2015年11月 転職求人倍率 1.17倍　求人数は12カ月連続で過去最高値を更新 「販売／サービス系」前月比+10.3％増

転職サービス「DODA（デューダ）」が「DODA 転職求人倍率レポート」を発表

株式会社インテリジェンス（本社：東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員：高橋広敏）が運営する転職サービス「DODA（デューダ）」は、2015年11月の転職求人倍率をまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。
※転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者（転職希望者）1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。

■ 2015年11月の概況
2015年11月の転職求人倍率は、前月より0.01ポイント減の1.17倍。求人数は前月比+1.2％、転職希望者数は同+2.2％でした。求人数は12カ月連続で調査開始（2008年1月）以来の最高値を更新しました。
業種別では、9業種中7業種で求人数が増加。求人数が特に伸びたのは、「小売／外食」（前月比+2.9%）、「サービス」（同+1.9%）でした。職種別では、11職種中8職種で求人数が増加。求人数が特に伸びたのは、「販売／サービス系」（前月比+10.3%）「技術系（化学／食品）」（同+3.9%）。既存店舗の拡大や新業態の出店に積極的な外食チェーンや、新規出店攻勢をかける結婚式場、ディスカウントストアの求人増が目立ちます。

■ 解説　～例年ならば転職市場が落ち着く年末年始、今年は活況なまま～
11月に入ってからも、企業の採用活動は活発な状態にあり、求人数は12カ月連続で調査開始以来の最高値を更新しました。既存事業の組織強化や、新事業の展開を意図して、通年で中途採用を行う企業は増え続けています。転職希望者は、前月から続けて転職活動をする人の数が増えており、転職希望者数が求人数の増加幅を上回ったため、求人倍率が下降しました。
来年の4月入社に向けた採用を、年内から始めている企業が多いため、転職市場は活況なまま年末年始を迎えそうです。一方で、転職希望者は年末にかけて減少傾向にあり、年明けから本格的に活動を始める人が増える見込みです。1月から3月は、求人数も転職希望者数も増え、一段と活発化しそうです。（DODA編集長 木下学）
 

※DODA サイトでご覧いただける「DODA 転職求人倍率レポート」では、詳細なデータや考察を掲載しております。
http://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/041.html
※調査は 2008 年より行っております。過去のデータをご覧になりたい場合は、広報室までお問い合わせください。

■「DODA」について <http://doda.jp/>
「DODA」は、専任のキャリアコンサルタントによる転職支援サービス、インターネットサイト上での求人情報サービス、スカウト サービス、「DODA 転職フェア」に代表されるイベントサービスを中心に、転職や中途採用に関わる多様なサービスをワンブラ ンドで展開しています。ブランドスローガン「いい転職が、未来を変える。」のもと、より多くの転職希望者、人材を採用する企 業がともに成長し、より良い未来を切り開いていくことを目指し、人と組織の最適なマッチングを目指してまいります。