箏パフォーマンス「TWO TREES FOR KOTO」開催

作曲：楊嘉輝（サムソン・ヤン）、箏演奏：LEO

箏が奏でる現代音楽至高の調べを、12月京丹後・間人で。

左：サムソン・ヤン、右：LEO

この度、あしたの畑の活動にかねてより参加している香港を拠点とするアーティスト・作曲家のサムソン・ヤンと箏奏者のLEOによるパフォーマンスを来る12月2日（土）に初披露します。

このパフォーマンスは、ヤンがLEOのために作曲した新譜であり、古典演奏から現代のテクノロジーを取り入れた箏の可能性を最大限に広げる活動を行なっているLEOに共感したヤンとヤンのアートに感銘を受けたLEOとの1日限りの共作です。

開催場所は、かつて奈良に都が定まるまで大陸との交流が盛んだったであろう港のひとつ、間人港の近く、来秋、あしたの畑のギャラリーとしてオープン予定の元絹織物工場、丗｜SEI 間人です。

10月7日より開催している企画展「ECHO」を締めくくる箏パフォーマンスと、冬の丹後にぜひお越しください。

箏パフォーマンス「TWO TREES FOR KOTO」

2023年12月2日（土）午後2時−3時

丗｜SEI 間人（京丹後市丹後町間人3329）

主催：NPO法人TOMORROW、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁

協力：NIPPON COLUMBIA CO.,LTD.

丗｜SEI 間人

箏の起源は、今から 2500 年前、春秋戦国時代の古代中国まで遡り、奈良時代（8 世紀）に唐代の中国から日本に伝わったとされている。神聖な楽器として祭祀で用いられ始め、宮廷音楽を通して 愛好されてきた箏は、かつては絹糸の弦で演奏されていました。今回のパフォーマンス会場となる 京丹後は、絹織物産業の日本最大の産地であり、舞台となるのは、近年まで機織り機が並んでいた 織物工房の建物。作曲に際し、ヤンは中国と日本における箏の成り立ちについて丹念なリサーチを重ね、 LEO が間人の地で演奏する箏曲を創作しました。

古代、海を通じて大陸との豊かな交流が繰り広げられた地で、日本と香港という二つの文化が再び 織りなす協和をぜひこの機会にお楽しみください。

チケット：一般 2,500円（高・大学生1,500円）

定員：35名

お申し込み：11月13日（月）午前10時よりオンラインにてチケット発売開始。

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/021fs9jyphd31.html

お問い合せ：ECHO事務局 TOMORROW（担当：岡本）/ E-mail: [e-mail]

CREATORS

サムソン・ヤン「Variations of 96 chords in space (Feat. William Lane)」2023年

楊嘉輝（サムソン・ヤン）

サウンド、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、様々な分野を横断し活動するアーティスト。2013年プリンストン大学で作曲の博士号を取得。第57回ベネチア・ビエンナーレに香港代表（2017年）。BMW Art Journey Award（2015年）、アルス・エレクトロニカ・サウンドアート＆デジタルミュージック部門準優勝（2019年）、第１回ウリ・シグ賞（2020年）。

https://www.thismusicisfalse.com

LEO「GRID ON ／／GRID OFF」公演2023年

LEO

9歳より箏を始める。くまもと全国邦楽コンクール史上最年少となる16歳で最優秀賞・文部科学大臣賞受賞。2021年藤倉大委嘱新作の箏協奏曲を世界初演。ブルーノート東京、サマーソニックなど箏奏者としては異例のステージにも登場している。出光音楽賞（2019年）、神奈川文化賞未来賞（2019年）、横浜文化賞文化・芸術奨励賞（2023年）受賞。

https://www.leokonno.com

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

展覧会WEB: https://echo-tomorrowfield.com

Instagram: https://www.instagram.com/tomorrow_field/

Facebook: https://www.facebook.com/tomorrowfield/

Twitter: https://twitter.com/TOMORROW_FIELD

□プレスリリース

https://prtimes.jp/a/?f=d102137-11-a49016540ff0eab107c83f6c4a5f7a19.pdf