法人向けのモビリティやIoTサービスをつなぐゲートウェイデバイス「flagle.pro」を開発
〜センサーから取得した情報を産業IoT向けSIMカードを通してIBM Bluemixで分析、他社アタッチメントデバイスと連携するなど、様々なIoTサービスの提供が可能に〜
IoTハードウェア開発などを行う、株式会社ハタプロ(本社:東京都港区、代表取締役:伊澤 諒太、以下 ハタプロ)は、株式会社IDOM(旧社名:株式会社ガリバーインターナショナル)のクルマ社会×イノベーションをテーマにした「Gulliver Accelerator」で最優秀賞を受賞した高齢者向けに運転習慣の注意喚起を促すIoTデバイス「flagle(フラグル)」の実証実験で培った技術を元に、テレマティクス保険や運送業の車両位置管理などに利用できる法人向けのモビリティやIoTサービスをつなぐゲートウェイデバイス「flagle.pro(フラグルプロ)」を開発しました。
【 flagle.pro とは】
「flagle.pro」は、産業IoT向けSIMカードを通して自動車などのモビリティやIoTサービスを自動的にリアルタイムでセンシングすることが可能なIoTのゲートウェイとなるデバイスです。
< 主な機能>
「1.リアルタイムフィードバック」
GPSや加速度センサーを活用し、ヒヤリハット分析、ライン通過検知、エリア侵入検知などを行い「flagle.pro」から現在の状況をリアルタイムに音声と光でお知らせします。
ドライバーの体調に異変があった場合は、指定した家族・主治医・センターなどに緊急通報します。
「2.ステータスチェック」
IBM社が提供する新しいクラウド・プラットフォーム「Bluemix」で分析し、日々の傾向を分析します。
また指定した連絡先に定期的に自動で傾向をお知らせします。
専用管理画面では、日々のログ閲覧やレポート表示が可能です。
観光施設や飲食店、ショッピング、遊園地などと連携したO2O型位置連動広告も行う準備を進めております。
さらに「flagle.pro」をゲートウェイとし、他社が開発したアタッチメントデバイスと連携することにも取り組みます。
これによりスマートフォンとBluetoothでペアリングしている機器などの管理を「flagle.pro」が行えることになり、スマートフォンを持たないユーザーへのアプローチや、常時スマートフォンでの設定をする必要がなくなります。
利用者の健康状態を管理する(睡眠時間や活動量)アタッチメントデバイスと連携すれば、運転中以外の利用ユーザーのデータが蓄積されることにより、同じ生活環境にある方との比較や総合的な見守りなどより精度の高いリスク回避や予防が可能になります。
【 flagle.pro 開発背景】
株式会社IDOM(旧社名:株式会社ガリバーインターナショナル)のクルマ社会×イノベーションをテーマにした「Gulliver Accelerator( http://221616.com/idom/accelerator/ )」で最優秀賞を受賞した高齢者向けに運転習慣の注意喚起を促すIoTデバイス「flagle」の実証実験で培った技術を元に、ご要望の多かったテレマティクス保険や運送業の車両位置管理などに利用できる法人向けの「flagle.pro」を開発しました。
近年、OBDポートを使用するデバイスに、ハッキングなどのセキュリティ問題があり、各自動車メーカーから安全上の懸念が指摘されております。
また国土交通省は、運行記録計での車両走行データの取得について、OBDポートからのデータを取得することは「推奨しない」ことで合意しており、OBDポートを使用するデバイスは、規制がかかる方向で話が進められております。
ハタプロの「flagle」シリーズは、OBDポートを使用しない、これからの時代に求められる多様性あるIoTデバイスとなっております。
更に、自動車に限らず、バイクや自転車、車椅子など、どのモビリティにも後付可能で、シェアリングサービスやレンタルサービスの管理にもご利用いただけます。
ハタプロは、「flagle」シリーズを通して、モビリティと社会の共存を目的に、新しい移動手段の開発や運転支援など総合的なサービスをご提供し、その分析から利用者に合わせた仕組みづくりをします。
■会社概要
株式会社ハタプロは、IoT/ビッグデータ時代に向けたハードウェアの開発と、人工知能(AI)による分析予測のソリューションを提供し、お客様やパートナ企業と共に新しい価値を創造します。
また、政府機関/工業技術研究院などと共同で、国際的な研究開発型の優れたハードウェアベンチャーの育成にも力を入れています。
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会社名 株式会社ハタプロ
所在地 東京都港区赤坂二丁目16-6
代表者 代表取締役CEO 伊澤 諒太
事業内容
・ロボット/車載機器/電子機器の企画/開発/販売
・ハードウェア受託
・ソフトウェア受託
・プロダクトデザイン受託
・テレビ/展示会等での装飾
・IT/モノづくり教育
・試作や製造に関するコンサルティング
・Webサイト開発
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■本件に関する報道関係者からのお問合せ先
株式会社ハタプロ
広報担当:宮路・大塚
電話:03-6277-7335
メールアドレス:info@hatapro.co.jp
HP:http://hatapro.co.jp
※記載された情報は、発表日現在のものです。仕様、サービス内容、お問い合わせ先などの内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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