Netatmo(ネタトモ)社、3,000万ユーロを調達

2015年仏ベンチャーキャピタル市場IoT分野で最大の資金調達を完了

2015年11月5日フランス、パリ ― より良いライフスタイルを目指してスマートデバイスを応用した家電を開発するイノベーションカンパニー Netatmo(ネタトモ)社は、3,000万ユーロの資金調達を完了したことを発表しました。今回の資金調達は、電気及びデジタルの基盤構築に特化したグローバル企業Legrand (ルグラン)社、及び、従来からの株主Iris Capital (アイリス・キャピタル)社、Bpifrance(BPIフランス)社の「Programme d’Investissements d’Avenir(未来の投資プログラム)」で管理されているAmbition Numérique(アンビション・ニュメリーク)ファンド、並びにC4 Ventures (C4ベンチャーズ)社の創立者兼CEOのPascal Cagni(パスカル・カーニ)氏が主導しました。Fred Potter(フレッド・ポッター)を含むNetatmoの創立者は、引き続き大株主となります。
この資金調達は、2011年の創立以来、スマートホーム産業で開発を続けるNetatmo社の強力で急速な成長を支えるものとなります。
Netatmo社の創立者兼CEOのフレッド・ポッターは次のように述べています。「クオリティの高い製品により、フランス国内および国際市場において売り上げが伸び続けています。この素晴らしい業績は、アプローチの適性とチームの卓越した能力を証明するものです。この度、Legrand社を新たに株主として迎えたこと、また従来からの株主の皆様が、Netatmo社のブランドと製品への信頼を再び示してくださったことを誇りに思っております。今回の資金調達により、我が社は世界的成長を加速し、スマートホームのための高度で革新的なデバイスの開発を継続していきます。」

Legrand社の、Netatmo社への投資は、同社が「モノのインターネット(IoT)」の展開を加速化することにより、スマートビルディングという新興産業分野で、Legrand社を重要なプレーヤーとして位置付けるという同社の戦略に合致しています。この戦略は「Eliot[1]」プログラムによるものです。

Legrand社の会長兼CEOであるGilles Schnepp(ジル・シュネップ)氏は次のように述べています。「家庭用コネクテッドデバイスの分野でフランスのベンチマークであるNetatmo社が堅調な成長を継続するための資金を提供できることを大変誇らしく思っております。今回の資本提携は、事業用と一般家庭用において、相互運用性のある電気及びデジタルのインフラ製品の開発において将来的な両社のコラボレーションにつながる可能性があります。」

Netatmo社は、イノベーションの開発能力で定評があります。その製品は、欧州、米国及びアジアで販売されています。

現在市販されているスマートホーム製品:
- スマートフォン用ウェザーステーション:世界170か国で、屋内屋外の環境をモニターしています。
- スマートフォン用サーモスタット: フィリップ・スターク(Philippe Starck)が設計したもので、消費者は、家庭の空調を最適化しながら、光熱費用を平均37%[2]節減しています。(日本未発売)
- ウェルカム:スマートホームセキュリティカメラで、カメラに映った顔を認識し、ユーザーの電話に通知します。

Netatmo社の技術は、OEM企業にも販売しています

■Netatmo社について
仏Netatmo 社(創立 2011 年)は、より良いライフスタイルを目指してスマートデバイスを応用した家電を開発するイノベーションカンパニーです。内部構造、電子部品、ソフトウェアのすべてが注意深く設計され、最高の品質を求めて製品化された商品は、携帯やウェブアプリなどによってさまざまな機能を楽しむことができます。Netatmo社から最初に発表されたWeather Station(ウェザーステーション)は、屋内の空気の質や天気等を計測するデバイスです。2013 年 11 月には第二弾の製品として、フィリップ・ スタルク氏デザインによるThermostat が発売されました(日本未発売)。新製品Welcomeは2015年 CESにて発表されました。

・Legrand社について
Legrand社は、電気及びデジタル分野の構築基盤に特化したグローバル企業です。同社の包括的な商用、産業用、住宅用ソリューションは、世界の顧客のベンチマークです。全社員が関与する10年に及ぶCSR(企業の社会的責任)の経験から、Legrand社は、イノベーションにけん引され利益性と持続可能性のある戦略を追求し、使用時及び調達時の価値を強化する「Eliot*」のコネクテッド製品を含む新製品群を次々と生み出しています。Legrand社の2014年の売上は45億ユーロです。同社は、ユーロネクスト・パリ市場に上場されており、CAC40、FTSE4Good、MSCI World、Corporate Oekom Rating、並びにDJSI(ISINコードFR0010307819)の株式指標に含まれます。
www.legrand.com
 

 

 

 

 

*Eliotは、Legrand社が2015年から始動した、同社製品サービスにおけるモノのインターネットの展開を加速化するプログラムです。同グループのイノベーション戦略の結実であるEliotプログラムは、個人およびプロフェッショナルなユーザーの皆様に恒久的な便益を実現する、親密で相互運用性のあるソリューションの開発を企図するものです。http://www.legrand.com/EN/eliot-program_13238.html

