CAEシミュレーションソフトウェア:「STAR-CCM+」最新版v10.02を世界同時リリース

複合領域の設計最適化をさらに強化

テクノロジー、カスタマー・エクスペリエンス、生産性がSTAR-CCM+の最新バージョンの要です。
2015年2月25日、ニューヨーク、ロンドン

LSIモデルを使用した油水分離器シミュレーション

 

エンジニアリング用CFDに重点を置いたCAEシミュレーションソフトウェアの世界最大級の独立系プロバイダーである米国CD-adapco™(本社:米国ニューヨーク州メルビル)は、STAR-CCM+® (スター・シーシーエム・プラス)の最新バージョン10.02(以下、v10.02)のリリースをご案内いたします。v10.02では、設計の決定プロセスのスピードアップを実現するため、複合領域設計最適化(MDX; Multidisciplinary Design eXploration 以下、MDX)を強化し、エンジニアがあらゆる種類のシミュレーションを実施できるようになります。このアプローチにより、設計空間全体にわたる製品性能を完全に理解することができます。

当社のプロダクト・マネージメント上級副社長Jean-Claude Ercolanelliは次のように述べています。

「MDXというビジョンは、お客様により強い市場競争力をもたらします。これは、エンジニアが設計探査を通してシミュレーションの実用性を最大化することができるロバスト性、自動化、そして優れた技術により達成されます。さらに、カスタマー・エクスペリエンスと生産性の向上に対して当社が熱心に取り組むことで、ユーザーはMDXの恩恵を最大限に受けることができます。」

テクノロジー、カスタマー・エクスペリエンス、生産性がSTAR-CCM+の最新バージョンの要です。

テクノロジー:STAR-CCM+ v10.02の主な技術的向上のひとつは、CADクライアントのリモート実行であり、ネットワークとプラットフォームにわたる設計空間探査を実現します。リモートクラスターでの計算時に、STAR-CCM+はCADパッケージでの設計変更をシームレスに実行します。これはCAE市場において比類のない革新的技術です。

また、STAR-CCM+ v10.02は、VOF、液膜とラグランジェモデル間の新しい相互作用モデルにより、混相モデリングの分野において技術の飛躍的進歩をもたらしました。このアプローチにより計算コストとメッシュ数を劇的に削減し、雨水管理、クランクケース、ギアボックススロッシング、パーツの浸し塗りやコーティングのような、以前はシミュレーションが実用的ではなかったような分野にまで適用を拡大しました。
 

液膜に移行するラグランジェ粒子

 

VOFとオイラー混相モデルの利点を組み合わせた新しいラージ・スケール・インターフェース混相モデルが追加されました。これにより、共存している多くの異なる流れ様式を捉えることができます。これらの先進的技術とともに、CD-adapcoは重要なエンジニアリングシミュレーション業務に取り組み続けることにより、石油・ガス、化学プロセスや製造産業に大きな影響を与えます。また、STAR-CCM+ v10.02はオイラー混相、VOFやDEMもさらに強化します。
 

シンクに流れる水挙動VOF-液膜混相相互作用モデル

 

エクスペリエンス:新しいSTAR-View+は、STAR-CCM+ v10.02のカスタマー・エクスペリエンスを強化します。STAR-View+はシーン、非定常結果、相互作用の記録などのアニメーションを新しくサポートしました。STAR-View+は、シミュレーションの共同作業や解析結果の共有が可能です。このツールは、シミュレーション結果へと導く、あるいは深く探査するための無料の便利ツールであり、またライセンスフリーとなっています。

STAR-CCM+ v10.02はGPUの利用を通して、画像表示時間の大幅な短縮やグラフィカル・インタラクションの強化などのカスタマー・エクスペリエンスも改良しました。加えて、このバージョンでは、随伴法ベースの誤差評価、メッシュ偏差解析やデプス選択モードの新機能により、ユーザー・エクスペリエンスの新分野を開拓しています。

生産性:STAR-CCM+ v10.02では、スループットがより改善され、業務がより速く完結することを可能とし、同時により多くの設計変更を探査する機会を提供します。また、IdeaStormで最も要望の大きかった機能の一つである後流領域のリファインメントに、パーツ背後をより精度良く解くために抜き勾配を追加しました。

STAR-CCM+ v10.02の生産性を向上するその他の機能には、スケーラビリティとメモリ使用を改善したデータマッパーに対するターンアラウンドタイムの大幅な削減、計算時にパフォーマンスに影響を与えないパーツのレポート機能、パーツベースのシンメッシャーやブロワインターフェースモデルなどがあります。

STAR-CCM+ v10.02には、CD-adapcoのユーザーフォーラムであるIdeaStormに投稿された機能要望から引用された40件の新機能を含んでいます。当社は、ソフトウェア製品に当社のビジョンを反映するとともに、お客様が今抱えているニーズに確実にお応えするために、毎年3回のメジャーリリースを行っています。

※新機能およびそのメリットは当社のブログ(http://www.cd-adapco.com/blog)にて詳細を公開しています。
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