夫婦はお互いの「へそくり」には寛容?
平均金額約138万円の使い道は、”子供のため””家族のため”
家計管理に関する夫婦間の意識の違いについて、全国の20歳以上の既婚男女計500名(男性250名、
女性250名)を対象に、インターネットでアンケート調査を実施しました。
今回は、夫婦間で内緒のお金「へそくり」について調査を行いました。主な結果は以下のとおり
です。
【調査結果】
◆夫婦間での隠し事とも言える「へそくり」について、お互いどのように感じているのでしょうか。
妻は、夫が「へそくり」を”していないと思う”が”していると思う”の2倍以上という結果となっていま
す。一方、夫は、”わからない”という回答が比較的多いながらも、3割以上が妻に「へそくり」が”ある”
と感じているようです。
実態は、夫・妻ともに4割以上が「へそくり」をしているという結果が出ています。
◆夫または妻の「へそくり」が発覚したら?
もし相手に「へそくり」があったとしても”特に何も感じない”夫婦が三分の一以上と、最も多いという
結果となりました。”ずるい”といった否定的な意見は少なく、上位の意見を見ても、夫・妻ともに
「へそくり」に対しては寛容なようです。
◆では、実際、どれくらいの「へそくり」があるのでしょうか。
「へそくり」の平均金額は、夫が約135万円、妻が約141万円と、ほぼ同じ金額という結果でした。
しかし、家計管理方法の違いにより差が見受けられます。
お互いの給料全額を共同財布に入れる夫婦は、「へそくり」がないことが多く、平均金額も少ないという
傾向がうかがえます。お財布を共同にするという行為自体が、夫婦間で金銭面をオープンにしている
という表れなのでしょうか。
◆内緒で貯めた「へそくり」は何に使う予定なのでしょうか。
妻は”子供のため”、夫は”家族でのレジャー・旅行のため”が最も多く、「へそくり」のキーワードは
『家庭』が隠れているようです。
夫は”友人との交際費”が36%で2番目に多い回答となっていますが、妻では20%に満たない結果と
なっています。
◆平均140万円近くのお金はどのように管理されているのでしょうか。
3割超が「へそくり」を現在運用しており、さらに3割超が”今後検討したい”と考えているという
結果となりました。運用の検討対象商品として、妻は圧倒的に円定期預金と安定志向がうかがえます。
一方、夫は、株式や外貨預金など、リスク性商品へ目を向けているようです。
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