日本初のバーチャル高校「サイバー学習国」今年度最後のスクーリングを各地で実施します。

登校のきっかけは、「動画授業に出てくる、あの先生に会いたくなった」

 明聖高等学校(千葉市)は千葉県初の私立通信制高校として2000年に開校し、基礎学力の向上や不登校の生徒の支援に力を入れています。今春、明聖高等学校は日本初の通信制バーチャル高校「サイバー学習国」を開設しました。全国から多くの人が入学し、スマートフォン、タブレットなどを使い、自分のアバターでバーチャル高校に通っています。学習はインターネット上で動画授業を視聴し、ミニテスト、レポート提出ができるようになっています。
 サイバー学習国は校舎がある千葉市で今年度最後となるスクーリングを11月27日-28日の2日間の日程で行います。スクーリングでは単位取得に必要な科目を用意しているほか、ふだんの動画授業ではなかなか伝えられない学習の秘訣を、アバターではなくリアルになった先生が教えます。また、こうした機会を利用して相談も受けており、引きこもらせない、不登校を助長させないために復帰へのサポートも行っています。また、来月には東京、大阪、福岡でも今年度最後のスクーリングの実施を予定しており、同級生とのチャット、熱意ある先生の動画授業に触発されて、多くの生徒たちが出席を予定しています。

  スクーリングとは自習・レポートが中心となる通信制高校で必要とされる単位取得を補完するもので、サイバー学習国では動画授業配信に加え、年に4日間、実際に登校しての授業が実施されます。初回のスクーリングを千葉、東京、大阪、福岡で7-8月にそれぞれ2日間実施しました。その時のアンケート結果によると、参加した人の7割がスクーリングを「とても良い」、「良い」と答えてくれました。回答がなかった人でも、多くは「(勉強は)つまらないが、友達ができたから良かった」と回答しています。
  初回のスクーリングに出席した生徒の中には、小学校5年生から引きこもりとなり、5年ぶりに外出ができた生徒がいました。その生徒は顔も腕も蒼白だったが、「(スマホを通して)いつも見ているあの先生に会いたくなった」と口を開いていました。事情を聞けば、不登校になって以来、家から出ることがなかったが、自分から「スクーリングに出席する」と言い出したそうです。その生徒は今度のスクーリングも参加する予定でおり、あの先生との再会を楽しみにしているようです。

  動画授業に出てくる先生は、全員が明聖高等学校に通ってくる生徒を相手に授業を行っています。動画授業は、通信制教育で培った長年のノウハウをもとに教師陣が制作したもので、集中力を維持できるよう工夫しました。初回のスクーリング時の調査では、動画授業について66%の人が「とても良い」、「良い」と答えてくれました。また、「サイバーレポートの難易度はどうですか」との問いに対して51%の半分以上の人が「ふつう」と回答していますが、29%の人が「難しい」、4%の人が「とても難しい」と答えています。難易度は本人のレベル向上を求めるステップアップ方式により、難しい設問も取り入れ、少しだけ「頑張れる」レベルにしています。
  アンケート調査によると、サイバー学習国を選び、新入学、転入してきた人は、入学した理由として「登校回数が少ない」からと回答しています。ところが、自由に記入する回答欄では多くの人が「学園祭、修学旅行、友だちに会えるイベントなどがあるといい」と回答しています。一部の生徒には何らかの原因で登校することに不安を抱えていますが、その一方でバーチャルを通して出会った先生、友だちには強い関心を示しています。明聖高等学校では、そんな生徒にも現実社会に復帰できるよう支援しており、カウンセラーと相談しながら、より効果的な教育システムにしていく努力を続けています。
 

 

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