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一般社団法人国際エデュテイメント協会
会社概要

児童生徒の情報活用能力を診断・育成するサービス 「ジョーカツ」第1弾実証プロジェクト効果レポートを公開。「基本操作」「問題解決・探究スキル」「情報モラル・セキュリティ」ともに向上

2024年度NEXT GIGAに向けて自治体向け第2弾無償実証参加自治体募集開始

国際エデュテイメント協会

全国の教育委員会や学校に向けたDX支援や英語・探究の教材開発、広報支援を行う一般社団法人国際エデュテイメント協会 (本社:東京都千代田区、代表理事:森 俊介、以下「当社」は、2023年度(2023年11月~2024年3月)小学生から中学生を対象とした情報活用能力を診断できるツール「ジョーカツ」を6地域に対して実証第1弾を実施し、実証参加者の情報活用能力の「基本操作」「問題解決・探究スキル」「情報モラル・セキュリティスキル」の変化についてのレポートを公開したことをお知らせします。また2024年度第2弾の実証プロジェクトの募集もあわせて開始します。

本プロジェクトの実施内容と成果

本プロジェクトは、国内6地域 (北海道札幌市、宮城県登米市、茨城県那珂市、長野県喬木村、大阪府守口市、大阪府泉南市)から約1,300名程度の児童生徒が参加し、2023年11月から2024年3月31日までの期間中、合計2度の情報活用能力(基本操作スキル、問題解決・探究スキル、情報モラル・セキュリティスキル)の診断を行い、診断結果をもとに改善計画や方針の見通しをたて、次回の診断を行う、というプロジェクトになりました。具体的には、児童生徒は朝礼の時間や学級活動の時間等で15分程度の診断を行います。また、診断結果をもとにレポートを作成し、当社と学校側で分析と今後の方針を明確にしました。

実際の「ジョーカツ」を実施中の様子

取り組みの結果、「基本操作スキル」が18%の向上、「問題解決・探究スキル」が12%の向上、「情報モラル・セキュリティスキル」が5%の向上が見られました。

また、問題解決・探究スキルをさらに細分化した項目についても、「課題の設定」が15%、「情報の収集」が12%、「整理・分析」が16%、「まとめ・表現」が16%、「振り返り・改善」が12%の向上が見られました。

そのほかにも本プロジェクトを通じて、担当する教員からは「自分がなんとなく思っていた感覚とデータはあっていた」や「こうして可視化されると何を強化すれば良いかがわかった」、「1回目の診断結果を踏まえて、自分が意識して授業をすることができた」などといった定性面での声が出ていました。

本プロジェクトを通して、情報活用能力の診断を実施することで、それぞれの項目が可視化されたことにより、児童生徒自身がどの部分を強化すれば良いかがわかり、また教員にとって今後の指導の方針や明確になった結果、全体的な情報活用能力の成長につながることがわかりました。

第1弾実証プロジェクト内容

  • 期間:2023年11月〜2024年3月

  • 対象学年:小学5年〜中学3年

  • 実施内容:

    • 2回にわたる情報活用能力診断サービス「ジョーカツ」の利用

      「ジョーカツ」診断結果をもとにした定量データ分析レポーティング

    • レポーティング内容の共有及び今後の方針アドバイス打ち合わせ

情報活用能力診断・育成サービス「ジョーカツ」とは?

「ジョーカツ」とは、小学生から中学生までの教育課程においてPCやタブレット、インターネット活用を軸とした情報活用能力を診断することができます。本診断は、文部科学省が提示する情報活用能力体系表例※6に基づき、情報活用能力における3つの大枠(①基本操作、②問題解決・探究スキル、③情報モラル・セキュリティ)で構成されています。全28問の質問に回答すると、回答内容に応じて診断結果及びキャラクターが表示されます。

<ジョーカツが提供するサービス内容>

  •   「ジョーカツ」の診断ツール提供 (基本操作・問題解決探究スキル・情報モラルセキュリティスキルの測定)

  •  クラス、学校、自治体単位での集合データレポーティングの作成

  • 情報活用能力の診断結果に応じた情報活用能力トレーニングガイドの提供

  • 学習者用ICT端末の有効活用に向けた提案・アドバイス

  • 情報活用能力診断結果に基づいた研修企画・実施 (オプション)

  • 貴自治体オリジナルの情報活用能力体系表の開発

<教員への提供価値>

学校・教員自身が情報活用能力を振り返り、学びの変革に向けた指導内容のアップデートや端末活用への更なる可能性の検討、見直しに繋がります。今後の学習者用端末の活用方針や学びの本質に向けた具体的な学びのサポートを実現します。