・Iris Capital社について
Iris Capital社は、デジタルエコノミーに特化した欧州全域のベンチャーキャピタルのファンドマネージャーです。1986年発足以来、Iris Capital社のチームは、230以上の企業体に10億ユーロを上回る投資をしてきました。Iris Capital社は、その戦略を実現するために成長性のある資本投資を追求し、サービス企業または技術企業への投資機会に狙いを定めています。同社は、業界分野への特化の経験を活かし、投資ポートフォリオに含まれる企業を活発に支援しています。Iris Capital社は、パリ、ケルン、サンフランシスコ、モントリオール、リヤド、ドバイ、北京、及び東京に事務所を開設しています。2012年、Iris Capital社は、Orange and Publicis(オレンジ・アンド・パブリシス)社と戦略提携合意を締結し、同社のベンチャーキャピタル・イニシアチブを管理しています。
www.iriscapital.com

・Bpifrance社について
株式投資は、Bpifrance Investissement(BPIフランス・アンベスティスマン)が運用しています。フランス政府とCaisse des Dépôts(フランス預金供託公庫)の子会社であり起業家の信頼するパートナーでもあるBpifrance社は、事業のシード段階から株式公開まで、貸付、保証、株式投資を通じて、企業に資金提供しています。Bpifrance社はまた、Business France(ビジネス・フランス)とCoface(コファス)と提携し、イノベーション、輸出、国外成長のための事業運営サービスと強力なサポートも提供しています。Bpifrance社は、企業体の発展過程の主要な各段階で、地域特性に合わせたオファーを含め、広範な資金提供手段を実現しています。域内に42の事務所を開設し(意思決定の90%は自国内で)、BPIフランスは、経済競争力のための起業家に特化した戦略的ツールとなっています。Bpifrance社は、以下の3つのゴールを達成するためにフランス政府及び地域が主導するイニシアチブのバックアップとして活動しています:
• 中小企業の成長に貢献する
• 明日の競争力を備える
• 前進する起業家のコミュニティ構築に貢献する

Bpifrance社の存在により、企業体は、その資金調達、イノベーション、投資に関するニーズのすべてに応えることができる強力で高効率かつ親密な代弁者を得ました。
詳細はwww.bpifrance.fr を御覧ください。また、@bpifrance をフォローしてください。

・Ambition Numérique(アンビション・ニュメリーク・)ファンドについて
「アンビション・ニュメリーク・ファンド」は、デジタル分野のスタートアップ企業に特化した投資ファンドで、フランス政府が「Programme d’investissement d’avenir (未来への投資プログラム(FIP)」の一環として発足させ、フランス預金供託公庫(Caisse des Dépôts)が加盟し、BPIフランス・アンベスティスマンが管理しています。

 

当ファンドは、デジタルエコノミーのための新技術、応用、サービスを開発しているイノベーションと成長の可能性の高いスタートアップ企業への共同投資として機能しています。 詳細は、www.bpifrance.fr、及び、http://investissementsdavenir.bpifrance.fr/をご覧ください。

@bpifranceをツイッターでフォローしてください。

 

・「Programme d’investissement d’avenir (未来への投資プログラム(FIP)」 について

「未来への投資プログラム(FIP)」は、470億ユーロの資金拠出を受け、明日のフランスのための以下6つの主要戦略領域に、2010年より既に330億ユーロを投資しています:
- 高等教育と訓練
- 研究とその価値評価
- 産業近代化
- 持続可能な成長
- デジタルエコノミー
- 保健医療とバイオテクノロジー.
「未来への投資プログラム(FIP)」は、フランス総合投資委員会(Commissariat Général à l’Investissement , CGI)が主導しています。
http://investissementsdavenir.bpifrance.fr/

・C4 Ventures社について
C4 Ventures社は、欧州を拠点とする(シードあるいはシリーズAと言われる)初期スタートアップ企業及び、欧州市場への拡張を模索する後期スタートアップ企業への投資を行う新種のベンチャーキャピタル企業です。2000~2012年、アップル社欧州中東インドアフリカ副社長兼ゼネラルマネージャを務めたパスカル・カーニが創立者であるC4 Ventures社は、「ハードウェアの未来」と「商業の未来」への投資に注力しています。

事業運営の専門知識と共に資金援助を提供することにより、C4 Ventures社は、起業家が革新的な発想を現実化する過程を支援しています。詳細は、www.c4v.comを御覧ください。また、@c4ventures をツイッターでフォローしてください。


[1] このプログラムの一環として、ルグランは、コネクテッド製品群の数を2014年の20から2020年までに40に倍増、更に2014年時点で2億ユーロを 上回るコネクテッド製品の売上については、2020年まで年間平均成長率二桁維持という野心的な目標を立てています。

[2] 2014年11月から2015年3月の期間のNetatmoのサーモスタットのユーザー調査結果を、同期間のサーモスタットを使用しない、あるいはプログラムできないサーモスタット使用(一定温度に暖房)の場合と比較。
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