住まいと一緒に<壁紙>も替えるのが今のトレンド!? 壁紙は、インテリア感覚で楽しむ時代に

~需要高まる「お部屋のリニューアル」の実態を調査~ 今がチャンス!? 新年を迎えるタイミングで“壁紙張替え”をする人も! プロが教える、「お部屋のリニューアル」における壁紙選びのポイントとは

生活者の実態を調査・分析するライフスタイル総研(所在地:東京都渋谷区)では、このたび、20~50代の男女500名を対象とした、「お部屋のリニューアル」に関する意識・実態調査をおこないました。
近年、リフォームや内装・外装の変更など、家の一部や部屋に手を加える「お部屋のリニューアル」の需要が高まっています。2020年には住宅リフォームの市場規模が2014年比で約9%増の7.3兆円にまで拡大すると予測されているほか(矢野経済研究所※)、リノベーションというワードもここ数年で一般化。「お部屋のリニューアル」は今後ますますニーズが高まっていくと予想されます。また最近では、この「お部屋のリニューアル」にあわせて、家具やインテリアなどだけでなく、「壁紙」を張替える人も増えているようです。

こうした背景には、住宅が余剰傾向にある中で、現状の住まいを活用していきたいという意向が広まっていること、新築ではなく中古の物件を購入してリノベーションをするという選択肢が定着しつつあることなどが挙げられます。また、近年「ウチ充」という言葉が出てくるほど、家の中での生活をより充実させたいというニーズが高まっていることも一因と言えるでしょう。

こうした実態をもとに、今回ライフスタイル総研では、生活者たちの「お部屋のリニューアル」の実態について調査をおこないました。

※出典:矢野経済研究所「住宅リフォーム市場に関する調査結果 2015」

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▼「お部屋のリニューアル」実態調査
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■7割超が「お部屋のリニューアル」の経験・意向あり!

はじめに、自宅の一部や部屋に手を加える「お部屋のリニューアル」の興味・経験について聞いたところ、全体の41%が「したことがある」、35%が「今後してみたい」と回答。全体の7割以上が「お部屋のリニューアル」に対して積極的な考えを持っていることがわかりました。

また、経験者に対して「お部屋のリニューアル」をおこなった時期を聞いたところ、「過去3年以内」と回答した人が45%と約半数に。世の中的にも住まいへの意識が高まっている中で、より快適なお部屋づくりのためのアクションをおこす人が増えてきている様子がうかがえます。

ちなみに、実際におこなった「お部屋のリニューアル」の内容としては、「内装の変更(カーテン・床材・壁紙の変更など)」(70%)、「リフォーム」(59%)、「外装の変更」(42%)、「リノベーション」(15%)などが多い結果となりました。

■「お部屋のリニューアル」は「壁紙」を見直すチャンス!?

また、内装変更やリフォームなどにあわせて室内の壁紙を見直す人も多いようで、「お部屋のリニューアルの際に、壁紙の張替えをした」という人は58%と約6割。家具やインテリアなどだけではなく、「壁紙」にもこだわるのが最近のトレンドと言えそうです。 

なお、「壁紙を替えてよかったこと」としては、
・「壁紙を替えたことで、部屋全体が明るくなった」(59歳・男性)
・「雰囲気が変わり、新築に引っ越したような気分になった」(33歳・女性)
・「木や葉をモチーフにした壁紙に張替えたことで、シンプルだけどおしゃれになった」(43歳・女性)
などの声があがりました。

一方で、「お部屋のリニューアル」未経験者に「現在、自宅の壁紙に対して不満はありますか?」と聞いたところ、53%と半数以上が「ある」と回答。

具体的には、
・「築20年以上になるので、あちらこちらの汚れが目立つ」(53歳・女性)
・「クロスのつなぎ目がはがれつつある」(38歳・男性)
といった経年劣化に関する回答のほか、
・「長い間使っているのでイメージを変えたい」(51歳・女性)
・「壁紙を替えて、おしゃれな雰囲気にしたい」(42歳・女性)
など、壁紙をきっかけにお部屋の雰囲気を変えたいという声が目立ちました。

■インテリア感覚で壁紙をチェンジ…柄物やアクセントクロスも人気の傾向

それでは、具体的にはどのような壁紙が人気なのでしょうか。「お部屋のリニューアル」未経験者のうち、「今後、自宅の壁紙を張替えたい」と回答した人(105名)に対して壁紙選びのポイントを聞いたところ、「壁紙は、部屋のインテリアにあわせて選びたいと思う」という人が89%と約9割に。また、「家具を変えるように、壁紙をインテリア感覚で楽しみたい」という人も74%にのぼりました。

さらに、壁紙選びの傾向としては、「白・ベージュ以外のものを選びたい」と答えた人が50%という結果に。また、「壁一面だけの張替え、アクセントクロスなど遊び心のあるデザインを取り入れたい」という人は48%、「柄の入ったものを選びたい」人も30%となりました。

