JBCO技能試験2024-食品分析-の申込受付開始

―食品の品質管理、栄養表示、衛生管理のために―

（一社）日本バイオテクノロジー認証機構（JBCO）

2024年4月15日 14時30分

一般社団法人日本バイオテクノロジー認証機構（東京都千代田区、代表理事：中江裕樹）は、食品分析の技能試験プログラムを提供しています。2024年度プログラムのうち、理化学試験の試験項目（ヒスタミン・栄養成分）のお申込みの受付を4月15日より開始します。

JBCO技能試験のご案内＞技能試験トップ – 一般社団法人日本バイオテクノロジー認証機構

食品分析を行う試験所では様々な試験を実施しており、試験結果は品質管理、栄養表示あるいは衛生管理を行うための重要な役割を担っています。日常業務を行う上で、⾃試験所の用いている分析方法や測定結果が適切かどうか不安になることはないでしょうか。その不安を解決するための方法として、技能試験への参加が挙げられます。

技能試験プログラムでは、配布された均質性が確認された試料を分析・報告することで、分析が適切に行われたかを評価できます。

JBCO技能試験ではISO/IEC 17043:2023に基づいた試験プログラムを提供しています。

【JBCO技能試験の特徴】

●日常的に測定しているサンプルに比較的近い試料を用いて試験を実施。

各試験所が日常使用している手順やSOPの確認に適しています。また他試験所が用いた試薬・機器を知ることができるため、買い替え等の検討時に参考になります。

●参加者のフォローアップのためのセミナーを実施。

試験結果に関する解説とご質問に専門家がお答えするセミナー（オンライン）を実施します。日頃疑問に感じていることを専門家に質問できる、またとない機会です。

●国際標準の評価方法でパフォーマンス評価を実施。

JBCO技能試験はISO/IEC 17043:2023に準拠した試験プログラムを提供しており、国際規格で推奨されている統計手法を用いてパフォーマンス評価を行っています。試験に参加することで⾃試験所が適切な試験データを提供できる能⼒を持つことを実証でき自試験所の信頼性向上につながるほか、国際水準が保たれた試験所と保証することができます。

「試験」と言うと構えてしまうかもしれませんが、日常業務の振り返りの一環として位置づけられているのが試験所間比較による技能試験です。たとえ結果が芳しくなかった場合でも、業務手順等を見直し是正して次年度以降に再受検することで満足のいく結果が得られ、自試験所の信頼度が一段と高まります。技能試験の目的は、その結果を踏まえて業務の確認・改善を行うことです。

申込期間は6月7日（金）までですので、気になる方はお早目に！

JBCOでは、理化学試験のみでなく、微生物試験、リアルタイムPCR試験の技能試験も実施しております。これらのお申込み受付は6月3日（月）より開始します。日常的に微生物サンプルを用いた検査を実施している試験所やリアルタイムPCRによる分析を行っている試験所は必見です。

詳しくは、JBCO技能試験サイトをご覧ください。

JBCO技能試験サイト