ダイアログ・セミコンダクターがBluetooth® Smart DA14580の用途を急成長中のPC・タブレット周辺機器市場へと拡大

「DA14580 SmartBond(TM)」SoCによりBluetooth® Smartワイヤレス・キーボード向けにコスト効果とエネルギー効率に優れたソリューションが実現

英国・ロンドン、2014年5月28日- 高度に集積されたパワーマネジメントIC、AC/DC、固定照明機器、Bluetooth® Smart無線技術のプロバイダーであるダイアログ・セミコンダクター (FWB: DLG) は、同社の「SmartBond™ DA14580」SoC (System-on-Chip) がワイヤレス・キーボードに用いられることを発表しました。これは、急成長している企業向け・家庭向けPC周辺機器 (ヒューマン・インタフェース・デバイス、HID) 市場をターゲットとするものです。

キーボードやマウスなどを含むPC周辺機器分野は、ダイアログ・セミコンダクターのBluetooth Smartアプリケーションにとって重要な新市場になります。PCとタブレット分野における既存の大規模市場を基盤とすることができ、そこでの大半の製品がすでにBluetooth Smart規格に対応しているからです。その結果、今後キーボードでもBluetooth Smartが幅広く採用されていくと期待されます。

IHS社によれば、PC、ノートパソコン、タブレットの2014年の出荷台数は6億2,300万台に達する見込みであり、その大半がBluetooth Smartに対応します。PC周辺機器市場もそれに近い規模であり、2014年に6億1,400万台の出荷が見込まれています。加えて、Bluetooth Smartは、HID市場において今後5年間にわたり最も急速に成長する分野だと考えられています。このトレンドの背景には、Bluetooth Smartが広く採用されていることと、ドングルが不要になるため利便性の向上とコスト削減が可能になることが挙げられます。

ペアリング メカニズムの改善やワイヤレス機器の価格低下に加え、ワイヤレス製品への消費者ニーズの高まりにより、PC周辺機器においてBluetooth Smartが急速に採用されています。Windows 8は標準でBluetooth Smartをサポートすると同時にユーザー体験も向上しているため、Windows 8の普及の進展により、ワイヤレスPC周辺機器に対する需要も高まると予測されます。

ダイアログ・セミコンダクターのシニア・バイス・プレジデント兼コネクティビティ、自動車および産業機器事業グループのジェネラル・マネージャーであるショーン・マグラス (Sean McGrath) は次のように述べています。「DA14580は、現在利用可能なBluetooth SoCの中で最も低消費電力であり、現在市場に投入されている最も有名なワイヤレス・キーボード・ブランド製品のバッテリー寿命を3倍以上に延ばすことができます。独自規格のワイヤレス・コネクティビティ・ソリューションの価格に匹敵する、最小限のシステムコストで実現できる、最新鋭キーボードのすべての機能をカバーする高度なリファレンス・デザインも用意されています。ダイアログは、環境に優しい優れたソリューションをメーカーに提供するとともに、エンドユーザーにも最大限の利便性をお届けします」

マグラスはさらに次のように述べています。「ダイアログの目的は、開発に要するコストと作業負荷を最小限に抑えると同時に、発売までの期間を短縮できる完成品レベルのソリューションを顧客に提供することです。このワイヤレス・キーボード・リファレンス・デザインによって、ダイアログは成長中のHID市場に満を持して参入することになります。我々のリファレンス・デザインを利用すれば、短期間で最先端のデザインを市場に投入することが可能になるのです」

PCとタブレットではこれまで、Bluetooth Classicや独自のRFソリューションが用いられてきました。現在、Bluetooth Smartの方がClassicより人気が高まっているのは、消費電力が少ないうえに接続も高速なためです。また、PCやタブレットにシームレスにキーボードを接続でき、煩わしいUSBドングルも必要ないため、独自RFソリューションもBluetooth Smartに置き換わっていくと予測されています。

【ワイヤレス・キーボード・リファレンス・デザインの主な特長】
●テンキーとファンクションキーを備えたフル109キーボード

●接続状態とバッテリー残量低下を表示する2つのLED

●BOMコストの最小化
・単四のアルカリまたはニッケル水素電池1本を使用 (現在、通常単三電池2本が必要)
・外部コンポーネントの数を最低限に抑制。16の受動コンポーネントだけでキーボード・システムを完成可能
・システム上に32kHz水晶発振子が不要

●利用可能なソリューションのバッテリー寿命を最大化。動作モードでのピーク消費電流は5mA未満、スリープモード時の消費電流は最大600nA

●最先端の柔軟性を備えたSW
・すべての主要プラットフォームにおいてコネクション・インターバルとスレーブ・レイテンシをプログラム可能
・高度なキー機能 (複数キー検知、6キー同時押下レポート、キーゴースト抑制、すべてのキーからのウェイクアップ、バウンス抑制、スリーピングキャット機能)
・すべてのキー・パラメーターをSWカスタマイズ可能

リファレンス・デザインには、キーボードの設計に必要なすべてのハードウェア、ソフトウェアおよびドキュメンテーションが含まれます。

ソフトウェアはソースコードのかたちで提供されるため、顧客の要件に応じてキーボードとワイヤレス・コネクション・パラメーターを極めて柔軟にカスタマイズすることが可能です。


■ダイアログ・セミコンダクターについて
ダイアログ・セミコンダクターは、携帯型パーソナル機器、短距離無線通信、およびLED照明機器などのために最適化された高集積ミックスドシグナル集積回路(IC)を製造し、柔軟性に富むダイナミックなサポート、世界最先端のテクノロジー、そして実績あるビジネス・パートナーとのビジネスを展開しています。

低消費電力設計に最適化されたシステム パワー マネージメントやオーディオ、短距離無線、AC-DC Power conversionやMulti Touchを含む製品開発での豊富な経験とその分野に集力することで、スマートフォン、タブレット、Ultrabooks™やデジタルコードレス電話を含む、パーソナルポータブル製品、デジタル民生製品に向け、数十年にわたる経験と迅速なIC開発を提供しています。

またダイアログ・セミコンダクターの各種プロセッサーに対するシステム電源コンパニオンICは顧客の製品開発を手助けするだけでなく、バッテリー寿命を延ばし、高速充電を可能にするなど、ポータブル製品の性能を向上させることができます。

ダイアログ・セミコンダクターplcはロンドンに本社を置き、グローバル営業、研究開発およびマーケティング部門も併設しています。2013年の売り上げは9億1000万ドルであり、ヨーロッパで最も成長の速い半導体企業の1社となっています。従業員数は全世界で約1,100人。世界クラスの製造パートナーを持つダイアログ・セミコンダクターは、製造工場を持たないファブレス・ビジネスの代表的モデル企業となっています。

ダイアログ・セミコンダクターはフランクフルト証券取引所に上場しており(FWB: DLG)、German TecDAXインデックスの構成企業メンバーでもあります。また、ルクセンブルグ証券取引所のEuro MTF 市場にも上場しています。

詳しくはホームページhttp://www.dialog-semiconductor.com/home-jpをご参照ください。
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