石灰石を主原料とし紙やプラスチックの代わりとなる新素材LIMEXの実用化に成功し、量産化を決定

経産省の被災地域雇用創出企業立地補助金に採択され、宮城県多賀城市に量産工場を設置。今後は水不足の国への技術輸出も計画。

TBM
石灰石を主原料とし、紙やプラスチックの代わりとなる新素材「LIMEX」を製造している株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表:山崎敦義)は、去る11月27日、経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」に採択され、12月17日、宮城県多賀城市と立地協定を締結し、2年後を目途に同市に量産工場を設置する運びとなりました。

当社は経産省のイノベーション技術を支援する補助金を受け、2015年宮城県白石市にパイロットプラントを建設し、LIMEXの実用化に成功しました。この度の津波補助金により宮城県多賀城市に第二号工場を建設しLIMEXを量産します。将来的にはこの量産工場をモデル工場とし、水資源の不足している地域を中心として世界中へ技術輸出をすすめます。日本のイノベーション技術で世界に雇用と産業を創出し、同時に世界の水・石油資源問題に貢献していきます。
【新素材「LIMEX(ライメックス)」の特徴】
 

LIMEXロゴ

 

○LIMEXとは
・LIMEXは石灰石を主原料とした新素材(ストーンペーパー)。
・エコノミーとエコロジーを両立できる革命的な新素材。
 

 

○紙の代替として
・地球上の貴重な資源である木や水を使うことなく製造可能。通常紙1トン生産する場合、樹木を約20本、水を約100トン使うが、LIMEXではいずれも使用せず、石灰石0.8トンとポリエチレン0.2トンからLIMEX1トンを生産可能。
・実証実験および品質改良を重ね、従来のストーンペーパーに比べ、「軽い」「安い」「高品質」を実現した。
・「耐水性」が高く、浴室や水回り、屋外や水中での利用が可能。
・経年劣化に強く、半永久的にリサイクル可能。

○プラスチックの代替として
・従来の原料が石油由来樹脂100%なのに対し、LIMEXでは主原料が石灰石であり、石油由来樹脂の使用量を大きく削減可能。
・単価の安い石灰石を主原料とすることで高い価格競争力を有する。
・容器包装リサイクル法において、リサイクル可能な樹脂素材等で製造した容器や包装を使用している事業主は、行政が行うリサイクル活動費用(リサイクル委託金)を負担する義務を負うが(例えばプラスチックの場合は使用重量1キログラムあたり47円)、LIMEXの場合はその対象外となる。
・LIMEXプラスチックを利用することで、環境負荷削減に貢献できる。

 

LIMEXの主原料となる石灰石

 

○資源としての石灰石の埋蔵量

 

・日本でも100%自給自足できる資源。
・世界各地の埋蔵量も豊富で、ほぼ無尽蔵。
 






 






【これまでの経緯と今回の補助金採択、工場建設】

当社は、当初台湾製ストーンペーパーの輸入販売をしておりましたが、2011年に自社開発による新素材「LIMEX(ライメックス)」の特許を申請し(承認は2014年1月。米国や欧州等15ヵ国・地域でも取得)、2013年2月、経産省による日本の革新的な技術の実用化を支援するためのイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択され、2015年2月、宮城県白石市に年産6,000トンのパイロットプラントを建設しました。そこでLIMEXの生産効率および品質改善を重ね、この度実用化に成功しました。 

そしてこの度、同補助金に採択され、2017年12月までに、総投資額66億5000万円の量産工場を建設いたします。本工場は年産30,000トンになる見込みで、稼働時までに新規地元雇用を約60人とし、数年内に約80人以上を雇用する計画です。建設に先立ち、多賀城市と立地協定を行い、同市の復興牽引拠点と位置付けられているさんみらい多賀城・復興団地(一本柳工業団地)内に、敷地面積約27,500㎡の用地を確保する予定です。 
 

【今後の事業計画・・・・製品ラインナップの充実と海外への技術及びプラント輸出】
 

2015年ミラノ国際博覧会日本館内で使用されたLIMEX 製品

 

当社では今後、既存の宮城県白石工場とこの度の宮城県多賀城工場おいて、最終製品のラインナップ(食品・包装容器、包装資材、粘着ラベル、POP広告、交通広告、デジタル印刷、紙容器、壁紙、外壁、オムツ、マルチシートや肥料袋などの農業資材、絶縁体、本・カタログ、半導体基板、人工皮革、シーツなど)を拡充させていきます。
 




 

この量産工場をモデル工場とし、水資源不足の課題を抱える中東、北アフリカ、中国や米国等を中心として世界中へ技術輸出をすすめる計画としています。

宮城県発のイノベーション技術が国の支援を受けながら実用化を果たし、量産段階に入りました。これを成功させ、世界中にLIMEXの技術輸出をすすめることで、世界に雇用と産業を創出し、同時に世界の水・石油資源問題に大きく貢献していきます。
 

【工場概要】

・建設予定地 宮城県多賀城市さんみらい多賀城・復興団地(一本柳工業団地)
・総投資額  66億5000万円
・敷地面積  約27,500㎡
・工場面積  建屋延床面積 約13,000㎡
・工事計画  着工2016年8月 竣工2017年12月(予定)
・生産品目  石灰石を主原料にした紙、プラスチックの代替品
・生産開始  2017年12月(予定)
・年間生産  約30,000トン
・雇用者数  当初約60人(数年内に約80人)
 

【会社概要】

・商号   株式会社TBM
・所在地  〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-3-1 東京銀行協会ビル10階
・設立   2011年8月30日
・資本金  25億6920万円(資本準備金を含む)2015年9月時点
・代表      代表取締役 山崎敦義
・従業員  42名
・事業内容 LIMEX及びLIMEX製品の開発、製造、販売
・URL       http://www.tb-m.com/


【この件に関するお問い合わせ先】

株式会社TBM
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-3-1東京銀行協会ビル10階
TEL:03-6212-7270 FAX:03-6212-7271 
経営企画室 山口太一 Mobile:080-3691-9850 Email:t-yamaguchi@tb-m.com

または

株式会社ネットワークコミュニケーションズ
〒111-0033 東京都台東区花川戸1-12-4 ワコーレジデンス
TEL:03-6323-2952 FAX:03-6754-0876 Email:tbm@nwcom.jp
菊地岳彦 Mobile:090-5413-2856 Email:takehiko@nwcom.jp
岡田直子 Mobile:090-8347-1548 Email:naoko@nwcom.jp
 
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