ヴァレオのエアインテークモジュールが 2013 Automotive News PACE アワードと PACEイノベーションパートナーシップアワードを受賞
ヴァレオが開発しフォルクスワーゲンの1.6TDIと2.0TDIの4気筒エンジンに搭載されている水冷インタークーラー内蔵のエアインテークモジュールが、2013年オートモーティブニュース PACE (Premier Automotive Suppliers' Contribution to Excellence)アワードを受賞しました。 ヴァレオのエアインテークモジュールはコンパクトで、燃費を向上させるとともに、エンジンのレスポンスとドライビングの楽しみを損なうことなくエンジンを小型化することができます。このエアインテークモジュールの技術はガソリンエンジンにもディーゼルエンジンにも対応しており、自動車メーカーが世界各地で厳しさを増す排ガス規制の要求達成のために貢献しています。
ヴァレオのコンパクトなエアインテークモジュールは、エアインテークマニュホールド内で冷却水(クーラント)を用いた非常に効率の高い熱交換器を使用しており、圧力低下によるロスを最低限に抑えるとともに、加速時のターボラグを短縮します。このモジュールは、スロットルボディと高圧排気再循環(EGR)バルブを搭載するだけではなく、追加部品を搭載するスペースとエンジンルーム内のレイアウトの柔軟性を提供します。
さらに、フォルクスワーゲンとヴァレオは、フォルクスワーゲンの1.6TDIと2.0TDIの4気筒モジュラーエンジンに搭載されている新型水冷インタークーラー(WCAC)の共同開発に関して2013年オートモーティブニュース PACE イノベーションパートナーシップアワードを受賞しました。「SiLLK (Saugrohr integrierter Ladeluftkühler)」と名付けられたフォルクスワーゲンの1.6TDIと2.0TDI4気筒モジュラーエンジンには、パワフルでコンパクトなヴァレオのエアインテークモジュールが搭載されており、エンジンの小型化と、グローバルな規制強化に対応するCO2およびNOxの排出削減に貢献しています。
ヴァレオサーマルシステムビジネスグループの社長であるアラン・マルムジは、「市場に画期的なイノベーションを送り出すには、OEM顧客とサプライヤーの強力なパートナーシップが不可欠です。この賞を受けたことは大変光栄です。これによって、私たちの大切なお客様とともに十年近く行ってきた過給空冷とエンジン冷却の開発が広く知られることになります」と語りました。
2013年4月15日に米・デトロイトのマックスM. フィッシャー・ミュージック・センターで開催された2013年オートモーティブニュース PACEアワードの授賞式で、ヴァレオはこれらの賞を受けました。オートモーティブニュース PACEアワードは、自動車業界に貢献する卓越したイノベーションや技術革新や業績をあげたサプライヤーに与えられる賞です。ヴァレオは、2005年に車線逸脱警告システム「LaneVue™」、2006年にマイクロハイブリッドシステムの「StARS」、2007年に死角検知センサーの「マルチ・ビーム・レーダー(MBR)」、2008年に駐車支援システム「Park4U®」、2012年に革新的なワイパーシステム「AquaBlade® 」で、同賞を受賞しています。
ヴァレオグループ
ヴァレオは、自動車部品、システムとモジュールの設計開発、生産、販売を専門とする独立系の企業グループであり、CO2 排出量の削減に積極的に取り組んでいます。世界屈指の自動車部品サプライヤーであるヴァレオは、29カ国に125カ所の工場、21カ所の研究センター、40カ所の開発センター、12カ所の物流センターを構え、約72,600人の従業員を擁しています。
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