電子お薬手帳サービスharmo(ハルモ)、スマホ向けライト会員サービスを開始
~ 全国どこからでもharmoサービスに参加が可能に ~
新しくなったharmoアプリ
二次元コードを撮影してサービスに参加・薬を登録
2016年7月より商用サービスを始めたソニーは、交通系や電子マネーで実績のある非接触ICカード技術FeliCaTM(フェリカ)を採用しており、加盟薬局で発行する専用カードを利用したサービスを提供してきました。またICカード保有者には、カードと連動する専用のスマホアプリを加盟薬局で登録することにより、薬の情報や履歴の閲覧、家族との情報共有などのサービスを提供してきました。
一方、harmoサービス未導入の地域からは、「近辺に加盟薬局がないが、スマホアプリを利用したい」との声も多く、この度、スマホアプリ単体でサービスへ参加できる新機能を開発しました。これにより、利用者はスマホアプリをインストールし、薬局で薬と共に提供される薬剤情報提供書等に印刷されている二次元コードを撮影することで、その場で電子お薬手帳サービスへ参加できます。
また、患者はスマホアプリから始めて、後に加盟薬局でICカードを発行し、併せて利用することも可能となっています。
なお、ライト会員サービスで扱う薬の情報は、利用者の個人情報とデータを分離し、データのみをクラウド上のサーバーに保存しており、これまでと同等の高いセキュリティレベルを維持しています。
この個人情報に配慮したクラウドシステムはソニーが独自開発した情報分離技術を基礎としており、その先進性と有用性が認められ、特許を取得しています。(特許番号:第5967408号)
独自の情報分離技術
harmoは、サービスを開始以来利用者が増加しており、現在約14万人にご利用いただいています。
また、現行のICカードと連動したスマホアプリを利用しているユーザーの約80%が月に一度以上アプリを起動しており、harmoが日々の生活に根差して活用されていることを確認しています。
なお、これまでのサービス提供における知見から、子供の健康管理を目的に父母がスマホアプリを利用するケースが多いことを把握しており、薬の履歴管理やアラーム機能などに加え、症状の経過や、薬を飲んだ効果や感想などを記録し、薬剤師に伝える際に便利なメモ機能なども活用されています。
調剤情報の確認画面
なお、平成28年薬剤関連の診療報酬改定により、harmoサービスを含む電子お薬手帳も紙のお薬手帳と同様、薬を受け取る際に持参することで患者の負担額が低減される対象となっています。
ソニーは今後もharmoサービスの提供する価値の向上へ活動を続けてまいります。
電子お薬手帳サービスharmoの公式HP(http://www.harmo.biz/customer/)
※JAHIS電子版お薬手帳データフォーマット(一般社団法人保健医療福祉情報システム工業会により策定されている標準データフォーマット)に準じた電子お薬手帳用の二次元コードを指します。
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