「教育のためのグローバル・パートナーシップと日本の役割について」議員勉強会のご案内
国連ミレニアム開発目標の達成期限である2015年まで残すところ、3年余りとなりましたが、6700万人の子どもが学校に通えず、約8億人の成人が非識字者で、78カ国で初等教育におけるジェンダー間の格差があります。
「教育のためのグローバル・パートナーシップ」(Global Partnership for Education、GPE)は、2002年に始まった教育分野のミレニアム開発目標達成のための国際イニシアチブです。GPEの理事長は、元ユニセフ事務局長のキャロル・ベラミー氏で、日本も理事国です。現在、アフガニスタン、カンボジア、ラオスを含む53カ国がGPEの対象国として財政・技術支援を受けています。
GPEによって、2010年までに30,000教室の建設、33万人の教員の研修、2億冊の教科書の配布、70万人の児童への学校給食が支援されました。このような成果をあげてきたにもかかわらず、保健分野の「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」と比べて、GPEの日本における認知度は低い現状にあります。GPE基金への拠出金についても、英国の3億5300万ドル、豪の2億7800万ドルと比べて、日本の拠出金は、わずか500万ドルです(2012年)。
このたび東京で開催される世界銀行・IMF年次総会の参加のため、GPEの広報責任者であるチャールズ・タップ氏が来日されます。そこで、タップ氏をお招きし、途上国の教育の課題、GPEの意義と成果、9月の国連総会で国連事務局長が発表された教育イニシアチブについてお話しいただく勉強会を阪口直人衆議院議員の協力により国会議員向けに開くことになりました。
日本の教育援助のあり方について議論を深めたいと思います。
■日時 2012年10月11日(木) 15:00-16:00
■会場 衆議院第2議員会館地下1階第2会議室
■発表者
・チャールズ・タップ氏(教育のためのグローバル・パートナーシップ広報官)
・三宅隆史氏(教育協力NGOネットワーク)
■通訳 船越美奈氏 (プラン・ジャパン)
■入館方法 14:40から14:55までの間に衆議院第二議員のセキュリティーチェックをすませて入館ゲート前まで起こしください。
「教育のためのグローバル・パートナーシップ勉強会」の紙を持ったボランティアから入館証をお受け取りください。
■問い合せ
教育協力NGOネットワーク(JNNE)事務局 三宅隆史 電話:03-5360-1245
■お申し込み
下記申込用紙にご記入いただき、FAX願います。
http://sva.or.jp/press/20121001pr.pdf
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