２００７年１１月発売 新時代の幕開けを告げるメディカルチェア

マッサージチェアの専門メーカー、ファミリー株式会社（本社：大阪市 代表取締役：稲田 二千武（いなだ・にちむ）は、マッサージチェア業界のリーディングカンパニーとして、当初業務用として開発を続けていたノウハウを応用し、まさに全身マッサージチェアと言える画期的な新製品「ファミリーメディカルチェアSOGNO FMC-10000」を開発、幅広いユーザー層にお使い頂くべく一般家庭用として２００７年１１月より発売する運びとなりました。

１９９９年、もみ玉にエアーの刺激をプラスしたハイブリットタイプの発売によりマッサージチェアの総需要は大きく伸びましたが、一昨年後半から市場は縮小傾向にあります。その要因としては、他社も含め毎年、新製品投入はしたものの、当社は音声認識・ジョイスティック等に注力し、顧客の需要喚起創造力に欠けたと反省致しました。
そこで家庭用健康器具メーカーとして売り場の再活性化、マッサージチェア市場全体の需要拡大を大義として、多彩なマッサージとまるでゆりかごにゆられているような心地よさを感じることができる新ゆらぎ機能、さらに10 代（ヤング）からお年寄りまで幅広く満足頂けるプログラムを搭載致しました。
さらに、マッサージ機能だけではなく、全身ストレッチ機能も搭載する事で、毎日多様な目的で使って頂ける多機能マッサージ機を開発致しました。「メディカルチェア SOGNO」の「SOGNO（ソーニョ）」とはイタリア語で夢を意味し、マッサージ/くつろぎチェア両面で多くのユーザーの声に応えるべく高満足度を追求したマッサージチェアです。
また、椅子や液晶TV などで世界的に活躍されているインダストリアルデザイナーの喜多俊之氏によるデザインにより、従来インテリアとの調和が難しかったマッサージチェアにおいて和・洋双方のインテリアと調和するモダンなフォルムを実現致しました。


◆ファミリーメディカルチェア SOGNO（ソーニョ）FMC-10000 の特徴
① 業界初！手技・指圧ひきもみ
特に首・肩に関してはその枕部に業界初の「首･肩エアーユニット」を搭載、多くのユーザー
が待ち望んでいた心地よさを実現しました。さらに全身エアー施療部55 箇所をエアーセルで優
しく、しっかりと指圧致します。＜施療範囲：首･肩･上腕・前腕・手・腰・座・太腿・ふくら
はぎ・足裏＞また上腕部～前腕部～手の部分に関しては横幅調整可能な可動式とし、大きめパ
ッドが優しく包み込むように指圧、また上腕部をしっかりと固定してくれるのでファミリー自
慢の揉み味がより魅力的な体感となります。また座部～太腿にかけては両サイドからのエアー
プレスが圧迫・解放を繰り返し骨盤から太腿にかけてしっかりとマッサージ致します。

② 業界初！ヤングプログラム
特に第二次成長期といわれる子供を対象（中学1 年～）として、現代を生きる子供たちの筋
肉のこりの緩和筋肉痛の痛みの緩解をテーマにリクライニングの角度も自動セッティング、た
たき動作も極力減らし施療幅も最低限とし、敏感といわれる手先、足裏への刺激はなくしまし
た。揉まれるより優しくさすられる感覚で、子供の身体に負担の少ない低刺激のヤングマッサ
ージプログラムを実現致しました。

③ 新ゆらぎ機能
プロのマッサージ師が施療後に筋肉のバランスを整えるために行う動作を参考に開発された
「新ゆらぎ機能」、左右に揺れる座ゆれのメーカーに座面エアーが絶妙のタイミングで組み合わ
さりまさに「大人のゆりかご」といったマッサージ後の心地よいリラックスタイムをお過ごし
いただけることと思います。

④ 業界初！全身ストレッチ
現行モデルFMC-8000 より登場となったストレッチ機能がさらに進化を遂げ、エアーとフッ
ト部の昇降、さらに本体の自動リクライニング機能を使うことで背筋をすっきりと伸ばしてく
れる本格的なストレッチを目指しました。「新ゆらぎ機能」とあわせ、コース中はもちろんマッ
サージ終了後の爽快感の持続を考えた機能といえるでしょう。

⑤ 更なる進化を遂げたメディカルプログラム
プロのマッサージ師が施術の際に行う手法、順番、強さ等、総合的なマッサージ作法を目的
別にプログラムしたメディカルプログラムを一新、多くの人々のニーズにお答えします。
「クイックコース」では短時間にして得られる癒しをテーマにマッサージ＋ゆらぎや全身ス
トレッチなど多彩な機能を凝縮、「全身エアー中心コース」では特に低刺激のマッサージをお好
みの方にもみ玉は動かずエアーによる指圧を中心にプログラミング、その他コースと合わせ、
豊富なラインナップとなっています。
その他の機能として使う方の体型に合わせて指圧ポイントを光センサーで検索する「光セン
サー指圧点自動検索システム」体型のカーブに合わせ、もみ玉がシーソーのように可動、また
体圧を4 点に分散することで過度の刺激を和らげる「シーソー式4 つ玉」、グゥと止まるほどに
揉む、プロのノウハウを取り入れた「超スローシステム」などを受け継ぐ、まさにFAMILY の
DNA とも呼べる機能も健在です。


◆按摩器から「メディカルチェア」へ　－FAMILY　メディカルチェアの歴史－
2000年4月に発売されたメディカルチェアシリーズ第１弾メディカルチェアi.1（アイワン）は、業界初となる【体型別指圧ポイント自動検索システム「光センサー」】と症状別の自動プログラム【メディカルコース】を搭載し、業界に高付加価値マッサージチェアの潮流を生むきっかけとなりました。
その後、2002年メディカルチェアH.9（エイチナイン）はTIME誌（米国）選出「発明品オブ・ザ・イヤー」を受賞。2003年夢の全身マッサージ・メディカルチェアD.1（ディーワン）は2004年「インターナショナル・コンシューマー・エレクトロニクス・ショウ」入賞。また、グッドデザイン賞を2004年メディカルチェアW１（ダブルワン）、2005年INADA　RELAX　ROBO、INADA　TKがそれぞれ受賞。おまかせ機能を追及したメディカルチェアシリーズは2005年発売の音声認識機能搭載のメディカルチェアファミリーロボでひとつの頂点を迎えました。
メディカルチェアロボスティックは「メディカルチェアを超えるメディカルチェア」として、「わがまま機能の充実と生活シーンに溶け込むハイデザイン」をコンセプトに2006年発売し、その年のグッドデザイン賞を受賞致しました。またプロのマッサージ師がマッサージ後に行う動作を参考に開発された、ゆらぎ・ストレッチ機能搭載、おしり、ふとももといったマッサージ動作の拡充を可能したメディカルチェア　I・S（アイエス）を2007年7月に発売致しております。
さらに今回、ファミリーメディカルチェアの技術の結集といえるべく、メディカルチェア　Sogno（ソーニョ）を発表致します。