東大発ベンチャーLPixel、 高性能な画像不正検出ソフト「LP-exam Pro」を販売開始

LPixel(エルピクセル株式会社)は、最先端の画像処理技術を応用し、生命科学分野の学術論文の画像を中心に、切り貼りや加工などの不自然な箇所がないかを検出するソフトウェア「LP-exam Pro」を開発し、販売を開始しました。同社はオンライン版を4月から無償で公開しておりますが、より高性能・多機能なオフライン版を提供することで従来困難であった不正の検出をも可能にしました。

 英科学雑誌「ネイチャー」に掲載されたSTAP細胞の論文に含まれる画像に不正な加工や不自然な箇所があるという指摘が、生命科学界のみならず論文捏造をめぐる社会問題として、大きな注目を集めています。LPixelでは4月に、「画像不正検出ソフトウェアLP-examオンライン版(http://lpixel.net/lp-exam/)」を無償で公開し、数多くのメディアから注目を集めました。しかし、オンライン版ではシステムの制限上解析精度を落とさざるを得なく、安易な不正は検出できるものの、高度なものの検出は困難な状況でした。今回販売するオフライン版は画像処理技術を最大限活かすことで、より多くの不正を検出することが可能となります。

LP-exam Proの機能について
 LP-exam Proでは高速な画像解析が可能です。また、オンライン版ではできなかった大量画像データの自動解析も可能となりました。バンド画像の細線化やエッジ抽出、その他解析サポートツールなど、オンライン版では実装することができなかった様々な画像処理を組み合わせることで、目的に応じたカスタマイズが可能となります。
<実装済の機能>
◯拡大機能(改変の有無の高速検査のために、拡大・整列等わかりやすく表示します)
◯自動検査機能(指定したフォルダ内の全実験画像に対して,自動的に改変検査を実施します)
<オプション機能>
◯スコア表示機能(「疑わしさ」「まぎらわしさ」 を定量化・スコア化します)
◯連携機能(他の論文管理ソフトウェアとの連携します)
◯重複データの探索機能(複数ファイル等を入力とし、他の論文等に類似した実験画像がないか探索します)



正しい画像解析方法について
実験で取得した電気泳動画像や顕微鏡画像から客観的データを抽出するためには画像処理による定量的な解析が有効です。本来であれば研究を発展させる上で重要な手段となり得る画像処理技術ですが、今回の画像不正問題を受けて、不必要な疑惑を避けるために画像処理そのものを避けるといったことにつながりかねません。このような画像処理技術に対する不信感を払拭するためには、画像不正を疑われないための正しい画像処理方法を知ることが重要です。正しい画像処理方法については同社が提供する研究者のための画像解析ソーシャルメディア「LP-tech」 (http://lp-tech.net/archives/292)で詳しく説明しています。
※LP-techのプレスリリース記事(http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000010005.html


商社、メーカーを通じて全国に販売開始
同ソフトウェアは商社、メーカーを通じて販売を開始しています。弊社でも販売に関する問い合わせを受け付けておりますのでお問い合わせフォーム(https://docs.google.com/forms/d/1M78tJ_XEeYo7vzVMaGB6--_Kpo7c5ErYa8VGuqrQmes/viewform)からお問い合わせ下さい。





エルピクセル株式会社について
エルピクセル株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 島原佑基)は、東京大学の生命科学の研究者が中心となって、2014年3月に設立したベンチャー企業です。東京大学産学連携本部主催のベンチャー育成プログラム(平成25年度「産学連携評価モデル拠点モデル実証事業教育プログラム(経済産業省)」)を通じて設立しました。
主な事業内容:
・研究用画像解析ソフトウェア開発
・新規アプリケーション開発
・研究者・科学者ソーシャル支援

ホームページ: http://lpixel.net
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