いつもありがとう作文コンクール「てんしのいもうと」が最優秀賞

新潟県柏崎市の小学1年生、松橋一太くん

 家族への感謝の気持ちをつづる第10回「いつもありがとう作文コンクール」(朝日学生新聞社主催、シナネングループ共催)の入賞作品が決まりました。最優秀賞には、「天使になった妹」への思いを書いた新潟県柏崎市の小学1年生、松橋一太(まつはし・いった)くんが選ばれ、表彰式が11月26日に行われました。
 朝日小学生新聞を発行する朝日学生新聞社では、全国の小学生を対象に、「いつもありがとう」作文コンクールを主催しています(シナネングループ共催、文部科学省、朝日新聞社後援)。このコンクールは、日ごろはなかなか面と向かって言えない家族への感謝の気持ちや、家族への思いを綴ってもらうことで、子どもたちの優しい気持ちを育み、健やかな成長を促すことを目的としています。

 応募総数3万9938点の中から最優秀賞、シナネン賞、ミライフ賞、朝日小学生新聞賞の特選4点をはじめ、優秀賞6点、入選14点、佳作20点、団体賞9校が決定し、表彰式を11月26日に東京・築地の浜離宮朝日小ホールで行いました。
 受賞作品からは、子どもたちの考え方や、やさしい気持ち、思いが伝わってきます。
 特選から入選までの24点は、朝日新聞東京本社2階コンコースギャラリーにて、12月8日(木)まで展示される予定です。
 「ジュニアコンクール.com」(http://www.junior-concours.com/)からも作品をご覧いただけます。

特選
【最優秀賞】松橋一太(1年・新潟県)
【シナネン賞】三宅礼華(3年・岡山県)
【ミライフ賞】植木舞旺(1年・茨城県)
【朝日小学生新聞賞】吉元美羽(5年・鹿児島県)

【最優秀賞全文】
てんしのいもうと
新潟県 1年 松橋一太

 ぼくには、てんしのいもうとがいます。
 よなか、ぼくは、おとうさんとびょういんのまちあいしつにすわっていました。となりにいるおとうさんは、すこしこわいかおをしています。いつも人でいっぱいのびょういんは、よなかになるとこんなにしずかなんだなあとおもいました。
 すこしたってから、めのまえのドアがあいて、くるまいすにのったおかあさんとかんごしさんがでてきました。
 ぼくがくるまいすをおすと、おかあさんはかなしそうに、はをくいしばったかおをして、ぼくのてをぎゅっとにぎりました。
 いえにつくころ、おそらはすこしあかるくなっていました。
 ぼくは一人っこなので、いもうとがうまれてくることがとてもたのしみでした。おかあさんのおなかにいもうとがきたときいてから、まいにち、ぬいぐるみでおむつがえのれんしゅうをしたり、いもうとのなまえをかんがえたりしてすごしました。
 ごはんをたべたり、おしゃべりしたりわらったり、こうえんであそんだり、テレビをみたり、いままで三人でしていたことを、これからは四人でするんだなあとおもっていました。
 でも、はるやすみのおわり、トイレでぐったりしながらないているおかあさんをみて、これからも三人なのかもしれないとおもいました。さみしくて、かなしかったけど、それをいったらおとうさんとおかあさんがこまるとおもっていえませんでした。
 ぽかぽかのあたたかいひ、ぼくたちは、ぜんこうじさんへいきました。いもうととバイバイするためです。はじめて四人でおでかけをしました。
 ぼくは、いもうとがてんごくであそべるように、おりがみでおもちゃをつくりました。
 「また、おかあさんのおなかにきてね。こんどはうまれてきて、いっしょにいろんなことしようね。」
と、てがみをかきました。
 ぼくは、てをあわせながら、ぼくのあたりまえのまいにちは、ありがとうのまいにちなんだとおもいました。
 おとうさんとおかあさんがいることも、わらうことも、たべることやはなすことも、ぜんぶありがとうなんだとおもいました。
 それをおしえてくれたのは、いもうとです。
 ぼくのいもうと、ありがとう。
 おとうさん、おかあさん、ありがとう。
 いきていること、ありがとう。
 ぼくには、てんしのいもうとがいます。
 だいじなだいじないもうとがいます。
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