大学生にとって大事なのは・・・「リア充」よりも、「フォト充」 !?

SNS時代を生きる大学生の新・行動モデルは、AIDMA から IGSASへ

公益社団法人 東京広告協会では、このたび、首都圏の大学生816名を対象とした「SNSを使った生活行動に関する調査」の結果をまとめました。
この調査は、東京広告協会が主催する「大学生意識調査プロジェクト FUTURE2015」が実施したもので、調査の企画・実施・分析など一連の作業をすべて大学生自らが行っています。調査結果は、まずSNSが大学生にとって世の中と広くつながるための「Social Networking Service」ではなく、身近な友人と狭く深くつながるための「Small Networking Service」になっていると分析し、携帯電話で撮影した写真を加工・投稿することで親交を深めたり、自らの生活の充実ぶりをアピールしている実態(「フォト充」志向)を明らかにしています。その上で、写真を軸とした大学生の新しい行動モデルを、従来の学説であるAIDMA(アイドマ ※)ではなく、IGSAS(イグサス)と命名しています。
① 大学生にとってのSNSは、「Social Small Networking Service」
~大学生にとってSNSは、狭く深くつながるためのメディア~

② 大学生の約4割が、「Instagram」を「最も大学生らしいSNS」と評価
~「LINE」「Twitter」を抜いて、最も高いスコアに~

③ 大学生の 「Instagram」利用者の約9割は、写真を加工して投稿
~平均4.7個のアプリを使い分け、加工を行う!~

④ 大学生にとってSNS上の写真は、生活の充実ぶりをアピールするツールに
~ 大学生が望む「SNS上のリア充な人」とは、「SNS上に頻繁にイベントや写真を載せる人」~

⑤ 大学生の行動モデルは「AIDMA(アイドマ)」から、写真が軸の「IGSAS(イグサス)」へ
~ I:イイね! → G:Grouping → S:Shoot&Share → A:Augment → S:Spread~

【その他のトピックス】
●友達とのつながり方の意識について聞いたところ、「多数の友達と浅く幅広くつながりたい」と回答した人が28.9%に対して、「少数の友達と狭く深くつながりたい」と回答した人が71.1%となりました(図表A)。
●最もよく使うSNSは「LINE」が68.6%と最も多く、2012年調査時から約34ポイント増加しました。その一方で、2012年調査時に最も高かった「Twitter」は22.3%と、約26ポイント低下しました(図表B)。
●スマートフォンに保存している写真の枚数は平均3,000枚で、女子の方が男子よりも多い傾向でした(図表C)。
●携帯やスマホで写真撮影をする際、「その場にいる友達の中で、交互に撮影して何枚も撮る」よりも「周りにいる人に、その場の友達全員が写るよう頼むことが多い」が66.4%で多い結果となりました(図表D)。
●「自撮り棒で写真を撮影したことがある」と回答した大学生は、41.5%でした(図表E)。

 

本レポートでは、さらに「大学生のSNSは、“Small Networking Service”へ ~身近な人と狭く・深くつながりたい大学生~」、「LINEは大学生にとっての“ライフライン”!? ~広さも、深さも、線引きも。人間関係の万能型SNS~」、「つぶやき減少、閲覧増加なう。 ~Twitterに窮屈さを感じ始めた大学生~」、「目指せ、インスタジェニック !!! ~写真加工で自分を演出する大学生~」「リア充よりも、「フォト充」な大学生。 ~写真の中の自分こそリアルな自分の大学生~」といった示唆を得ています。

今回、一部のデータとトピックスをご紹介させていただきましたが、これ以外にも様々なデータ、分析をしておりますので、ぜひご興味をもたれた方はご参照いただければと存じます。

【調査主体】
大学生意識調査プロジェクト(FUTURE 2015)
●このプロジェクトは首都圏の大学でマーケティングを学んでいる大学生によって結成され、1995年より続いているものです。(※FUTUREとは、Five Universities in Tokyo, Uni-REsearchの略です)
●本調査の企画・実施・分析など一連の作業は、すべて大学生自らが行いました。

【協賛・企画協力】
公益社団法人 東京広告協会
東京広告協会は上記プロジェクトからの要請を受け、調査実施にあたっての費用協賛や企画・技術指導などを全面的に支援しています。

【調査目的】
近年のスマートフォンの動向を見てみると、Apple社の最新OSであるiOS9では「写真」アプリに「セルフィー」というアルバムが追加されたり、iPhone6s/6s Plusではインカメラの画素数が大幅に改善されたりと、『自撮り』を代表とする、『写真』に対する注目度の高さがうかがえる。このように『写真』が注目されるようになった背景としては、SNSの存在が大きいと考えられ、更に、SNSに友人との写真をアップするという行動には人間関係に関する意識が隠れていると推測できる。このSNS時代真っ只中で大学生活を送る現在の大学生のSNS利用背景には様々な意識があるのではないだろうか。そこで、「写真」と「SNS」と「人間関係」の3つをキーワードとしてSNS時代の大学生の行動モデルを紐解いていきたいと思う。

【調査期間】
2015年7月14日~7月31日

【調査方法】
アンケート自記入法

【調査対象者】
首都圏の大学に在籍する大学生1~4年の男女

【調査対象大学】
青山学院大学、駒澤大学、上智大学、専修大学、千葉商科大学、日本大学

【サンプル数】
有効回収数1,016票(このうち816票を集計対象としました)
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