平成28年度「こころのチャレンジプロジェクト」を開催／シンクロナイズドスイミング・元オリンピック代表の青木愛さんが「ルールを守ることの大切さ」などを伝えました 

東京都とこころの東京革命協会は、7月5日（火）にシンクロナイズドスイミング元日本代表の青木愛さんを江戸川区立上小岩第二小学校に招き「こころのチャレンジプロジェクト」を開催しました。

▲青木愛さん

東京都とこころの東京革命協会は、次代を担う子供に対して、親と大人が責任を持って正義感や倫理観、思いやりの心を育み、人が生きていく上で当然の心得を伝えていく「こころの東京革命」を推進しています。この取組の一つとして、著名なアスリートが、スポーツを通じて学んだ大切なことを子供に伝える「こころのチャレンジプロジェクト」を実施しています。

今回は、江戸川区立上小岩第二小学校の児童400名、保護者・地域の方200名が参加し、青木さんとのトークショーやスポーツ体験を通じて「あいさつすることの大切さ」、「ルールを守ることの大切さ」などを伝え、保護者等に対しては子供への「しつけ」の意識を高めていただくよう訴えました。

 

小山信明校長、木村和弘課長代理（東京都担当者）の挨拶に続いて、児童・保護者から大きな拍手で迎
えられて青木愛さんが登場し、「あいさつすることの大切さ」や「ルールを守ることの大切さ」等につい
て体験談を踏まえてお話をいただきました。その中で、「親からのしつけで一番感謝していることは？」
という質問には、「一番近くで見守ってくれていて、オリンピック出場まで育ててくれたことです。」と
答え、児童・保護者とも真剣に聞き入っていました。

 

▲トークショーでは、「あいさつの大切さ」や「ルールを守ることの大切さ」等について
　体験談を踏まえてお話をいただきました。

 

▲児童たちからの質問コーナーでは、児童・保護者ともに真剣に聞き入っていました。

そして、スポーツ体験コーナーへ移り、青木さんによるシンクロ演技指導が行われました。
青木さんは、児童にシンクロ独特の手の動きについて、お手本を披露し、児童も一生懸命に演技に取り組んでいました。
その様子をみて青木さんも「よくできてました！」と声をかけていました。

▲青木さんによるスポーツ体験児童たちはシンクロ演技の基礎となるダンスに挑戦しました。

体験後には、今回の記念として青木さんから代表児童へ、えんぴつと消しゴムのセットが贈呈された
ほか、自分の目標を記入し、達成に向けて頑張るための「宣言カード」が配布され、頑張った児童に
後日、青木さんのメッセージ入り達成証が贈られることが発表されました。

その後、児童代表からのお礼と花束の贈呈のほか、参加した児童からは「あいさつソング」合唱・演奏
のプレゼントがありました。最後の挨拶で青木さんは「あいさつをすると、自分も気持ち良くなるし、相
手も気持ち良くなるので、これからもずっとあいさつすることの大切さを忘れないでください。」と
話しました。

▲集合写真

イベント終了後は、青木さんと保護者・地域の方との懇談会が開催され、保護者からの「ご自身が親に

なったとき、自分の経験を踏まえてわが子にしてあげたいことはありますか？」という質問には、
「あいさつや礼儀など当たり前のことができるように教えたい。大人になっても恥ずかしがらずに
大きな声であいさつができる子に育てたい。」とこたえました。また、「あいさつ、礼儀ができる子には
良いことが返ってくる」など、ご自身の経験をお話しされました。

▲イベント終了後は、青木さんと保護者・地域の方との懇談会が開催されました。

本年度の「こころのチャレンジプロジェクト」は、都内の小学校において25回の実施を予定しており、
今後も著名なアスリートに、本プロジェクトへの協力を依頼していきます。

平成28年度「こころのチャレンジプロジェクト」　開催概要

■名称： 平成28年度「こころのチャレンジプロジェクト」
■日時： 2016年7月5日（火）　午後1時00分　～　2時45分
■主催： 東京都／こころの東京革命協会
■会場： 江戸川区立上小岩第二小学校（江戸川区北小岩8-28-11）
■登壇者： 青木　愛さん（シンクロナイズドスイミング　元オリンピック代表）
小山　信明 校長
木村　和弘 課長代理（東京都青少年・治安対策本部）
川上　ひろみ 先生、新澤　和子 PTA会長
石神　みさ都 先生（司会）

こころのチャレンジプロジェクト　ホームページ
URL：http://kokorono-challenge.com/