日本初の求人用チャットボット「GetUp」がリリース
IBMのスタートアップ賞を受賞
日本初の求人用チャットボット「GetUp」が先週リリースされました。クリエイティブビジネスカップでIBMスタートアップ賞ベストテクノロジー枠を受賞。Facebookメッセンジャーを活用したチャットボットサービスは、現在広告/マーケティング業界で働きたいバイリンガルの求職者を焦点し、転職活動の流れをシンプル化することにより、リクルーターと求職者の仕事量を減らすことができます。開発したのは東京のバイリンガル人材紹介会社のロバートリオナルドコンサルティング。リリースから2週間で順調な伸びを見続ける。
仕事探しに特化したチャットボット、GetUp(ゲットアップ) が二週間前にリリースされました。GetUp( http://getup.jp )は伝統的な転職活動の流れをシンプルにした革新的なサービスです。現在、広告/マーケティング業界で働きたいバイリンガルの求職者を焦点にした、日本初の求人用チャットボットです。GetUpは、人材紹介会社ロバートリオナルドコンサルティング( http://www.robertleonard.jp )が開発したもので、求職者はFacebookメッセンジャー( https://www.facebook.com/getupjobs )のチャット機能を通して、候補になる求人を紹介してくれます。
11月1日にオーストラリア大使館で開催されたクリエイティブビジネスカップ( www.creativebusinesscup.com )でも「IBMスタートアップ賞 ベストテクノロジー枠」を受賞しました。クリエイティブビジネスカップの審査員でTokyoDexの創業者、D.H.ローゼンが「GetUpはリクルーティングにおいて独自のアプローチを持ち、伝統的なリクルーティング手法では確保できない人材をリーチできると思う。そのために必要な新しい技術もうまく活用している」と述べています。
クリエイティブビジネスカップ審査員兼C4 Capitalエグゼクティブディレクターの長尾純子は「Getupは求職者に公平な土俵を用意し、企業はメリットベースに採用枠を埋めることができます。 IBMとCBCのコミュニティのサポートをもって、GetUpは日本企業がグローバル市場で競える人材探しのニーズに答えられるかもしれません」と述べています。
GetUpは瞬時にお客様の特徴や好みを理解し、それに関連する仕事を紹介します。GetUpは、ベテランのリクルーターとエンジニアのチームによって作られ、希望された仕事、企業または業界について的確な質問をもとに分析することにより、面談時に企業のレジュメを見る作業を省くことができます。
現在提供されている求人情報は、東京勤務のマーケティング・広告業界のバイリンガル求職者向けですが、全ての業界・業種を掲載する予定です。
GetUpの共同創始者Jared Campion(ジャレド・カンピォン)は、「GetUpは更に上のキャリアを目指す人の手助けをする為に作りました。このプラットフォームを使うことによって、リクルーター達はお客様に対してより良いサービスを提供することが出来ると信じています」と述べています。
ロゴになる日本の下駄のモチーフは、「GetUp」に音が似ていることから来ています。「下駄を履かせる」ということわざをポジティブに変換し、求職者のキャリアを良い意味で底上げできるようにしたいと考えています。そして、「夢の仕事GetUp!」というキャッチフレーズとともに、日本で強いブランドイメージを確立させたいと思っています。
現在、GetUpシステムを通して紹介できる会社を増やしています。このシステムを使って仕事を見つける事ができた場合、GetUpはその人材紹介会社から手数料を受けとる仕組みになっています。GetUpはこのシステムを構築することで、仕事探しの在り方を完全に変革することを目標としています。
このシステムを発展させて、Tinderの体験に似たアプリ(画面の指示に従って答えをスワイプして選択していくもの)などの更なる展開も予定しております。
カンピォンは「日本において、人材紹介のマーケットは世界2位を誇る規模です。日本はリクルーティングの為の新しいテクノロジーを世界へ広げる前のベースを作る場所としては、最適な場所と言えるでしょう」と述べています。
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