<児童生徒への提供価値>

児童生徒自身が診断結果を確認することができます。また、ジョーカツでは親しみのあるデザインやキャラクターによる診断結果を表示させることにより、楽しみながら主体的に質問に答えられるように工夫を凝らしています。

<教育委員会への提供価値>

学校毎の集合データから自治体全体での情報活用能力の現在地を把握することができます。レポーティングでは診断結果をグラフや表で定量的に示すため、経年や学期単位での情報活用能力の変化(能力の高低/ 強み・弱み)を把握できます。それらの結果に基づいて今後の指針の見通しや教員研修に活用することによって、教育DX推進や情報活用能力の向上を見込むことができます。

学校・教員自身が情報活用能力を振り返り、学びの変革に向けた端末活用への更なる可能性の検討、見直しに繋がります。今後の学習者用端末の活用方針や学びの本質に向けた具体的な学びのサポートを実現します。


実証プロジェクト結果詳細

<本実証プロジェクトにおける情報活用能力の総合評価(基本操作、問題解決・探究スキル、情報モラル・セキュリティスキル)>

1回目の診断に比べて「基本操作スキル」18%の向上、「問題解決・探究スキル」が12%向上、「情報モラル・セキュリティスキル」が5%向上

 <本実証プロジェクトにおける問題解決・探究スキルの各項目平均点の推移>

問題解決・探究スキルの各項目は、1回目の診断に比べて「課題の設定」が15%、「情報の収集」が12%、「整理・分析」が16%、「まとめ・表現」が16%、「振り返り・改善」が12%の向上

 

<学年別 基本操作スキル平均スコア>

いずれの学年も1回目に比べて2回目の診断の方がスコアの向上が見られる。また、発達段階によって、情報活用能力が高くなるという傾向は見られない。

 

<学年別 問題解決・探究スキル平均スコア>

基本操作スキルと同様の傾向が見られる。1回目に比べて、2回目のスコアが高い。また、発達段階に合わせて情報活用能力が高くなるという傾向は見られない。

 

<学年別 情報モラル・セキュリティスキル平均スコア>

情報モラル・セキュリティスキルについても同様の傾向が見られる。1回目に比べて、2回目のスコアが高い。また、発達段階に合わせて情報活用能力が高くなるという傾向は見られない。

 

<学年別 問題解決・探究スキルと情報活用能力の関係>

「自分の考えやまとめを表現する場」での端末活用を積極的に行っている学年ほど、情報活用能力における「問題解決・探究スキル」が高い傾向。

 

 

<学年別 問題解決・探究スキル「課題の設定」と情報活用能力の関係>

「自分の考えやまとめを表現する場」での端末活用を積極的に行っている学年ほど、情報活用能力における「課題の設定」スコアが高い傾向。

 

 

 

<学年別 問題解決・探究スキル「情報の収集」と情報活用能力の関係>

「自分の考えやまとめを表現する場」での端末活用を積極的に行っている学年ほど、情報活用能力における「情報の収集スキル」が高い傾向。

 

 

<学年別 問題解決・探究スキル「まとめ・表現」と情報活用能力の関係>

「自分の考えやまとめを表現する場」での端末活用を積極的に行っている学年ほど、情報活用能力における「まとめ・表現スキル」が高い傾向。

第2弾実証プロジェクト募集内容

【実証期間】2024年6月〜2025年3月 (予定)

【対象学年】小学5年〜中学3年

【人数】制限なし

【料金】無償 ※場合によっては補助金制度を活用する可能性があります。

【実施内容】

- 2~3回にわたる情報活用能力診断サービス「ジョーカツ」の活用

- 「ジョーカツ」診断結果をもとにした定量データ分析レポーティング

- レポーティング内容の共有及び今後の方針アドバイス打ち合わせ

※本実証に興味のある自治体の担当者は、以下の問い合わせ窓口(担当:大熊)までご連絡ください。

◾️問い合わせ先:https://www.iueo.or.jp/contact

今後の展望

本プロジェクトによって情報活用能力を診断するだけでなく、育成するきっかけになることがわかりました。2024年度は端末更新の採択時期やNEXT GIGAが議論されています。こうした背景において、当社は更なるICT端末の有効活用に向けた情報活用能力の育成を強化していきたいと考えています。第2弾の実証プロジェクトは、さらに規模を拡大し、検証を行っていきながら今後の教育DXへの貢献、令和の日本型学校教育への転換を目指していきたいと考えています。

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業種
教育・学習支援業
本社所在地
千代田区西神田3-8-5 ビル西神田3F
電話番号
03-6811-1547
代表者名
森俊介
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年06月
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