プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES
  • Top
  • テクノロジー
  • モバイル
  • アプリ
  • エンタメ
  • ビューティー
  • ファッション
  • ライフスタイル
  • ビジネス
  • グルメ
  • スポーツ

PR TIMESのご利用について

資料をダウンロード

ACHAプロジェクト
会社概要

児童虐待、先生に相談することができた児童・生徒は 4 人に 1 人。相談後の変化は、「何も変わらなかった」が最も多かった。虐待当事者へのアンケートで判明。

虐待を受けた児童・生徒の SOS 発信に関するアンケート調査:ACHAプロジェクト 山本昌子

ACHAプロジェクト

虐待を受けている子どもは、自分の身に起きていることを周囲の人に伝えることが難しい現状があります。
日頃子どもに接している大人が、何らかの SOS やサインに気づき、対処することがとても重要です。


本調査は、虐待を受けている子どもたちの安全確保に向けて、周囲の人がいち早く、適 切な対応をするための一助として頂くために実施しました。発見や対処が難しい虐待に、今 後どのように対応していくべきかを検討する際のヒントにして頂きたいと考えています。
本調査では、過去に虐待を受けたことがある方に、そのご経験や、家庭や学校でどのよう な思いで過ごしていたかについてお尋ねしました。
本調査は、2021 年 6 月から SNS(Twitter、TikTok、Facebook、Instagram)上でアンケー トへの参加を呼びかけ、2022年11月までに 1,005 名の方から回答を得ることができ、調査して集計しました。
調査はACHAプロジェクトが行いました。

「虐待を受けた児童・生徒の SOS の発信に関するアンケート」​調査結果はこちら

https://prtimes.jp/a/?f=d83554-20221123-bc43bbecb76a9520a1188c27f5b04a6a.pdf

 


アンケート調査からわかったこと(抜粋)

○回答者の性別は男性 121 名(12.2%)、女性 823 名(83.0%)、回答しなかった方、その他は 61 名(4.7%)。
○虐待の種類は、男性は身体的虐待が最も多く(90/121 人=74.3%)、女性は心理的虐待が最も多い
(660/823 人=80.1%)。
○虐待者の割合は、母親が約 7 割(666/1005 人=66.3%)、父親が約 6 割(568/1005 人=56.5%)。
○先生に相談することができた児童・生徒は 4 人に 1 人(246/1005 人=24.5%)。
○相談した時期は、中学校在籍時が最も多い(男性 27/121 人=44.3.%、女性 218/823 人=43.2.%)。
○相談した相手で多か最も多かったのは、「担任の先生(52.6%)」。
○相談後の変化で最も多かったのは、「何も変わらなかった」(37.3%)。
○自由記述の回答からは以下の傾向があることがわかった。
・教師に相談した際の嬉しかった対応として、「話を聴いてくれた」が多く見られた。教師が話を聴いたことで、虐待を受けた方が「一人ではない」ことを実感できた。
・一方で、相談したことを断りなく親に伝えたり、親の味方をされ責められたりしたことが、嫌だった対応としてあげられた。こうした対応によって状況がより悪化したケースも確認することができた。

 


本調査を自治体や学校関係者に広く知って頂き、子どもたちが安心して生活できる社会 の実現を目指して参ります。今後ともご協力のほどよろしくお願い申し上げます。


【紹介動画】
ACHAプロジェクト 代表山本昌子が出演するYouTube番組「THREE FLAGS -希望の狼煙-」にて調査結果をダイジェストで紹介。
 

 

 

【団体紹介】
ACHAプロジェクト
2016年3月より児童養護施設を退所した若者を対象に二十歳を祝う振袖や袴姿の写真を撮影し、「生まれてきてくれてありがとう」という思いを伝える活動を行うボランティア団体(任意団体)。
2019年にはコロナ禍をきっかけにオンライン居場所事業を展開。全国の若者450人とオンラインで繋がり交流を持ったことをきっかけに経済的に困窮している現状を知り、一般から寄付を募り、食品や洋服支援などを行っている。
2020年8月には宿泊可能な居場所事業「まこHOUSE」を開所。
また、オンラインで若者を支援するグループ「おせっかいsanグループ」を設立。虐待を経験し大人になった後でも頼れるオンラインの居場所、心の家族となることを目的としている。
2021年7月には児童養護施設や里親家庭での児童のメンタルケアの拡充を求める署名活動を展開し、4万7千筆を集め、厚生労働省に提出。当時大臣を務めていた田村憲久元厚労大臣に直訴するなど、幅広く活動を行っている。 
代表を務める山本昌子は生後4か月から19歳まで乳児院、児童養護施設、自立援助ホームで育った経験を持つ。

ホームページ https://achaproject.wixsite.com/website-1
Twitter https://twitter.com/7974lovesmile
インスタグラム https://www.instagram.com/7974lovesmile/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー新規登録無料

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
調査レポート
ダウンロード
プレスリリース.pdf
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

ACHAプロジェクト

2フォロワー

RSS
URL
https://achaproject.org/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都杉並区下高井戸 4-20-28
電話番号
090-3574-6871
代表者名
山本昌子
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年03月
トレンド情報をイチ早くお届けPR TIMESを友達に追加PR TIMESのご利用について資料をダウンロード