次の世代により良い未来を残すための国際開発目標策定を求めるアドボカシー・フォト・キャンペーン開始

国際協力NGOネットワーク「動く→動かす」は、グローバルな市民社会ネットワーク「action/2015」のキャンペーンの一環として、貧困・格差、不平等、気候変動のない世界を目指した写真を使った「アドボカシー・フォト」のキャンペーンを開始しました。

action/2015は、世界130カ国から1200以上の団体が参加している国際的な市民団体のネットワークです。その目的は、今年9月に国連総会で決まる国際開発目標で、日本にも関係する「ポスト2015年開発目標（ポスト2015）」をより良いものにすることと、12月の第21回気候変動枠組条約締約国会議（COP21）で決まる気候変動への取り組みが確実に温暖化問題解決につながるようなものにすることです。これを達成するために、社会的な意識と関心を高めるようキャンペーンを実施し、世界各国で政府への働きかけを行っています。日本ではアクション2015ジャパンの事務局を国際協力NGOネットワーク「動く→動かす」が務めています。

そしてこのたびこのキャンペーンの一環として、日本独自の「アドボカシー・フォト・キャンペーン」を開始いたしました。

アドボカシー・フォトとはこの写真のように、個人やグループで撮った写真とポスト2015や気候変動に関連する関心のある課題を入力し、合成して作る写真のことです。

 

これは、国際目標策定交渉に臨む日本政府に働きかけるため、「私」あるいは「私達」として写真を撮って市民の強い関心を表明するものです。フォトをウェブサイトに掲載することで市民の声と想いを可視化して発信し、より多くの市民の意識を高めて関心のある課題を集めます。集まった課題は、「動く→動かす」が集計し、今年何度か行われるポスト2015とCOP21の事前交渉の日程に合わせて市民の声として日本政府に届けます。

写真投稿は、一人でもグループでも、通常の写真でもスマホを使用した自分撮りでも構いません。時と場所を選ばず、関心のあることをウェブサイトから投稿してください。ウェブサイトには、ポスト2015に関連した課題に関する情報、協力キャンペーンやボランティアの情報なども掲載しています。キャンペーンは、COP21が開かれる12月まで実施予定です。

ポスト2015と気候変動への取り組みは、次の世代が暮らす地球と社会の方向性を左右します。そんな重要な国際的な合意が行われる2015年、あなたもぜひ自分の子どもや孫やその後の世代のことを考えながら、キャンペーンに参加してください。
http://www.ugokuugokasu.jp/action2015jp/


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