参加者50名!高知県主催ビジネスコンテストが注目を得る理由

「高知家ビジネスプランコンテスト・イノベーション部門『RYOMA』」がにわかに注目を集めている。背景には近年、行政と最新の事業開発手法を持つ企業が手を組み、ノウハウを地域に持ち込む形で、ローカルから生まれるスタートアップをサポートする流れがあることが起因する。

http://gob-ip.net/ryoma2016/

高知県が主催する「高知家ビジネスプランコンテスト・イノベーション部門『RYOMA』」がにわかに注目を集めている。
この取り組みは高知県とインキュベーション&コンサルティングカンパニーであるGOB Incubation Partnersがタッグを組み、“高知県のリソースを活用する”、または”高知県での展開可能性を模索する”ビジネスやプロジェクトを募集・育成するビジネスプランコンテストである。
既にプランの募集を開始しており、各地で行われる説明会への参加は計50名を超える。

 

高知県で行われた説明会の様子

背景には、近年、行政と最新の事業開発手法を持つ企業が手を組み、ノウハウを地域に持ち込む形で、ローカルから生まれるスタートアップをサポートする流れがあることが起因する。
例えば秋田県はハバタク(株)らなどと共同し、想いを起点に社会的インパクトを生み出す人と事業を、お米を育てるように丁寧に時間をかけて支援する「おこめつ部」を実施。(http://www.okometsubu.com/)
また福井市は(株)リ・パブリックなどと共に地域内外の創造的な人材が入り交じり、地域の魅力や価値を再編集し、可視化していく、「未来につなぐ　ふくい魅える化プロジェクト」を進めている。(http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000022193.html)
さらに高知県と(株)リクルートホールディングスは、高知県を舞台に地方創生をテーマとした新規事業開発プログラム「Recruit Ventures（リクルートベンチャーズ）」の実施を発表している。(http://www.recruit.jp/news_data/release/2016/0829_16888.html)

高齢化や人口減少といった課題は、都心部に比べ地方都市の方が深刻かつ進行が早く、各地方はそれらの打開策としてこのような取組みを実施している。
このような取組みが増える中、起業や新事業に取り組むビジネスパーソンは従来の事業立上げ方法に加え、行政と最新の事業開発手法を持つ企業が手を組み、ローカルから生まれるスタートアップをサポートする取組みへの参画検討を増加させている。
近年台頭するこの流れの最新事例と言えるビジネスプランコンテスト『RYOMA』は12月14日に最後の説明会が行われ、2017年1月6日（金）17時がエントリーの締切となる。

 

高知家ビジネスプランコンテスト「RYOMA」募集要項
高知県から生まれ、独自の視点で新しい世の中の在り方を切り開く、現代の坂本龍馬を全国より募集します。

 

【応募対象者】
起業または新事業の展開（第二創業を含む）を予定している個人及び団体（法人・非法人等、組織の形態は問いません。）で、実施予定場所が高知県内であるビジネスプラン、または、高知県に存在する物的・人的資源を活用するビジネスプランを有する方。(高知県内での事業所等の設置及び設置予定の有無は問いません)
【受付方法】
企画書を記入いただいた上で、下記ウェブサイトよりご応募下さい。
http://gob-ip.net/ryoma2016/
【受賞特典】
最優秀賞　  上限200万円　　優秀賞(2件) 上限50万円
受賞者には事業化に向けた賞金（補助金）を提供いたします。
受賞特典の提供条件は、事前に特設サイトでの募集要項をご確認ください。
【募集締切】
2017年1月6日（金）17時必着
【スケジュール】
2016年11月10日（木）からプランエントリー受付を開始。
2017年1月の書類選考・面談選考を経て、2017年2月25日（金）に本選考会を実施します。

受賞プランには、事業化に向けた賞金(補助金)の提供、さらにビジネスプランの実現に向けたサポートとして専門家の支援や高知県が実施している各種サポート制度への紹介・橋渡しなども行います。

【説明会】
本コンテストに関心をお持ちの方に向けて、0→1のビジネスアイデアを生み出すビジネスクリエイションワークショップ及びコンテストの説明会を兼ねた「RYOMA’s Night」を実施いたします。
12月14日(水) 19:00~22:00
説明会へのお申し込みはこちらから　http://gob-ip.net/ryoma2016/ryomanight/

【本件に関するお問合せ先】
株式会社GOB Incubation Partners 担当：滝本
メールアドレス：[e-mail]

【フライヤーのダウンロード】
http://prtimes.jp/a/?f=d15176-20161208-6742.pdf