「東京都長期ビジョン」の実現に向け、ヘルプマークを普及促進

2020年を見据えた福祉制度の充実

ヘルプマークサポート事務局

東京都は2014年12月に、夢や希望の持てる社会の実現に向けた10 年間の具体的な工程表を示した「東京都長期ビジョン」を発表いたしました。そしてその中で2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けてバリアフリー化の推進と「支援が必要な方への理解や互いを思いやる心」の一層の醸成の一環として、ヘルプマークの普及促進を図ってまいります。
■「東京都長期ビジョン」について
今から半世紀前の 1964 年に行われたオリンピック・パラリンピックの開催を契機に、東京は本格的な高度経済成長期を迎え、多様な産業、優秀な技術、豊富な人材が集積する都市へと急速に発展し、日本を牽引してきました。しかし近年ではアジア有力都市などが急速に競争力を伸ばし、都市間競争が一層激化しているのが現状です。
そこで2020年をひとつのターニングポイントとしつつ、ひとつの通過点として生活習慣・文化・価値観 などの多様性や人権が尊重され、誰もが幸せを実感でき、誰もがそこに住み続けたいと思う都市を目指す指針が「東京都長期ビジョン」となります。

■「東京都長期ビジョン」で目指す福祉制度の充実とヘルプマークの普及
東京都は「東京都長期ビジョン」の中で、障害者が地域で安心して暮らせる社会の構築を明記し、福祉先進都市の実現を目指します。そして「安心して産み育てられ、子供たちが健やかに成長できるまちの実現」、 「高齢者が地域で暮らせる社会の実現」、「質の高い医療が受けられ、生涯にわたり健康に暮らせる環境の実現」とともに「障害者が地域で安心して暮らせる社会の構築」のため、地域生活基盤の整備、地域生活への移行、雇用・就労の促進等とともに、「ヘルプマーク」の普及啓発を行います。
2015年には、ヘルプマークの公共交通機関での取組を拡大するほか、都内自治体での活用、民間企業との連携も強化してまいります。
2020年のオリンピック・パラリンピックの開催に伴い、国内外から多くの人が東京を訪れます。その中 には障害がある方をはじめ、様々な理由で支援が必要な方も含まれることから、思いやりを持った対応が求められます。オリンピック・パラリンピックを契機に、支援が必要な方への理解や互いに思いやる心が一層醸成されることで、大会後も全ての人がお互いに尊重し、支え合いながら共に生活する社会の実現をヘルプマークの普及促進を通して目指していきます。

<参考>
URL:http://www.seisakukikaku.metro.tokyo.jp/tokyo_vision/
第3 章 将来像を実現するための8 つの都市戦略と25 の政策指針
都市戦略5 福祉先進都市の実現
政策指針14 障害者が地域で安心して暮らせる社会の構築

<ヘルプマークの概要>
 

・主旨:義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助が得やすくなるよう作成したマークです。また多様な主体による活用を図り、援助が必要な方が日常的に様々な援助が得られる社会づくりを推進します。
・対象者:義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方。
・デザイン:公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)、永井一史氏及び柴田文江氏に御協力いただきました。

 

 

 

 

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