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一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム
会社概要

東京のアートシーンを牽引する50の美術館・ギャラリーをつなぎ日本の現代アートの創造性と多様性を国内外に紹介する年に一度のイベント「アートウィーク東京」がいよいよ11月2日(木)より開幕!

一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム

アート市場の活性化を目指す新企画「買える」展覧会AWT FOCUSや気鋭の建築家が設計する空間で新世代のシェフのオリジナリティ溢れるフードやアーティストとコラボレーションしたカクテルを楽しめるAWT BAR、アートの基盤をつくる「ディスコース(対話や言論)」に触れる機会をより多くの人へ開くAWT TALKSなどアートウィーク東京展開の多彩なプログラムを通じ、誰もが気軽に東京のダイナミックなアートシーンやカルチャーを体験

一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォームは、世界最⾼峰のアートフェア「アートバーゼル」と提携し、⽇本の現代アートの創造性と多様性、またそのコミュニティを国内外に紹介する国際的なアートイベント「アートウィーク東京(略称:AWT)」 を、2023年11月2日(木)~5日(日)の4日間にわたって開催します。


アートウィーク東京では、東京の現代アートシーンを牽引する美術館やギャラリーなど都内に広がる50のアートスペースを結ぶ7つのルートを巡回する「AWT BUS」の運行、本年新たにスタートする「買える」展覧会こと「AWT FOCUS」、気鋭の建築家がデザインするアートな空間で新世代のシェフによるオリジナリティ溢れる料理やアーティストとのコラボレーションカクテルを楽しめる「AWT BAR」、アートの歴史や鑑賞体験への理解を深める「AWT TALKS」など多彩なプログラムを通じて、東京のアートエコシステムの成⻑を促進することを目指しています。


開幕に先駆け10月25日(水)には、アートウィーク東京のホテルパートナーであるオークラ東京にて記者発表会を実施しました。また10月30日(月)には、本年のアートウィーク東京のメインプログラムの1つである、大倉集古館を会場に開催する「買える」展覧会こと「AWT FOCUS」の内覧会を実施しました。


10月25日(水)

登壇者:蜷川敦子(アートウィーク東京共同創設者・ディレクター)

    保坂健二朗氏(AWT FOCUS アーティスティックディレクター/滋賀県立美術館ディレクター(館⻑))

    山田紗子氏(AWT BAR・AWT FOCUS 設計/建築家)
    石井真介氏(AWT BAR フードシェフ/Sincere オーナーシェフ)

    塩見有子氏(教育プロジェクトディレクター/NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]理事⻑)


アートウィーク東京ディレクターの蜷川敦子がソフトローンチから3回目の開催を迎えることができた喜びと感謝を述べ、アートウィーク東京のイベント概要を紹介しました。その後、本年のメインプログラム「AWT FOCUS」、「AWT BAR」、「AWT TALKS」を率いる保坂健二朗氏、山田紗子氏、石井真介氏、塩見有子氏の4名が、それぞれの携わった企画についてプレゼンテーションを実施し、本年のアートウィーク東京の見どころを語りました。


〈プレゼンテーション内容〉

保坂健二朗氏(AWT FOCUS アーティスティックディレクター/滋賀県立美術館ディレクター(館⻑))

大倉集古館をお借りして、すべての作品を「買える」展覧会AWT FOCUSの第1回のキュレーションを担当することになりました。大倉集古館は1917年に開館した現存する最古の私立美術館ですが、大倉さんという稀代のパトロンがいたからこその場所です。こういった場所で、新しい形のパトロネージを育てていく展覧会を開催できることを、キュレーターとして大変嬉しく思っています。展覧会には64作家105点、一番安価なもので30万円台、高価なもので1億円、総額7億円以上の販売価格の作品が展示され、美術史において重要な作品を、それぞれの出展ギャラリーを介して購入することができます。


展示は全体で12章構成になっており、たとえば「物質と非物質」のタイトルのもとに、黒田辰秋の鏡台と倉俣史朗のキャビネット、小林正人のペインティングを並べて、物質と非物資との間のバランス感覚と緊張関係をもとに作品を並べています。しかもそれが工芸、デザイン、ファインアートという3つの分野において行われているところが日本の、特に戦後美術を考える上で重要なのではないかと思いキュレーションさせていただきました。展覧会の目的としては2つあり、1つ目は各ギャラリーの協力のもと書やデザイン、ファインアート、写真などをフラットに選んで皆様に見ていただくという、公立の美術館では普段あまりできないようなことを実施したことです。もう1つは、アートフェアが非常に力を持つようになった昨今、美術館やキュレーターがどのようにアートシーンに関わっていくかが課題になっている状況で、作品を買うことで自分が美術史の形成に関わることができる、というセルフコンフィデンス(自分への確信や信頼)を持っていただけるような展覧会をつくることもキュレーターの役割なのではないか、そういうキュレーションを我々はしていくべきなのではないか、という気持ちも込めて企画させていただきました。


