人材紹介会社集合サイト『[en] 転職コンサルタント』~「ワークライフバランス」に関するアンケート調査報告~

エン・ジャパン

勤務先に、ワークライフバランスを求める声は多いものの
「企業の支援体制を感じられない」との声が約7割
 エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する、人材紹介会社集合サイト「[en]転職コンサルタント」(http://consultant.en-japan.com/)は、サイト利用者 734名を対象に「ワークライフバランス」に関して、アンケート調査を行いましたので、以下概要をご報告します。


 平成19年12月18日、総理大臣官邸において開かれた「官民トップ会議」において、「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」及び「仕事と生活の調和推進のための行動指針」が決定され、注目されるようになった「ワークライフバランス」。仕事と生活のバランスをとりながら、仕事上の責任と、仕事以外の生活でやりたいことを実現したいという思いに注目し、調査を実施しましたので、結果を公開致します。


■今の職場を「働きがい」で優先した人も、転職先では「働きやすさ」を優先の傾向

→現在の職場を「働きがい」で選んだ人は、「働きやすさ」で選んだという回答を上回り、全体の58%となりました。年代別で見ると、40代/50代の60%以上の人が「働きがい」を優先している一方で、20代/30代で「働きがい」を優先した声は約50%となり、10%近く回答にひらきがありました。年代別での仕事への価値観の違いが顕著となりました。また、転職先では「働きやすさ」を優先する回答が全体の54%となりました。


■転職先を検討する際、「ワークライフバランスを考慮する」声が、圧倒的支持を得て87%  
-「休日休暇」と「労働時間(残業時間)」を考慮するとの回答に集中

→転職先を検討する際、「ワークライフバランスを考慮する」という回答が87%の支持を得ました。考慮すると回答した人に、どんな点を考慮するか質問したところ、「休日休暇」(82%)と「労働時間(残業時間)」(78%)の2つの回答に集中した結果となりました。


■ワークライフバランス支援の取り組みをしていない会社、68% 

→現在の会社、もしくは、直前の会社でのワークライフバランスへの取り組みを尋ねたところ、最も多い回答が「取り組んでいない」の68%で、「取り組んでいる」という16%の回答を大きく上回りました。

     
■現在の労働時間 「長い」が50% 全体の平均労働時間 10.1時間
■帰宅後の自由時間 「やや不満」が32% 全体の平均自由時間 2.0時間

→全体の1日の平均労働時間は、「10.1時間」となりました。1年前の調査では、「9.9時間」だったため、労働時間の増加が伺えます。また労働時間に対し「ちょうどよい」と思っている人は全体の48%、「長い」と感じている人は、50%となりました。年代別の回答では、20代~40代までは「長い」という回答が50%を超えたものの、50代の「長い」という回答は44%となりました。ここでも、年代別の価値観の違いが見受けられました。また、帰宅後の1日の平均自由時間は、全体で「2.0時間」となりました。この自由時間に対し「やや不満」としている回答は、全体で32%、年代別で比較すると、50代が最も高く36%となり、30代は34%、40代は31%、20代は30%となりました。


【調査概要 「ワークライフバランス」について】

◆調査方法 インターネットによるアンケート調査  
◆調査対象 「[en]転職コンサルタント」 サイト利用者 734名
◆調査期間 2008年4月17日~2008年5月21日  
◆質問数 SA 9問  MA 1問

会社概要

エン・ジャパン株式会社

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URL
http://corp.en-japan.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー(35階)
電話番号
03-3342-4506
代表者名
鈴木孝二
上場
東証プライム
資本金
11億9499万円
設立
2000年01月