンチャーキャピタルであり、総額50億円のファンドを運用している。
http://beyondnextventures.com/
■合同会社ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタルについて
ユーグレナ社の 100%子会社であるユーグレナインベストメント、SMBC日興証券、リバネスが 3 社 で設立したベンチャーキャピタルであり、リアルテック(※)特化型ファンド「リアルテックファンド」を運用している。
※リアルテックとは:地球と人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジー
株式会社オリィ研究所は「会いたい人に会いに行ける、行きたいところに行ける」をコンセプトに、遠隔操作で自由自在に動かせる世界初の小型分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を開発し、去年7月より法人向けレンタルサービスを行っている。
「OriHime」とは、インターネット経由で、手・首の向きを直感的に自由に動かせ、視覚・聴覚を有し、音声を発して相手と会話ができる、利用者の分身となるロボットである。具体的には、入院中で学校に通えない児童が、学校の自分の席にOriHimeを置いて授業に参加する、といった用途に活用されている。OriHimeをiPadのアプリで遠隔操作し、首の向きを変えて黒板や教室の様子を見渡したり、手を自由に動かしてジェスチャーを交えながら先生や友達と会話したりすることで、入院している児童にとっても、周囲の人にとっても、あたかも実際にその児童が教室にいるのと同じように感じることができる。その他にも、在宅勤務やALSの方のコミュニケーション補助、遠隔結婚式参加などで既に多数の利用実績がある。
オリィ研究所は今回の資金調達により、今年2016年夏にリリース予定の新バージョンの量産費用、営業人材の採用、及び将来に向けた研究開発を加速させるための体制強化を図る。
研究開発型ベンチャーへのシード・アーリーステージの投資領域において業界を牽引するBeyond Next Ventures株式会社およびリアルテックファンドは、先端技術をもとに様々な課題を解決するベンチャー企業の育成に力を入れており、今後は両社からの研究開発や販売、マーケティング活動への支援も受け、OriHimeの普及を加速していく計画である。
■株式会社オリィ研究所について
設立日:2012年9月28日 代表:吉藤健太朗 「たとえ寝たきりでも、会いたい人に会え、社会に参加できる未来をつくる」という理念のもと設立、吉藤がかねてより開発していた分身ロボットOriHimeを企業・入院児童・在宅勤務者・リハビリ施設などへ提供し、「存在感の伝達」に焦点を当てた研究開発、実用化を行う。
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■Beyond Next Ventures株式会社について
Beyond Next Ventures株式会社は、2014年8月に設立された、医療機器、ロボット、新素材などの大学発・技術系ベンチャーへのインキュベーション投資・支援活動に特化したベンチャーキャピタルであり、総額50億円のファンドを運用している。
http://beyondnextventures.com/
■合同会社ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタルについて
ユーグレナ社の 100%子会社であるユーグレナインベストメント、SMBC日興証券、リバネスが 3 社 で設立したベンチャーキャピタルであり、リアルテック(※)特化型ファンド「リアルテックファンド」を運用している。
※リアルテックとは:地球と人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジー
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