山田紗子氏(AWT BAR・AWT FOCUS 設計/建築家)
バーを設計するにあたって今まで行ったことのあるバーを思い浮かべたときに、カウンターテーブルやライティングなどがいくつか集まってできている、そしてその中にお客様やバーテンダーなど空間を構成するものがひしめき合っている状態を想像しました。普段建築をつくるときは壁や家具、天井などからつくりはじめるのですが、今回は空間を構成する「モノ」の輪郭線だけをそれぞれ取り出して、その線だけがひしめき合っているような空間をつくりたいと考えました。輪郭線だけなので先が見通せたり、隣の場所と連なって見えたり、ちょっと足を踏み出してみると違う場所に見えたりする、捉えられたり捉えられなかったり、また別な風に捉えたりする動きのある場所をつくりたいと思って今回の空間が実現しました。


石井真介氏(AWT BAR フードシェフ/Sincere オーナーシェフ)

今回のAWT BARの料理は、空間の特性を活かすためにフィンガーフードとして提供するという制限がありました。そこで、東京における現代アートの創造性と多様性を国内外に発信しているアートウィーク東京のように、料理においても世界に向けて日本を表現するために、日本の美しい自然から着想を受け、「森」、「海」、「山」の3カテゴリーにわけて考えました。私が専門とするフランス料理は食材の組み合わせや見た目を大切にしているため、これまでも常に「アート」を意識しながら料理をしてきました。しかし、現代アートと食はなかなか交わることがなかったため、今回のAWT BARのフードお話をいただけて私自身も本当に嬉しく、ぜひこの機会にアートと食の融合を楽しんでいただけたらと思います。


塩見有子氏(教育プロジェクトディレクター/NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]理事⻑)

教育プログラムはアートに関心のある様々な年代の方、そして海外の関心層に向けて多くのアクセスポイントをつくっています。まず「アートを語ろう」というテーマのもとシンポジウム、ラウンドテーブル、オンライントーク、これからのアートコレクターのためのスタートアップガイド、キッズ・ユース向けガイドツアー・ワークショップなどで構成し、重層的なプログラムづくりをしています。これらのプログラムを通して、国際的なアートシーンの中で日本の現代アートがより広く、深く認知されることを目指しています。またキッズ・ユース向けのツアーとワークショップや託児所を利用していただきながら、作品鑑賞の楽しみ方、あるいは複雑さを知ることで、また美術館に行ってみたいと思っていただけることを目指しています。


10月30日(月)

登壇者:蜷川敦子(アートウィーク東京共同創設者・ディレクター)

    保坂健二朗氏(AWT FOCUS アーティスティックディレクター/滋賀県立美術館ディレクター(館⻑))

    ヴィンチェンツォ・デ・ベリス氏(アートバーゼル フェア・展示プラットフォームディレクター)


新企画「買える」展覧会「AWT FOCUS」は、キュレーターが美術史的観点から選定した作品を通じて、日本近現代美術のキーワードを再考すると同時に、展示されるすべての作品はそれぞれの参加ギャラリーを介して購入できる企画です。初回となる本年度は、滋賀県立美術館ディレクター(館⻑)の保坂健二朗氏をアーティスティックディレクターとして迎え、日本の近現代美術を読み解くキーワードを 批評的かつ親しみやすい視点から再考する展覧会「平衡世界 日本のアート、戦後から今日まで」を開催します。本展覧会では、64名の作家をアーティスティックディレクターが設定するテーマに基づいて12の章で紹介。開催に先立ち、アートウィーク東京共同創設者・ディレクター蜷川 敦子、 AWT FOCUSアーティスティックディレクターを務める保坂健二朗氏、そしてアートウィーク東京と提携する世界最高峰のアートフェア「アートバーゼル」のフェア・展示プラットフォームディレクターヴィンチェンツォ・デ・ベリス氏が挨拶をし、本企画に期待することや意気込みを語りました。


〈登壇者ご挨拶〉

蜷川敦子(アートウィーク東京共同創設者・ディレクター)

アートウィーク東京は、2021年のコロナ禍にソフトローンチし、2022年度に本格的なローンチを迎え、今年3度目となる開催を迎えることができましました。3度目となる今年、アートウィーク東京に新たなプログラムAWT FOCUSが加わりました。展覧会というフォーマットで日本の美術史を紹介し、アートの価値をつくる背景を共有すると同時に、展示されている作品を購入することができるという、今までにないセールスプラットフォームです。記念すべき第1回をキュレーションしてくださったのは、滋賀県立美術館ディレクターの保坂健二朗さんです。東京国立近代美術館で20年にわたり、日本の美術史形成に携わってこられた保坂さんの歴史的手段を共有することで、コレクターもアートの歴史の形成に参加できるのだということを伝えていけたらと考えています。 AWT FOCUSの実現は文化庁、公益財団法人大倉文化財団、そして大倉集古館の皆様のご協力なしにはありえませんでした。この場を借りて御礼申し上げます。また、この新しい形のセールスプラットフォームを世界最高峰のアートフェアであるアートバーゼルの協力を得て開催できることを光栄に思います。


