日本大学航空宇宙工学科 阿部準教授がソニー「α7S II」を用いて、ふたご座流星群の4K動画分光観測(*1)に初めて成功。

▶ソニーサイト「極限の目撃者」:http://www.sony.jp/camera/sony_videocamera/space.html

日本大学理工学部航空宇宙工学科 阿部新助准教授は、圧倒的な高感度撮影が可能なソニー製ミラーレス一眼カメラ“α7S II”を用いて、初めてふたご座流星群の4K動画分光観測に成功しました。
日本大学理工学部航空宇宙工学科 阿部新助准教授は、圧倒的な高感度撮影が可能なソニー製ミラーレス一眼カメラ“α7S II”を用いて、初めてふたご座流星群の4K動画分光観測に成功しました。


 

 

 

“α7S II”は、1画素あたりの集光能力を高めた35mmフルサイズ「Exmor(エクスモア)」CMOSセンサーを搭載し、最高ISO感度409600 (*2)の圧倒的な感度性能をもったミラーレス一眼カメラです。

今回撮影されたふたご座流星群の映像は、12月14日(月)より、ソニーwebサイト 「極限の目撃者」にて公開されます。

「ふたご座流星群」の4K動画分光観測に初成功

これまでの流星の分光観測記録では、モノクロで解像度の低いSD映像でしか記録がありませんでしたが、このたび、阿部准教授は、高感度4K動画撮影が可能なソニー製ミラーレス一眼カメラ“α7S II”を用いることで、「ふたご座流星群」をカラーで、さらには初めて4K画質で分光動画観測を記録することに成功しました。

これにより、精緻な流星軌道の計算ができるとともに、流星発光の波長1つ1つがはっきりと見えるようになりました。また、記録された分光を解析することで、流星を組成する物質の詳細もわかります。

今回撮影されたふたご座流星群の映像は、 ソニーサイト「極限の目撃者」( http://www.sony.jp/camera/sony_videocamera/space.html )にてご覧頂けます。

(*1)分光観測とは、流星が発する波長を色分けして捉え、それらを解析することで、流星を構成する物質を明らかにするための観測手法です

(*2)静止画撮影時:ISO100-102400(拡張ISO50-409600)、動画撮影時:ISO100-102400相当(拡張ISO100-409600相当)


阿部准教授インタビュー「今回の撮影は大きな進歩」

流星は,ミリメートルからセンチメートルの大きさの塵が,秒速数十キロメートルという超高速で地球大気圏に突入して発光する現象です。流れ星は日常的に見られるありふれた現象ですが,出現時刻と出現方向の予測が困難なことに加え,0.5秒程度の短時間に天空を高速移動するため,高精度の科学観測が難しい天体現象です。α7S IIが、超高感度と4K(3840×2160)の高画質での撮影を同時に可能にしていることにより,肉眼では捉えられない微光流星の動画撮影が可能となり,さらには精緻な流星軌道計算と,分光器を用いた高分解能分光による流星発光物質の精密計測が可能となりました。三大流星群の1つである「ふたご座流星群」で初めてとなるα7S IIを用いた4K動画分光撮影は,流星科学に新たな幕開けをもたらすでしょう。



阿部 新助(日本大学 理工学部 航空宇宙工学科・准教授 )プロフィール
-研究経歴-
1999年から2002年までNASA主導の「しし座流星群国際航空機観測ミッション」に参加し,NHKが開発した超高感度ハイビジョンカメラと分光器をNASA/米国空軍の観測航空機に持ち込み,流星の高精度TV分光観測とハイビジョンによる流星嵐の撮影を世界で初めて成功させた.2013年より現職.流星・彗星・小惑星などの太陽系小天体の研究を行う「宇宙科学研究室」を立ち上げた.また,小惑星探査機「はやぶさ2」のサイエンス・メンバーとしても活動を行っている.

-経歴-
1996年 日本大学理工学部 航空宇宙工学科・学士(工学)
1998年 名古屋大学大学院 理学研究科 素粒子宇宙物理学専攻・修士(理学)
2001年 総合研究大学院大学 数物科学研究科 天文科学専攻(国立天文台)・博士(理学)
2001年 宇宙科学研究所・固体惑星研究系「MUSES-C(はやぶさ)」COE研究員
2003年 日本学術振興会海外特別研究員(チェコ共和国オンドジェヨフ天文台)・研究員
2005年 神戸大学大学院 自然科学研究科・COE研究員
2007年 神戸大学大学院 理学研究科 地球惑星科学専攻・助教
2008年 台湾 國立中央大學 天文研究所・助教
2013年 現職

本撮影に使用した機種情報 
 

『α7S II』 ILCE-7SM2

 

撮影表現を豊かにする、最高ISO409600※の圧倒的な高感度性能と高画質4K動画記録も備えた35mmフルサイズセンサー搭載のミラーレス一眼カメラ 『α7S II』 ILCE-7SM2 

有効約1220万画素35mmフルサイズ Exmor®(エクスモア)CMOSイメージセンサーを搭載し、画像処理エンジンBIONZ X™(ビオンズ エックス)との組み合わせにより、静止画・動画ともに常用ISO100~102400、拡張50~409600※の圧倒的に広い感度域による高感度・低ノイズ撮影を可能にしたレンズ交換式カメラ。

動画機能は、フルサイズ領域で画素加算のない全画素読み出しによる高解像度4K動画本体内記録機能に対応し、記録フォーマットには高精細かつ圧縮ノイズの影響を抑えるXAVC Sを採用。
□価格:オープン価格

※拡張感度設定時静止画撮影時:ISO100-102400(拡張ISO50-409600)、動画撮影時:ISO100-102400相当(拡張ISO100-409600相当)
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