きのこ大好き女子が、大相撲部屋に入門!? 「特製きのこちゃんこ鍋」づくりを体験!
おいしいきのこ鍋を作るには、まずは“鍋のプロ”に教わるのが一番。鍋の代表格といえば、やはり「ちゃんこ鍋!」ということで、なんと相撲部屋におじゃまさせていただくことに!
今回参加したきのこ女子大生は全員、相撲部屋初体験。鍋づくりの前に、稽古の様子を見学させていただきました。初めて間近で見る、力士同士の迫力満点の激しいぶつかり合いに感激。おいしいきのこ鍋で精をつけていただかないと!と女子大メンバーも気合が入りました。
今回の鍋に入れるきのこは、きのこの名産地・長野県中野市から直送された「黒あわび茸」「ぶなしめじ」「えのきたけ」「茶えのき」「エリンギ」、そして、えのきたけの旨味と栄養分を凝縮した「えのき氷」。“ちゃんこ長”の磯東さんら、ちゃんこ番のみなさんと厨房で打ち合わせをし、けんちん汁風のちゃんこ鍋をつくることに。相撲部屋では入門時から先輩に教わりながら料理を学び、誰でもちゃんこを作れるようになるのが伝統。見事な包丁さばき、手際に良さに驚かされました。磯東さんは「ちゃんこはそれこそ毎日食べるので、稽古の内容や力士の状態などを考えながら、中華風にしたり、洋風にしたり飽きがこないようにしています。とくに体をつくる若手には、モリモリ食べてもらわないとね」とバラエティー豊かなレシピも考案していらっしゃるとか。「だいたい毎回、30〜40人分は作るので、その作業だけでも立派な稽古です」。30人分といっても、お相撲さんですから1人3人前はペロリ…というと100人分!? な、なるほど!
けんちん汁風のきのこちゃんこ鍋では、きのこ以外にも大根、ニンジン、こんにゃく、油揚げ、豆腐、そして豚肉もたっぷり。食べやすい大きさに切って、鶏がらのスープでコトコト煮込みます。メインのきのこ類は、ごま油で炒めてから、食べる直前に鍋へ入れると風味がいいそうです。
みなさん、そもそもどうして「ちゃんこ」というのかご存知ですか?
親子で仲良く食べることから「ちゃん=親」と「こ=子ども」なんだそうです。そして、相撲界では鍋だけではなく、食卓を囲む際に出される料理はすべて「ちゃんこ」と呼ぶそうです。今回は鍋料理なので「ちゃんこ鍋」なんですね!
玉ノ井部屋では、ちゃんこ鍋は一般家庭の食卓でいうところのおみそ汁代わり。鍋を煮込んでいる間に、揚げ物や卵焼きなど大皿で出すおかずを作ります。エリンギやまいたけ、しいたけなどは衣をつけて、天ぷらにしました!
もちろん、ご飯も炊きます。その量たるや、1日で7升!さ、さすがです。
さて、そろそろ鍋の煮込み具合もイイ感じ。醤油と塩で味付けし、稽古が終わるタイミングを見計らって麩(ふ)やきのこを投入!
さらに煮込んで、ついに完成しました!
どれどれ、今日はきのこちゃんこ鍋でしょ。どんな具合にできたの!?と早速、親方が味見。「うん!うん!うまい!!」と太鼓判を押していただきました。
ご覧ください、直径70cmの大鍋で煮込まれた「特製きのこちゃんこ鍋」!きのこたっぷり!
円卓を囲んで、いただきました。ご自身も若いころはちゃんこ番を経験した玉ノ井親方。きのこにも大変興味を持っておられ、きのこ女子大メンバーから、きのこが健康食材として注目されていることや、レシピ開発などの活動について説明させていただきました。親方は「おい、きのこをたくさん入れてくれよ!」と若手の力士のに次々と茶碗を手渡して鍋をおかわりしてくださいました。感激です!(涙)
きのこちゃんこ鍋づくりを通して、今まで知らなかった相撲部屋の伝統や風習を知り、力士のみなさんと直接交流を図ることができました。みなさんとっても気さくで優しくて。調理しながら、お相撲さんになられたきっかけや夢、目標、そして恋愛についてなどなど、たくさんお話を伺うことができました。
11月8日(日)からは、大相撲十一月場所が始まります。きのこ女子大メンバーは「みんなで玉ノ井部屋を応援しようね!」と、すっかり大相撲ツウになった気分に。今回の“体験入門”で教わった鍋づくりの秘訣を生かして、おいしいきのこ鍋を作っていきたいと思います。玉ノ井部屋のみなさん、本当にありがとうございました!またおじゃましますねーっ!
きのこ女子大キャンパスプロジェクト公式サイト「マシュラボ」
http://mushlab.jp
大相撲玉ノ井部屋公式サイト
http://www.tamanoi.com
日本相撲協会公式サイト
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