ヴィンチェンツォ・デ・ベリス氏(アートバーゼル フェア・展示プラットフォームディレクター)

⼀般社団法⼈コンテンポラリーアートプラットフォームが主催するこの特別なイベント、アートウィーク東京に3年間連続で協力できることを大変光栄に思っております。年々成長するこのイベントが日本の芸術文化における多くの才能を結集させ、注目の機会をつくることは大変素晴らしいことであり、特に今回のAWT FOCUSのように、日本が持つ豊かで長い芸術の伝統を継承することは大変意義深いことであると感じております。スケールアップしたアートウィーク東京の開催に尽力された運営チームの皆さん、そして今回初開催となるAWT FOCUSのアーティスティックディレクター保坂健⼆朗⽒に心より敬意を表します。そして文化庁の皆様からの継続的な支援に関しましても、アートバーゼルからも心からの感謝を申し上げます。


保坂健二朗(AWT FOCUS アーティスティックディレクター/滋賀県立美術館ディレクター(館⻑))

今回のAWT FOCUSでは、「平衡世界」をテーマに設定し、64作家による105点の作品を紹介しています。本展覧会で私が提示したのは、「物質と非物質」など2つの項目にある緊張関係を持ったバランスを探す、あるいは追い求めることが、日本の20世紀以降の美術を考えるキータームになるという仮説です。この仮説が正しいかどうかは、皆さんに検証いただきたいと思います。そしてこの展覧会のもう1つの特徴は、出展作すべてが「available」であるということです。「買える展覧会」という形式は前代未聞ですが、この言葉だけが独り歩きしないことを願っています。今回AWT FOCUSを開催する私たちが担っているのは、「買える展覧会」を通じてこれからコレクターになる方に、自身が歴史を形づくる一員になる可能性があるという認識を持ってもらうことです。 また、伊東忠太や谷口吉生といった20世紀を代表する建築家が関わった素晴らしい空間で日本の戦後のアートを見ていただけるという、非常に贅沢な展覧会となっています。ただその空間は近代以前の作品を展示するためにデザインされたもののため、今回は21世紀を代表していくであろう建築家の山田紗子さんに展示デザインをお願いしました。最後になりますが、特別協力をいただきました、公益財団法人大倉文化財団、大倉集古館様に心からの感謝を申し上げます。


<イベントの様子>

「AWT BAR」内観

「AWT BAR」で提供されるフード

画像左から:⼤巻伸嗣「真空のゆらぎ」、⼩林正⼈「この星のレモンカクテル」、三宅砂織「Nowhere in Blue」各1杯1,000円

AWT FOCUS「平衡世界 日本のアート、戦後から今日まで」


<イベント概要>

■名  称:アートウィーク東京 2023 記者発表会

■日  時:10月25日(水) 13:00~14:00

■開催場所:オークラ東京 プレステージタワー7階 メイプル

■登  壇:蜷川敦子(アートウィーク東京共同創設者・ディレクター)

      保坂健二朗氏(AWT FOCUS アーティスティックディレクター/滋賀県立美術館ディレクター(館⻑))

      山田紗子氏(AWT BAR・AWT FOCUS 設計/建築家)
      石井真介氏(AWT BAR フードシェフ/Sincere オーナーシェフ)

      塩見有子氏(教育プロジェクトディレクター/NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]理事⻑)


■名  称:AWT FOCUS「平衡世界 日本のアート、戦後から今日まで」メディア内覧会

■日  時:10月30日(月) 11:15~13:00

■開催場所:大倉集古館

■登  壇:蜷川敦子(アートウィーク東京共同創設者・ディレクター)

      保坂健二朗氏(AWT FOCUS アーティスティックディレクター/滋賀県立美術館ディレクター(館⻑))

      ヴィンチェンツォ・デ・ベリス氏(アートバーゼル フェア・展示プラットフォームディレクター)



<アートウィーク東京概要>

■名  称:アートウィーク東京 (欧文:Art Week Tokyo / 略称:AWT)

■会  期:2023年11月2日(木)‒5日(日)(4日間)10:00‒18:00

      VIPプレビュー日程:10月31日(火)、11月1日(水)(2日間)

      *会場やプログラムにより時間が異なる場合があります。

■会  場:都内50の美術館/インスティテューション/ギャラリー

      大倉集古館(AWT FOCUS)、AWT BAR、ほか各プログラム会場

■主  催:一般社団法人コンテンポラリーアートプラットフォーム

■提  携:アートバーゼル(Art Basel)

■特別協力:文化庁

■協  賛:オフィシャルパートナー SMBCグループ 、ホテルパートナー オークラ東京、

      ビバレッジパートナー ルイナール、サポーティングパートナー Artsy


アートウィーク東京オフィシャル素材:

https://x.gd/3j28K



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アート・カルチャー
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東京都港区イベント会場
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蜷川敦子
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