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The Linux Foundation Japan
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CNCFがCloud Native Network Functions (CNF) Testbedを発表

オープンソース プロジェクトが検証 - KubernetesでONAPネットワーク機能を通信企業が実行するメリット

The Linux Foundation Japan

Linux Foundation傘下のプロジェクトで KubernetesやPrometheusなどのオープンソース技術のホームであるCloud Native ComputingFoundation (CNCF) は2月25日 (米国時間)、LF Networking (LFN) と協同で、オープンソースのCloud native Network Function (CNF) Testbed(テストベッド:実証実験用プラットフォーム)を発表しました。
2019年2月25日 バルセロナ(Mobile World Congress)発 - Kubernetes®やPrometheus™などのオープンソース技術のホームであるCloud Native ComputingFoundation®(CNCF® https://www.cncf.io/ )は、本日LF Networking(LFN https://www.linuxfoundation.org/projects/networking/ )と協同で、オープンソースのCloud native Network Function (CNF) Testbed(テストベッド:実証実験用プラットフォーム https://github.com/cncf/cnf-testbed )を発表しました。CNCFは、バルセロナのMobile World Congressにおいて、OpenStackの仮想ネットワーク機能(VNF)とKubernetesのCNFを使って同じネットワーク コードを実行し、仮想化のオーバーヘッドが回避されてパフォーマンスが向上するようすを紹介しています。

Cloud Native Computing Foundationのエグゼクティブ ディレクターであるDan Kohnは、次のように述べています。
「CNFは将来のネットワーク アーキテクチャになりつつあります。これは、コンテナやKubernetesがエンタープライズ コンピューティングの標準プラットフォームになりつつあるのとほぼ同じ理由です。私たちはLFネットワーキングと継続的に協力し、VNFとCNFの間で反復比較できる方法を通信企業やそのベンダーの方々に提供できるようになりました。大変嬉しく思います。」

CNF Testbedを使用することで、組織はONAP ( https://www.onap.org/ ) や自社のコードのネットワーク機能をVNFやCNFで確実にテストし、同じハードウェア基盤でKubernetesとOpenStackを実行した場合のパフォーマンスや強靭性を比較できます。通信アーキテクチャがVNFからCNFに進化するメリットには、ビンパッキング問題の改善によるコスト削減、開発速度の向上、および個々のCNF、マシン、データ センターなどの障害に対する強靭性などがあります。

ONAPはLF Networkingに所属するプロジェクトで、物理・仮想ネットワーク機能をリアルタイムでポリシードリブンにオーケストレーション&オートメーションするための包括的なプラットフォームです。昨年、ONAPがcncf.ciプロジェクトの一部になることが発表されました。CNCFはこれにより、ベアメタルで実行されるKubernetes上でCNCFやLFプロジェクトを統合、テスト、および展開します。CNF Testbedは、ONAPの仮想顧客宅内機器(vCPE: virtual customer premises equipment)ユースケースにある複数のオープンソースVNFを使用するとともに、コードをコンテナとして再パッケージ化してCNFにします。

The Linux Foundationのネットワーク・エッジ・IoT担当ゼネラル マネージャーであるArpit Joshipuraは、次のように述べています。
「ONAPとKubernetesがコラボレートするということは、実にすばらしいできごとです。この2つの急成長LFプロジェクトは、次世代アーキテクチャを実現するネットワーク プラットフォームとクラウド プラットフォームです。VNFからCNFへの移行を導くCNF Testbedをぜひ支援したいと思います。」

CNF Testbedは、ベアメタル ホスティング企業Packet ( https://www.packet.com/ ) が提供するクレジットを利用するCommunity Infrastructure Labを活用しています ( https://www.cncf.io/announcement/2017/08/08/cloud-native-computing-foundation-expands-developer-access-demand-hardware-new-infrastructure-lab/ ) 。このTestbedは、Kubernetes開発の特徴である継続的インテグレーション(CI)と反復可能性に継続的に焦点を当てています。Kubernetesプロジェクトは、平日に1万件を超えるCIジョブを実行しています。これは、昨年GoogleからCNCFに寄贈されたGoogle Cloud Platformのクレジット900万ドルによって実現しています ( https://www.cncf.io/announcement/2018/08/29/cncf-receives-9-million-cloud-credit-grant-from-google/ ) 。CNF Testbedの初期段階のテスト結果を信頼する必要はありません。オープンソースのCNF Testbedリポジトリのコピーと、PacketにアクセスするためのAPIキーさえあれば、誰でも自分で結果を確認できます。

CNFに興味のある企業の方は、月に2回の分科会(BoF)をご利用ください。詳細については、CNF Testbed リポジトリ ( https://github.com/cncf/cnf-testbed ) をご覧ください。

CNCF関連サイト

CNCFブログ https://cncf.io/news/blog
SlackでCNCFの会話に参加する https://slack.cncf.io/
CNCFニュースレター https://www.cncf.io/newsroom/newsletter/
CNCF Twitter https://twitter.com/cloudnativefdn/

Cloud Native Computing Foundationについて

クラウド ネイティブ コンピューティングは、オープン ソースのソフトウェア スタックを使用してアプリケーションをマイクロサービスとして提供します。各パーツを専用のコンテナにパッケージングし、それらのコンテナを動的に組織化して、リソース利用を最適化します。Cloud Native Computing Foundation (CNCF) は、KubernetesやPrometheusをはじめ、クラウド ネイティブ ソフトウェア スタックの重要コンポーネントをホストしています。CNCFはコラボレーションのための中立な場であり、業界の優れた開発者、エンド ユーザー、およびベンダー (世界の大手パブリック クラウド プロバイダー、エンタープライズ ソフトウェア企業、各種の革新的スタートアップ企業など) が集結しています。CNCFは非営利組織The Linux Foundation傘下のプロジェクトです。CNCF の詳細については、www.cncf.ioをご覧ください。

The Linux Foundation はさまざまな商標を登録および使用しています。The Linux Foundation の商標一覧はこちらのページ ( https://www.linuxfoundation.jp/trademark-usage/ ) でご確認いただけます。
Linux は Linus Torvalds の登録商標です。

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種類
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https://www.linuxfoundation.jp/press-release/2019/02/cncf-launches-cloud-native-network-functions-cnf-testbed/

会社概要

The Linux Foundation Japan

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URL
https://www.linuxfoundation.jp/
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県横浜市中区元町4-168 BIZcomfort元町ビル 4F-10号室
電話番号
-
代表者名
福安徳晃
上場
未上場
資本金
-
設立
-
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