スマートシティ・台湾の最新技術が新宿に勢ぞろい！「TAIWAN EXPO 2023 in Japan」開催

イベント来場者数は3日間で約2万人！「スマート・サステイナブル・リビング」をテーマに来場者が台湾を堪能

　台湾貿易センターは、2023年11月9日（木）から11日（土）の3日間、台湾の最新技術が一堂に会する「TAIWAN EXPO 2023 in Japan」を東京・新宿にて開催いたしました。本イベントでは、「スマート・サステイナブル・リビング」をテーマに台湾の135社が出展し、来場いただいた方々にはDXやGX技術を衣食住・交通・娯楽・医療などの日常生活に応用した、台湾の最新テクノロジーを体験していただきました。
　3日間累計で2万名を動員し、終日行列ができるほどの大盛況となり、本イベントに出展した台湾企業へのビジネス効果は8,500万ドルを見込んでいます。

TAIWAN EXPO 2023 in Japan 特設サイト　https://taiwanexpojapan.com/ja/index.html

• アジア屈指のスマートシティー・台湾の最新技術で未来を感じるブースを展開

　会場では、台日企業の協力可能性を引き出すことを目的に、 135社の台湾企業が新宿に集合しました。スマートホーム・スマートモビリティ・スマートオフィス・スマートヘルスケア・TAIWAN DX・Taivers（メタバース）・蘭・台湾特産品など、全11種類の展示テーマを設け、台湾産業の優れたDX・GXの技術を体験できるほか、来場者の皆様には美味しい台湾料理もお楽しみいただけました。

　スマートモビリティブースでは、最適なパワーで走行し危険物を事前に察知できる電動自転車をはじめ、台湾が誇る電動自動車を展示し参観者を魅了いたしました。

　また、スマート調光液晶ウィンドウという製品を見たご来場者様は「（自動で調光してくれるので）カーテン代わりの窓ガラスが目新しい。」と感動した様子で台湾の最新技術をご覧いただいたり、ARゴーグル装着しながらバーチャルショッピングしたりと日本の未来を想像していただいたご来場者様もいらっしゃいました。

　他にも台湾蘭や台湾ソウルフードのブースも出店。お昼時にはどのお店も行列ができるほどの大盛況でした。 台湾で有名な魯肉飯（ルーローハン）やタピオカミルクティーのほか、梅紅茶など日本ではなかなか見ることが できない台湾ならではの食に舌鼓を打っていました。

• 主催者コメント

台湾貿易センター：黄志芳（コウ  シホウ）董事長

　現在、地球温暖が深刻な課題となっています。台湾は気候変動問題の原因とされるCO2排出量が実質ゼロであることを2050年までに目指す「2050年ゼロミッション」を国家目標として掲げています。また、日本もサイバー空間（仮想空間）とフィジカル空間（現実空間）を高度に融合させたシステムによる、経済発展と社会的課題の解決を両立し人間中心の社会を目指す「Society 5.0」や2050年に向けたグリーン成長戦略を策定しています。

　本イベントではこれらを推進するための、デジタルトランスフォーメーション（DX）とグリーントランスフォーメーション（GX）の技術を活用した製品を紹介しています。DXとGXを通して日本の皆様にスマートで持続可能な生活を感じていただけると幸いです。

　来場者には、スマートライフにおける、仕事・モビリティ・ショッピング・エンターテイメントを体験いただきました。また、最新の医療技術や、バーチャルとリアルの融合が体験できるメタバース空間で最新の技術に触れていただいたほか、科学技術を駆使して作成した寺院や、文化・グルメのパビリオンを通して、まるで台湾に訪れたように感じていただけたかと思います。

　本イベントを通して、日本の皆様に台湾のすばらしさが伝わることを期待し、また私たち台湾と日本がより良い友好関係、両国の企業がより親密な関係が築ける一助になれば光栄です。

中華民国経済部：王美花（オウ  ビカ）部長

　TAIWAN EXPO 2023 in Japanは、日本に台湾の素晴らしい製品や技術を見ていただきたいという想いのもと開催いたしました。

　これまで、台湾と日本は、東日本大震災や、ワクチン不足、半導体不足の際に、互いに支援し合い、友好を深めてまいりました。さらに近年では、台湾の産業が高い技術を身に着け、ICTや半導体などの優位産業が生まれ、日本との間で戦略的且つ、信頼のおけるパートナーシップを築くことができています。

　また、気候変動・少子高齢化の課題や、脱炭素化、DXは、台湾・日本の両国における共通の課題です。我々に必要なことは、科学の技術をもって、緑豊かで持続可能な社会をつくりだすこと。長年の研究開発を経て、台湾のスマートテクノロジーは更なる進化を遂げており、オフィス・家庭・小売り・医療など、様々な分野で活躍の場を広げています。今後、日本の企業と提携することで、さらに低炭素で持続可能な生活が実現できることを期待しています。

