高齢者の「とろみ剤」使用に関する調査結果を発表

ケアマネジャーの情報提供がカギ

高齢者は、加齢や疾患の後遺症などにより、飲み込みの力が低下していることが少なくありません。うまく飲み込みができないと、むせたり、誤嚥性肺炎を起こすおそれがあるため、嚥下障害のある高齢者の食事では、「とろみ剤」を使用して“とろみ”をつけることが勧められています。
介護関連メディア事業を手掛ける株式会社インターネットインフィニティー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:別宮 圭一)は、運営するウェブサイト「ケアマネジメント・オンライン」において、会員のケアマネジャーが担当している介護保険利用者(以下、「利用者」)の、とろみ剤使用の実態についてアンケート調査を行いました。
調査は4月9日~4月18日に行い、430名のケアマネジャーから有効回答が得られました。

 

■調査結果ポイント■
○ 7割のケアマネ、とろみ剤を使用している利用者は「1割未満」と回答
○ とろみ剤を使用するきっかけ、「医療従事者」もしくは「ケアマネ」の情報提供
○ 利用者はケアマネが勧めるとろみ剤を使う傾向
○ ケアマネがとろみ剤で重視することは、おいしさを損なわないこと
 

【調査概要】
期  間:2015年4月9日~2015年4月18日
方  法:インターネット調査
対  象:「ケアマネジメント・オンライン」の会員ケアマネジャー
回答数:430名

■調査結果詳細■
○ 7割のケアマネ、とろみ剤を使用している利用者は「1割未満」と回答
担当している利用者のなかで、継続的にとろみ剤を使用している人の割合を聞いたところ、307名(71.4%)のケアマネジャーは「1割未満」(「該当者なし」を含む)と答えました。「1割以上、3割未満」と答えたケアマネジャーは101名(23.5%)で、とろみ剤を使用している利用者割合はそれほど高くないことがわかりました。

○    とろみ剤を使用するきっかけ、「医療従事者」もしくは「ケアマネ」の情報提供
現在とろみ剤を使っている利用者が、とろみ剤を使うことになったきっかけは、「病院の医師」による情報提供と回答したケアマネジャーが157名(36.5%)で最も多く、次に多かったのは「病院の看護師」(155名、36.0%)でした。その後には「ケアマネジャー」(130名、30.2%)という回答も大差なく続き、医療従事者と同様、ケアマネジャーも積極的にとろみ剤を提案していることがわかりました。

○    利用者はケアマネが勧めるとろみ剤を使う傾向
現在利用者が使用している商品を聞いたところ、「トロメイク(明治)」(196名、45.6%)、「トロミアップエース(日清オイリオ)」(137名、31.9%)、「つるりんこQuickly (クリ二コ)」(135名、31.4%)が上位3位を占めました。
また、ケアマネジャーが利用者に対して、食品にとろみをつけることを勧めた際に提案したことのある商品をたずねたところ、まったく同じ商品が上位3位を占めました。この結果より、利用者の多くは、ケアマネジャーが勧めた商品を使っていることが示唆されました。

○    ケアマネがとろみ剤で重視することは、「おいしさを損なわないこと」
利用者に勧めるとろみ剤において、ケアマネジャーが最も重視していることをたずねたところ、「色・味・風味を変えずにとろみが付く事」と回答したケアマネジャーが131名(30.5%)で最も多い結果になりました。次に多かったのは「溶けやすくダマになりにくい事」(85名、19.8%)で、食品のおいしさを損なわないことが特に重視されているといえそうです。


詳しい調査結果は、「ケアマネジメント・オンライン」に掲載しております。
(URL:http://www.caremanagement.jp/  ※特集-介護アンケートのページを参照)
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