台湾のリゾートエリア「宜蘭県」日本からの旅行者も楽しめるサイクリングコース3種を作成

台湾の東北に位置する宜蘭県政府は、2015年11月下旬、日本人の旅行者でも楽しめるサイクリングコースを作成しました。コースは、特徴ごとに、「山の幸〜梅花･小川 自転車ルート」、「海の幸〜海沿い自転車ルート」、「川の幸〜冬山川自転車ルート」の3種類があります。

 

◆山の幸〜梅花･小川 自転車ルート
羅東駅より出発し、羅東運動公園や梅花湖観光農業地域などを経由する約33kmのコースです。美しい梅花湖に沿って、山や湖といった自然風景を満喫できます。復路では、人気の淋漓坑橋をはじめ、大隱コミュニティー、悟元生態公園、柯林湧泉、取水堰、生態公園などを通り、出発地でもあった羅東駅に戻ります。

 

 
◆海の幸〜海沿い自転車ルート
出発地は礁溪駅。そこから、湯圍溝溫泉公園や礁溪協天廟、二龍展望台、龍舟展示スポット、時潮休閒農業サービスセンターなどを通る約25kmの距離ある海沿いのコースです。蘭陽博物館では、休憩も可能。様々な文化的施設を楽しみながら、礁溪駅まで戻ってきます。サイクリングの後は、礁溪溫泉區で疲れを癒やすこともできます。

 

◆川の幸〜冬山川自転車ルート
山河生態オアシス、親水公園、清水大ロック、冬山川出海口、伝統的な芸術センター、52甲野鳥観察の湿地区、冬山伯朗道、真珠ストロー住宅地区などを巡る約25kmのコースです。起伏も緩やかなので、初心者や子どもでも体験しやすい事も魅力です。花と緑に引き立てられた美しい風景や、冬山河周りの水鳥の群れなどの自然生態を満喫できます。

 

 サイクリングコースの詳細は、自由車協會か易飛網旅行社にお問い合わせください。
◯自由車協會
http://www.cycling.org.tw/

◯易飛網旅行社
http://www.ezfly.com/

◆宜蘭県について

 

台湾島の北東部に位置。台北から車で約1時間、高速バスも数多く運行されている。鉄道では、台北駅から宜蘭駅までは約1時30分。台北から気軽に行けるリゾート県として、現地の台湾人からも人気のエリアだ。手付かずで残る豊かな緑、温泉、ホエールウォッチングをはじめとした海のレジャーが魅力。