 具体的な色・柄としては、
・「木目調の心が落ち着く柄」(29歳・男性)
・「北欧系の温かみのある感じにしたい」(37歳・女性)
・「今の壁が白くて味気ないのでアジアンリゾート風にしたい」(51歳・女性)
などの声があがっています。

【調査概要】
・調査期間:2015年11月5日~9日・調査対象:20~50代 男女500名 (性別・年代 均等割付)
・調査方法:インターネット調査
・調査機関:楽天リサーチ

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▼専門家に聞く、「お部屋のリニューアル」における壁紙選びのポイント
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前述の調査結果をふまえて、今回はインテリアコーディネーターの高桑郁代さんに、「お部屋のリニューアル」時における壁紙張替えのポイントなどをお伺いしました。
 
■壁紙で、手軽に部屋の雰囲気をチェンジ…新年を迎えるタイミングで張替える人も

壁紙の張替えは、最も簡単に部屋の雰囲気を変える方法のひとつです。少し前までは賃貸マンションなどにおいても、白い壁紙を古いものから新しいものに張替えて「原状回復」をするだけでしたが、最近は借主のニーズにあわせてポイントクロスを自由に選ばせるスタイルが流行っています。また、こうした動きによって、実際に空室率が下がったケースもあるようで、それだけ壁紙の張替えニーズが高まっていると言えるでしょう。

また、壁紙の張替えは、見た目の雰囲気を変えるというソフト面のメリットだけでなく、「塗装などに比べて工事の時ににおいが出ない」、「施工に時間がかからない」といったハード面でのメリットもあります。そのため、これからリフォームやリノベーションを予定している方はもちろんですが、「時間や手間をなるべく抑えて、お部屋の雰囲気を変えたい」という時にも壁紙の張替えはおすすめできます。特に今の時期は、年内に壁紙の張替えをして、新しい気持ちで新年を迎えたいというニーズも多いようです。

■「柄物」や「機能性重視」の壁紙にも注目! プロが教える「壁紙選び」のポイントとは

壁紙は、場所や用途にあわせてデザインや機能を選ぶことが重要です。次の3点はぜひ意識してみてください。

○インパクトのある柄物も、一面アクセントならチャレンジしやすい!
最近は、色・柄共にたくさんのバリエーションが登場しており、インテリア感覚で壁紙を選べるようになってきました。特にインパクトのある柄物などは、選ぶのに勇気がいるかもしれませんが、例えば一面だけのアクセントであれば、「ちょっと大胆すぎるかな」と思うくらいのものを選んでも空間が思いのほか楽しくなります。また、天井の壁紙は白系にすることが多いですが、思い切って濃い色にするとスタイリッシュな雰囲気になっておすすめです。

○張る場所にあわせてデザインや機能を選択
そして張る場所によっても壁紙の選び方は変わってきます。例えばトイレは短時間しかいない空間なので、強い色や個性的な柄を選んで冒険するとメリハリの利いた面白いインテリアになります。さらに最近では、タバコのにおい、ペットのひっかき傷、子供の落書き、湿気やカビなどに対応した、汚れ防止・消臭・抗菌・防カビなどの「機能性」重視の壁紙も種類豊富です。場所や用途にあわせてデザインや機能を選択するのがポイントと言えるでしょう。

○ショールームに行って、実物を見て選ぶのがポイント!
また、壁紙を選ぶ時には、具体的なイメージを掴むため、ぜひショールームに行って大きなサイズで見てください。それが難しい場合でも、見本帳だけで選ぶのではなく「尺角サンプル」を取り寄せて、自分の家の壁にあてて選んでみるとよいでしょう。

壁紙は、お部屋の雰囲気を手軽に一新させることができる便利なアイテムです。壁紙を替えることで、ぜひ「暮らしを楽しむ」インテリアを実現していただければと思います。

【専門家プロフィール】
高桑郁代(たかくわ・いくよ) インテリアコーディネーター
立教大学卒。インテリア専門学校を卒業後、設計事務所にて住宅・別荘のインテリアデザインを手がける。1993年に(有)アイアンドパートナーズを設立。主に産婦人科クリニック・病院、住宅の新築・リフォームのプランニング、インテリアデザインを手がける。イメージのみならず、施主のライフスタイルにあったインテリアを目指している。1987年インテリアコーディネーター取得。2000年福祉住環境コーディネーター2級取得。IIDA(国際インテリアデザイン協会)プロフェッショナル会員。JIHA(日本医療福祉建築協会)会員。

今回の調査および専門家へのインタビューからは、「お部屋のリニューアル」の実態や、「壁紙張替え」の需要の高さが明らかになりました。今後、住まいの選択肢がさらに広がっていく中で、自分の好みにあわせて居住空間をカスタマイズしていくこれらの動きは、さらに加速していくと予想されます。
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