　本展示会ではエネルギー管理システム・太陽光発電のエネルギー貯蓄・EV自動車・充電スタンドなどのソリューションを展示したほか、 日常の中に導入できるスマートテクノロジーの例を多数展示いたしました。日本でのスマートシティへの応用を促進するきっかけになれば幸いです。今後、日本と協力することで、より持続可能な未来を創り出せると信じています。台湾と日本の、既にある良好な友好関係の基盤の上に、スマートテクノロジーを通して、両国の関係のさらなる発展を期待しています。

• TAIWAN EXPOを盛り上げる、全11種類のテーマに沿った展示を設置

■Smart Living　～スマートな生活　SDGｓな未来～

　台湾エクセレンス公式キャラクター「福熊くん」のおうちとして、省エネ・持続可能性・デジタルスマートをデザインコンセプトにしたスマートホームを展示。

　リビングルーム・キッチン・ベッドルーム・クローゼット・バスルーム・エンターテイメントルームの6つのエリアに75以上の製品が展示されました。来場された方は、光のマジカル体験、バーチャル試着室、Taiwan Excellence World“ VRを体験するなど、最新の製品を目の前に驚いた様子でした。

■スマートモビリティ ～マイクロモビリティ活用とエネルギー応用～
　台北スマートシティがテーマとなった展示エリアが登場。

　マイクロモビリティの活用とエネルギーの応用でCO2排出ゼロの実現へ向けた技術を体験いただくほか、スマート機能を備えた最新のYouBikeや電動自転車、交通システムなどを展示しました。台湾の最新技術を実際に体験した方は、「未来の交通手段について考えるきっかけとなった」と感想を述べました。

■TAIWAN DX ～台湾式デジタルライブ～

　2030年スマート国家の実現へむけ、世界でも有数なデジタル競争力を誇る台湾は、衣食住、交通、教育、娯楽等をデジタルと融合させ、更なる進化を遂げています。

　シェアモビリティやアプリ、台湾スタンプ製作体験、台湾特有のお茶文化、オンライン教育動画、ショッピング情報、台湾独自の電子レシート、メタバース参拝やVR芸術体験など、来場者は台湾の様々なデジタルに触れて楽しんでいる様子でした。

■百花絢蘭 ～台湾の花韻～

　古代から続く美しい台湾蘭の魅力を感じていただける、恐竜と蘭のコラボレーションを演出。

　台湾の蘭をテーマに、胡蝶蘭やオンシジウムなど、ナノインクジェットによる花の染色や植物育成の技術改良に関するスマートテクノロジーを展示しました。

　当日、台湾国際蘭展の公式マスコット「オーキッドサウルス（Orchidsaur）」も来館者をお出迎え。世界最大の台湾蘭バイオパークをVRで体験することで、来場者は台湾蘭の魅力に触れることができました。

■台湾ソウルフード ～台湾を味わう～

　伝統料理と多民族文化の融合が特徴の“台湾の食”が体験できるエリアが登場。

　台湾の代表グルメである、定番の魯肉飯、香り豊かな焼きソーセージ、タピオカミルクティー、そして台湾の夜市など、台湾ならではのグルメをご提供。多くの来場者が足を運び、台湾グルメを堪能しました。

※全11種類のテーマより一部抜粋しております。

• 【TAIWAN EXPO】概要

台湾エキスポは、世界各国と台湾企業のアイデア交流や協力関係の構築を行う旗艦プラットフォームとなっています。

2017年以降これまでにマレーシア・インドネシア・インド・フィリピン・ベトナム・タイ・アメリカの7か国11都市で30回開催されました。

https://taiwanexpojapan.com/ja/index.html　

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• 【TAIWAN EXPO 2023 in Japan】概要

　台湾とG7との双方向貿易額で、日本はアメリカに次いで第2位となり、2022年の双方向貿易総額が882.4億ドルにのぼることから、台湾は日本を経済貿易の重要なパートナーと考えています。また、コロナ期に台湾は日本にマスクを贈り、日本からはワクチン提供、台湾農産物の輸入支援などを行うなど、台日間の友好関係が一層強固なものとなりました。

　本イベントは、DXとGXの技術を通じた、台湾企業が提供する持続可能なスマートライフビジョンをテーマに開催。展示では、台湾の優れた技術を衣食住・交通・娯楽・医療などの日常生活に応用し、台湾文化の特色とともに最新テクノロジーを紹介することで、台湾が日本の国際的友人としてだけでなく、先進国の課題に対しても強力なサポートができることをお伝えします。

■TAIWAN EXPO 2023 in Japan 実施概要

■名称：TAIWAN EXPO 2023 in Japan　　　　　

■住所：東京新宿住友ビルディング三角広場

 　　　（〒160-0023 東京都新宿区西新宿２丁目６−１）

■アクセス：「都庁前」駅 直結

　　　　　   「西新宿」駅 徒歩4分

　　　　　　「新宿」駅 徒歩8分

■期間：2023年11月9日（木）～11月11日（土）

■営業時間：10:00 ～ 18:00

■特設サイト：https://taiwanexpojapan.com/ja/index.html