世界中のフリーランスデザイナーの実態を調査した“クラウドソーシング白書2013の第2弾”を発表 〜世界最前線のワークスタイルのリアルをお届け〜

国内最大級のデザイン特化型のクラウドソーシングサイト「designclue (デザインクルー)」を運営するCrevo株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:柴田 憲佑 以下「クレボ」)は、「クラウドソーシング白書2013」と題し、designclueに登録するフリーランサーを対象とした働き方や実態を調査いたしました。

designclue( http://www.designclue.co/ )を利用して働くデザイナーへのアンケート結果から、国籍と平均賃金との関係を中心にクラウドソーシングの活用実態をインフォグラフィックにまとめたものを発表いたします。

1.目的

国内のみならず世界中のフリーランサーの活動の様子を調査し、グローバルクラウドソーシングの実態について分析した。
第2弾では、実際にdesignclue(http://www.designclue.co/)に参加しているデザイナーへのアンケート結果を元にクラウドソーシングの利用動向についてリアルな実情をインフォグラフィックにまとめたものを発表する。

 

2.リサーチの概要

・調査方法:「designclue」登録デザイナーへのアンケート

・調査期間:2013年6月20日〜7月10日

・対象者:designclueデザイナー

・有効対象数:135名

・対象者属性:日本人11名(8%)、その他の国籍124名(92%)

 

 

3.結果

3-1.クラウドソーシングでの報酬

48%のデザイナーが5万円〜10万円の報酬をクラウドソーシングで得ていることがわかった。さらに、20万円以上も4%、10万円〜20万円を稼ぐデザイナーも16%いることがアンケートの結果からわかった。


▶インドネシアと日本における平均賃金とクラウドソーシングでの報酬の比較

インドネシアでの1ヶ月あたりのクラウドソーシングでの報酬は平均$836であり、これは平均賃金($239)の3.5倍にもなることがわかった。一方で、日本では、クラウドソーシングでの報酬が平均$1200であり、平均賃金($3306)の1/3程度であることがわかる。(※平均賃金::出所 ジェトロ・アジア経済研究所 http://www.ide.go.jp

 

3-2.ロゴデザイン制作にかかる時間

1つのロゴデザイン制作にかける時間は30分〜59分が43%と最も多く、長くても1時間〜2時間程度の時間を費やすことがわかった。
アンケートの回答から、国籍によってデザインの制作時間にそれほどの違いは見られなかった。

また、MA9(http://www.designclue.co/competitions/536)の平均提案数は、フィリピン10.5提案、日本4.5提案という結果であった。

ここから1つのコンテストに参加するデザイナーが制作に費やす時間は

フィリピン:7時間、日本:2.5時間と想定される。

デザイナーの国籍によって1つのコンテストに費やしている時間に大きな差があることが伺える。
提案数の多さが採用に直結する訳ではないが、クライアントの要望にいち早く反応し、修正案を迅速に提案することが採用のされやすさ(賞金獲得)に大きく影響していることもわかった。


3-3.登録しているクラウドソーシングのサイト数

63%のデザイナーが2つから4つのクラウドソーシングサービスを使い、オンライン上で仕事を得ていることがわかった。複数のクラウドソーシングサービスを使いそれぞれのサービスの特徴に合わせて仕事を受注していると考えられる。

 

3-4.オンライン上で仕事を受けている国

アメリカやオーストラリア、日本をはじめとする先進国からの仕事の件数が多いことがわかる。先進国から途上国にオンライン上で仕事が移動していることが伺える。(※複数回答あり)

 


4.総括
クラウドソーシングでの平均的な報酬が日本、アメリカなどの先進国を除く国では平均賃金を上回っていることがわかった。インドネシア、インドなどでは、平均賃金の10倍以上もの報酬を得ているフリーデザイナーもいた。報酬の点からも東南アジアのデザイナーが時間をかけ多くのデザインを制作する傾向にあることには納得がいく。クラウドソーシングで得られる報酬と平均賃金の関係がデザイナーの積極性や提案頻度に大きく影響を与えることが伺える結果となった。

日本におけるクラウドソーシングは副収入を得るための手段としての役割だが、海外では高収入を得ることが出来る仕事としてポジションを確立している。専門的なスキルを身に付けることで、生活を格段に充実させられていることが想像出来る。アンケート結果から、平均賃金の高い日本などの国ではクラウドソーシングで平均賃金以上の高収入を得ることは難しい傾向にあると考えられる。(高収入を得ているスキルの高いフリーランサーも出始めているようではある。)

クラウドソーシングの利用は、根付き始めたばかりである。今後、大企業などのクラウドソーシングの利用機会が増えることで、高単価な依頼も増えていくものだと考えられる。また、クラウドソーシングが既に根付いているアメリカ、オーストラリアでは、大企業が積極的にクラウドソーシングを活用し海外のリソースを使っている事例が多く見られる。低単価でクリエイティブな仕事をしており、さらにこういった利用機会は増えていくと考えられる。

次回は、【第3弾 海外デザイナーの声】として、実際にデザイナーに行ったインタビュー結果からクラウドソーシングがもたらした影響をリアルに発表いたします。

■designclueの概要

designclueは、世界60ヶ国のデザイナーに、日本語でデザインを依頼できるコンテスト・プラットフォームです。 ロゴ、名刺、チラシ/フライヤー、iOSアプリアイコンなどが約 15,000 円から発注することができます。 品質の高いデザインを安価で制作することができます。

URL:http://www.designclue.co
運営会社名:Crevo株式会社
代表者:代表取締役 柴田憲佑
住所:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-19-9 第一暁ビル7階
設立日:2012年6月5日
事業内容:デザイン専門のマッチングサイト「designclue」の運営
URL:https://crevo.jp/
ビジョン:世界と関わる経験を持つことで、海外に対する抵抗感を減らし、より身近に感じられることから、国際的に活躍する人材を創出するきっかけを生むことを目標としています。

【本件に関するお問い合わせ先】
info@designclue.co

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